小 友 聡

(おとも さとし)
2015.11.23更新(印が主な更新個所です。)

著 書

井ノ川勝、越川弘英、小林よう子、辻中明子と共著、『イエスと共に歩む生活――はじめの一歩Q&A30』、日本基督教団出版局、2010。
この中の1「神とは何ですか。キリスト教ではどういう神を信じているのですか。」、14「聖書とは何でしょうか。また、旧約聖書と新約聖書は・・・」、15「聖書はどう読むべきでしょうか。・・・聖書には誤りはないのですか。」、17「・・・悔い改めとは何でしょうか。・・・・」19「戦争はなぜなくならないのですか。キリスト教は非戦の宗教ではないのですか。」、20「・・・多神教と一神教の違いについて・・・」を執筆。

訳 書

ワルター・ツィメリー(有働泰博、小関毅彦と共訳)、「伝道の書」『ATD旧約聖書註解(15)箴言・伝道の書』、ATD・NTD聖書註解刊行会、1991。
緒論、4〜5章、10:4〜12章を担当。
左近淑、「『ダビデ王位継承物語』の文学的構造の研究」『左近淑著作集 第1巻 学術論文集』、教文館、1992。
T.E.フレットハイム、『出エジプト記』(現代聖書注解)、日本基督教団出版局、1995。
ハンス・ヴィルヘルム・ヘルツベルク、「ヨシュア記」『ATD旧約聖書註解(5/2)ヨシュア記・士師記・ルツ記』、ATD・NTD聖書註解刊行会、2000。
C.L. シアウ、「万事が制御不能な時の神学」『日本語版インタープリテーション』63号(コヘレトの言葉)、ATD・NTD聖書註解刊行会、2002。
W.P.ブラウン、『コヘレトの言葉』(現代聖書注解)、日本基督教団出版局、2003。
C.B. シンクレア、『創世記』(現代聖書注解スタディ版)、日本基督教団出版局、2011。
W.ブルッゲマン(小友聡、左近豊監訳)、『旧約聖書神学用語辞典――響き合う信仰』、日本基督教団出版局、2015。

編集・監修

大野恵正、大島力、大住雄一、小友聡編、『果てなき探求 旧約聖書の深みへ――左近淑記念論文集』、教文館、2002。
平岡仁子、江本真理、厚谷欣一と共編、『テレビンの木陰で――旧約聖書の研究と実践−−大串元亮教授記念献呈論集』、教文館、2002。

論 文

東京神学大学神学会編、『神学』の論文

初登場:62号。(75号までchck済)
黙示思想と伝道の書――序論的考察62号、2000。
「福音を伝えるために主が私を派遣した」――イザヤ書61章における共同体再建の理念63号、2001。
最悪のシナリオを想定して――コヘレト11章1-6節をめぐる考察64号、2002。
イザヤ書における共同体思想とメシアニズム――「慰め」モチーフをめぐる考察66号、2004。
ホセア書1〜3章におけるパラドックス67号、2005。
コヘレトにおける「謎解き」――7章23-29節の解釈をめぐって第68号、2006。
「コヘレトの言葉」におけるパロディー第69号、2007。
「黙示」概念の根源をめぐる考察――旧約と新約をつなぐもの第70号、2008。
愛と法――旧約聖書のコンテキストにおいて第72号、2010。
コヘレトの時間認識と救済第74号、2012。
言葉は解釈されなければならない――旧約聖書成立の最終段階における「言葉の解釈」第75号、2013。

東京神学大学総合研究所、『紀要』の論文

『紀要』すべてcheck済。
『コヘレトの言葉』と知恵の倫理的世界観7号、2004。
神から問われるヨブ――われわれはヨブ記をどう読むか8号、2005。
旧約聖書における「神の像」――創世記1章26〜28節をめぐって9号、2006。
死すべき者の救済――コヘレトの「飲み食い」10号、2007。
聖餐をめぐる旧約学的根拠について――契約概念から聖餐問題について考える11号、2008。
コヘレト書の「ヘベル」(空)について12号、2009。
秘密は隠される――旧約知恵文学の思想的本質13号、2010。

その他の論文

コヘレトの思想的戦略――コヘレト3章1-17節 大野恵正、大島力、大住雄一、小友聡編、『果てなき探求 旧約聖書の深みへ――左近淑記念論文集』、教文館、2002。
黙示、預言、知恵――決定論をめぐって小友 聡、平岡仁子、江本真理、厚谷欣一編、『テレビンの木陰で――旧約聖書の研究と実践−−大串元亮教授記念献呈論集』、教文館、2002。
箴言池田裕、大島力、樋口進、山我哲雄監修、『新版 総説 旧約聖書』、日本基督教団出版局、2007。
コヘレトの言葉池田裕、大島力、樋口進、山我哲雄監修、『新版 総説 旧約聖書』、日本基督教団出版局、2007。
「契約」概念から聖餐問題を考える――聖餐をめぐる聖書神学的考察芳賀力編、『まことの聖餐を求めて』、教文館、2008。
黙示の起源は預言か知恵か日本聖書学研究所編、『聖書学論集』42号、リトン、2010。
コヘレト書3章1〜17節の翻訳をめぐって『聖書翻訳研究』No.33、日本聖書協会、2014。

事典項目

『新共同訳聖書事典』(木田献一、山内眞監修、、日本基督教団出版局、2004)の項目執筆。
「慰め」の項など
『キリスト教礼拝・礼拝学事典』(今橋朗、竹内謙太郎、越川弘英監修、日本基督教団出版局、2006)の項目執筆。
「礼拝の歴史」の項の「旧約聖書」の部分
『聖書学用語辞典』(樋口進、中野実監修、日本基督教団出版局、2008)の項目執筆。
執筆項目は、「アケダー」、「アリステアスの手紙」、「エッセネ派」、「エノク書」、「偽典」、「原因譚」、「原初史」、「洪水物語」、「タナク」、「民族表」、「レメクの歌」の11項目。

