朴 憲 郁

(ぱく ほんうく)
(2002.4.1〜教授)
2015.11.23更新(印が主な更新個所です。)

キリスト教教育と新約学の両方の分野があってたいへん。。。

『新約学研究』の各号の巻末に会員業績の一覧あり。

著 書

『朱基徹――偉大な勝利の殉教者』(少年少女信仰偉人伝57)、教会新報社、1983。
『パウロの生涯と神学』、教文館、2003。

訳 書

『ギリシャ語新約聖書釈義事典』(教文館)の第2巻(1994)、第3巻(1995)の翻訳者・閲読者。
U.ヴィルケンス(岩本修一と共訳)、『ローマ人への手紙(6-11章)』(EKK新約聖書註解Y/2)、教文館、1998。
R.ヘステネス(上田好春と共訳)、『グループで聖書を学ぶABC』、日本基督教団出版局、2014。

翻訳論文

ウルリッヒ・ヴィルケンス、「原始キリスト教史における啓示理解」W. パネンベルク編、『歴史としての啓示』、聖学院大学出版会、1994。
R.R.オスマー(T.J.ヘイスティングスと共訳)、「実践神学の新しいパラダイムと牧師養成」『神学』、59号、教文館、1997。

『聖書学論集』38号に、朴憲郁翻訳の論文か何かあったのを見かけたような?。

編集・監修

大澤秀夫、筧伸子、田中かおる、古谷正仁(朴憲郁、平野克己監修)、『10代と歩む洗礼・堅信への道』、日本基督教団出版局、2013。

論 文

東京神学大学神学会編、『神学』の論文

初登場:55号 (75号までcheck済)
教師イエスと共同体の形成――新約聖書における教育の一考察55号、1993。
今世紀キリスト教教育学の経緯と今日の動向――ドイツ神学の脈絡において56号、1994。
今日の「家族」に対するキリスト教教育学的一考察61号、1999。
告知としての聖書科授業――教育における伝道の可能性62号、2000。
「神の像」としての人間の形成の問題――宗教教育学的視点から67号、2005。
信仰と教育――歴史的・キリスト教教育学的一考察68号、2006。
日本プロテスタント伝道の一考察――アジア伝道の視点から71号、2011。
創造論における自然神学の再考――宗教教育的展開73号、2012。
歴史の中に働く神――個人史的視点から74号、2012。
説教における説話75号、2013。

東京神学大学総合研究所、『紀要』の論文

『紀要』すべてcheck済。『伝道と神学』2号までcheck済
モラル崩壊に直面する幼・少・青年への宗教倫理の教育2号、1999。
アジア・プロテスタント伝道史から見た日本伝道の展望3号、2000。
第10回日本伝道協議会特別講演。
洗礼・堅信を巡る教会教育――歴史的考察5号、2002。
「人間的業と信仰義認」――神学諸科解題的論考12号、2009。
キャンパス・ミニストリーと担い手13号、2010。
教団の信仰の一致を求めて13号、2010。

日本聖書学研究所編、『聖書学論集』の論文

「からだの甦り」と「アダム−キリスト論」――第一コリント15:42-49『聖書学論集』、25号、山本書店、1991、107-133頁。
パウロにおける信仰義認と終末時の裁き『聖書学論集』30号、リトン、1997、125-142頁。
パウロの「諸民族」伝道の諸相『聖書学論集』32号、リトン、1999、1-28頁。
第一コリント書7章における〈非婚の優位〉の問題『聖書学論集』41号(『経験としての聖書――大貫隆教授献呈論文集』)、リトン、2009。
ヘブル書12章4-11節の<主のパイデイア>概念について日本聖書学研究所編、『聖書学論集』46号、リトン、2014。

日本新約学会、『新約学研究』の論文等

第一コリント10:16-17における聖餐論と教会論のσωμαの概念をめぐって『新約学研究』、17号、1989。
礼拝共同体におけるκεφαληの問題――Tコリント11:3-12について『新約学研究』、18号、1990。
民族愛の問題――ローマ書9章1〜5節の釈義的考察『新約学研究』、30号、2002。
論評 松永晋一著『体の救い――コリント書を中心にして』日本新約学会『新約学研究』No.30、2002、pp.58-62。
論評 伊吹雄著『パウロによる愛の賛歌――Tコリント13章について』日本新約学会『新約学研究』No.40、2012。

日本キリスト教教育学会の学会誌

日本キリスト教教育学会のサイトに学会誌の目次あり。

その他の論文

パウロにとってのイエス百瀬文晃編、『イエス・キリストの再発見――信仰の理解を深めるために』、中央出版社、1994。
原始教会と宗教事情日本ルーテル神学大学教職神学セミナー編、『「神々」の時代を問う――キリスト教と新々宗教』、キリスト教視聴覚センター、1994。
パウロによる「キリストの体」としての教会理解百瀬文晃編、『教会 その本質と課題を学ぶ』、サンパウロ、1995。
パウロの人間論――ローマの信徒への手紙七章を中心に『罪と恵み』、サンパウロ、1996。
パウロ研究木幡藤子、青野太潮編、『現代聖書講座第2巻 聖書学の方法と諸問題』の第六章、日本基督教団出版局、1996。
多宗教社会におけるキリスト教教育学の課題倉松功、近藤勝彦編、『福音の神学と文化の神学――佐藤敏夫先生献呈論文集』、教文館、1997。
パウロによる「復活」の人間論的意義山岡三治、井上英治編、『復活信仰の理解を求めて――いのちの福音』、サンパウロ、1997。
日本の学校と教会におけるメディア教育について日本キリスト教教育学会編、『キリスト教教育論集』、1998。
「神の像」としての人間理解に基づく教育的展開組織神学研究会編『ユルゲン・モルトマン研究』(組織神学研究 第1号)、聖学院大学出版会、1998。
パウロの説く「霊の人」百瀬文晃、佐久間勤編、『キリスト教の神学と霊性――今日どのように信仰を生きるか』、サンパウロ、1999。
今日の「象徴」教授法――ティリッヒの「宗教的象徴」を手がかりに組織神学研究所編、『パウル・ティリッヒ研究』、聖学院大学出版会、1999。
教会における児童礼拝とその説教山口隆康、芳賀力編、『説教と言葉――新しい時代の教会と説教−−加藤常昭先生献呈論文集』、教文館、1999。
ティリッヒにおける伝道論組織神学研究所編、『パウル・ティリッヒ研究2』、聖学院大学出版会、2000。
パウロの異邦人への宣教佐久間勤編、『癒しの福音――今キリストが語りかけるもの』、サンパウロ、2000。
教会で育む子どもの信仰福音主義教会連合『教会学校教案』279,281,284,286,289号、2002.4,5,8,10,2003.1。
新約聖書と民族主義 イスラエルの問題青山学院大学総合研究所編、『民族主義とキリスト教』、新教出版社、2003。
信仰継承の意味と諸相『季刊 教会』No.59(2005夏号)、日本基督教団改革長老教会協議会、2005。
〈神の像〉としての人間の形成古屋安雄、倉松功、近藤勝彦、阿久戸光晴編、『歴史と神学――大木英夫教授喜寿記念献呈論文集 下巻』、聖学院大学出版会、2006。
神学教育におけるキリスト教教育NCC教育部歴史編纂委員会編、『教会教育の歩み――日曜学校から始まるキリスト教教育史』、教文館、2007。
宗教・道徳の教育と神学的省察青山学院大学総合研究所キリスト教文化研究部編、『モラル教育の再構築を目指して――モラルの危機とキリスト教』(青山学院大学総合研究所叢書)、教文館、2008。
パウロにおけるサクラメント理解――洗礼と聖餐芳賀力編、『まことの聖餐を求めて』、教文館、2008。

事典項目

『聖書学用語辞典』(樋口進、中野実監修、日本基督教団出版局、2008)の項目執筆。
執筆項目は、「アダム・キリスト論」、「旧約引用(新約における)」、「<キリストの体>教会論」、「贖罪」の4項目。
『キリスト教教育事典』(今橋朗、奥田和弘監修、荒井仁、古谷正仁編集、日本基督教団出版局、2010)の項目執筆。
執筆項目は、「宗教改革」、「聖書」、「律法」の3項目。