その他(目に留まったもの)

並木浩一『旧約聖書における文化と人間』の書評日本基督教学会編、『日本の神学』39号、2000。
教会学校と教会形成日本基督教団福音主義教会連合『教会学校教案』、2001.6(第269号)の巻頭言。
荒井源三郎牧師と荒井献先生『荒井献著作集月報』、10号、岩波書店、2002。
クリスチャン・メラー教授の講演「神の奥義の前で立ち止まる」をめぐって『季刊 教会』、49号、2002冬。
この時のために『東京神学大学報』No.227、2003.12.12。
21世紀の日本伝道を担う青年の集い 開会礼拝説教。
私たちの旧約聖書――CS教師として旧約を学ぶ日本基督教団福音主義教会連合『教会学校教案』2004.4(第304号)、2004.7(第307号)、2004.9(第309号)の特集。
二足のわらじを履く牧師にはなるな『本のひろば』、2004.5、財団法人キリスト教文書センター、2004。
Naoto KAMANO, "Cosmology and Character: Qoheleth's Pedagogy from a Rhetorical-Critical Perspective" (BZAW 312)の書評日本基督教学会編『日本の神学』43号、教文館、2004。
「」中道基夫責任編集、『イエスの誕生――アドヴェントからクリスマスへ』(教会暦による説教集、第1巻)、キリスト新聞社、2005。
信徒のための旧約用語基礎知識『日本基督教団福音主義教会連合』2006.6(第348号)〜2009.9(第387号)。
全40回。
安息日の意味を考える――時間を聖別し、創造の秩序を回復する『信徒の友』2006.11(第721号)。
聖餐について考える――旧約聖書学の立場から『日本基督教団福音主義教会連合』2007.12(第366号)。
ブリュッゲマン『古代イスラエルの礼拝』の書評『本のひろば』、2008.8、財団法人キリスト教文書センター、2008。
旧約聖書における信仰の継承『更新伝道』特別号、2008.10.30、更新伝道会。
第37回更新伝道会大会 主題講演U。Ex12から、礼拝こそ信仰継承の最も重要な場所であることを確認。
長窪専三『古代ユダヤ教事典』に関する池田裕との対談――実りある新たなユダヤ教理解のために『本のひろば』、2008.12、財団法人キリスト教文書センター、2008。
コヘレトをめぐる論考『共助』、基督教共助会出版部、2007(第57巻).7,8,9,12号、2008(第58巻).1,4,5,6号(全8回)。
ジェンソン(水野隆一訳)『現代聖書注解 雅歌』の書評『本のひろば』、2009.2、財団法人キリスト教文書センター、2009。
高橋三郎、月本昭男、『エロヒム歌集 詩篇第四二篇〜第七二篇講義』の書評『本のひろば』、2009.3、財団法人キリスト教文書センター、2009。
試練と摂理――創世記に学ぶ『東京神学大学報』No.254、2009.5.15。
公開夜間神学講座 春の研修会。
キリストと教会に仕える 「試練と摂理――私たちを導く主の御計画」『献身』22号、西日本教会青年同盟、2009.6。
2009.3の第11回春の献身修養会の講演要旨。
関根清三『旧約聖書と哲学』の書評日本基督教学会編、『日本の神学』48号、2009.8。
pdfファイルあり
キリスト教出版、キリスト教書店への提言(リレーエッセイB)『本のひろば』、2009.12、財団法人キリスト教文書センター、2009。
神からの贈り物『日本伝道会 会報』No.14、2009.12。
ルカ2:1〜12、ホセア3:1〜5の説教。
あなたのために場所がある『共助』第60巻1号、基督教共助会出版部、2010.1。
ヨハネ14:1-7の説教。
大塚野百合著『あなたは愛されています』の紹介『共助』第60巻2号、基督教共助会出版部、2010.2・3。
土岐健治『旧約聖書外典偽典概説』の書評『本のひろば』、2010.7、財団法人キリスト教文書センター、2010。
旧約聖書が教えるスチュワードシップとは――自然破壊の元凶はキリスト教?『信徒の友』、2010.7、日本基督教団出版局。
大野野百合、加藤常昭編『愛と自由のことば――一日一章』の書評『本のひろば』、2011.2、財団法人キリスト教文書センター、2011。
予型論をとおしての説教『福音と世界』、2011.3。
及川信『アブラハム物語 説教と黙想』(上・下)(教文館、2011)の書評『本のひろば』、2011.6、財団法人キリスト教文書センター、2011。
問うことから問われることへ説教黙想アレテイア特別増刊号『危機に聴くみ言葉――3月11日の後で教会は何を聴き、何を語るか』、日本基督教団出版局、2011.12。
ヨブ記38章1〜11節の説教黙想。
大震災の中で御言葉に聞く『東京神学大学学報』267号、2011.12.9。
試練と摂理並木浩一、荒井章三編、『旧約聖書を学ぶ人のために』、世界思想社、2012。
旧約聖書における「時」『福音と世界』、2012.4。
ワイブレイ(加藤久美子訳)『ニューセンチュリー聖書注解 コヘレトの言葉』の書評『本のひろば』、2013.9、財団法人キリスト教文書センター、2013。
F.W.ダブス=オルソップ(左近豊訳)『現代聖書注解 哀歌』の書評『本のひろば』、2013.9、財団法人キリスト教文書センター、2013。
現代において旧約聖書を「神の言葉」として読む『福音と世界』、2014.4、新教出版社。
説教 飼い葉桶の中に『共助』第64巻第8号、基督教共助会、2014.12。