その他(たまたま目についたもの)

コリント人への第二の手紙・釈義『聖書と教会』、1990.10-1991.9。
死の影のかなたに東京神学大学教授会編『献身の喜び』、東京神学大学募集委員会、1996。
小樋井滋『バルト神学と宗教教育』の書評日本基督教学会編『日本の神学』36号、教文館、1997。
二十一世紀とパウロの終末論的希望上智大学神学会神学ダイジェスト編集委員会編『神学ダイジェスト』No.92(2002年夏)の巻頭言。
松永晋一『からだの救い――第一コリント書を中心にして』の書評日本基督教学会編『日本の神学』41号、教文館、2002。
キリストと教会に仕える――教理的、聖書的理解とそれに基づく実践『教会青年』77号、全国教会青年同盟、2004.11。
2004.8の青年修養会の講演要旨。
教会における信仰継承の意味とその諸相『東京神学大学学報』No.233、2005.3.11。
全学修養会講演。
『日本の説教U-12 北森嘉蔵』(日本基督教団出版局、2006)の解説
教会学校は何を目指すのか日本基督教団福音主義教会連合『教会学校教案』、2006.11(第335号)の巻頭言。
狭き門、広き門!『東京神学大学報』No.242の別紙?、2006.12.8。
東京神学大学リレーエッセイ2。
「国を愛する」とはどういうことなのか 朴憲郁氏にきく『信徒の友』、2007.5(第727号)。
キリストと教会に仕える――人に仕えて生きる『献身』17号、西日本教会青年同盟、2007.7。
2007.3の第9回春の献身修養会の講演要旨。
石田学、渡辺正男との鼎談、「礼拝共同体の信仰――世代を超え、神の家族として」『礼拝と音楽』No.134、2007夏号の座談会。
NCC教育部100周年記念シンポジウム載録「世代を超えた交わりと、人づくりの源泉を見つめて」『福音と世界』2007.10。
『伝道者パウロの生涯からのメッセージ』、日本FEBC、CD9枚組全26話、約10時間(2007.10〜2008.3月放送分)、7400円。
全26話のタイトルは、FEBCのページ参照
『パウロの捉えた福音と私たちの生』、キリスト新聞2008.7.12。
日本カトリック教会が「聖パウロ生誕2000年」を記念して開催した「パウロ年公開講座」での講話をまとめたもの。
神の赦しに根ざして、私たちの赦しが行われる『信徒の友』、2009.1(747号)。
「主の祈り」の「我らの罪をもゆるしたまえ」の解説。
使徒パウロの使信から聞き分ける上智大学神学会神学ダイジェスト編集委員会編『神学ダイジェスト』106号(2009年夏号)の巻頭言。
キャンパス・ミニストリーと担い手『東京神学大学報』No.255、2009.7.10。
キリスト教学校伝道協議会 発題。
主の霊によって生きる『東京神学大学報』No.262、2010.12.10。
公開夜間神学講座・夏期研修会主題講演。救済の霊が同時に、教会・人間・自然・社会に関わる新創造の霊であることを聖書に即して気づくことを提言。同じ号に、第12回日本伝道を担う青年の集い・開会礼拝宗教講話「主イエスに従う素晴らしい生」あり。
川島重成『ロマ書講義』(教文館、2010)の書評『本のひろば』635号、2011.1。
教会教育学の諸相『東京神学大学報』No.269、2012.5.11。
聖書科授業の宗教教育学的考察『東京神学大学学報』275号、2013.7.12。
キリスト教学校伝道協議会特別講演。
平野克己との対談、「キリストに連なる喜びを子どもたちに!」『本のひろば』665号、2013.6月号。
『10代と歩む 洗礼・堅信への道』刊行記念対談。
王艾明(松谷曄介訳)『王道』(新教出版社、2012)の書評『本のひろば』669号、2013.10。
河合裕志『イエスの言葉100選』(日本基督教団出版局、2013)の書評『本のひろば』669号、2013.10。
道徳論――キリスト教教育的視点から『東京神学大学学報』280号、2014.6.11。
キリスト教学校伝道協議会 シンポジウム発題。