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 ハマダイコンの帯化
  彩り野菜


2007/11/15
追記 2008/11/29
           

毎年、秋の彼岸のころに真っ赤な花を咲かせるヒガンバナ、
気が付かないうちに花が咲き出しびっくりする。


それまで、何も見えなかったところに、
いきなり三角帽子のようなものがまず出てきて、
そこから花茎が伸びだし、あれよあれよという間に三角帽子の中から真っ赤な花が出て来る。


1本の花茎が伸びてくると、その先に散形状(散形花序)に花が付くが、その数はいくつ付くのだろうか?
数えてみた。
でも、開花中は花と花が込み合っていて、よく見えない。
そこで枯れ始めのころの花を数えてみた。


花5個?     本当に花が5個なのだろうか?→のところが気になる。
6個になるべきところが、
発育の途中で駄目になってしまったのだろうか?きれいな5角形ではあるのだが。
他に5個のものを探したが、殆ど見つからなかった。

花6個   きれいな6角形のものや やや形が崩れた6角形のものなどいろいろ。
全体として6個のものが一番多いようだ。
これら6個はみな平面上にきちんと乗っている。

花7個     間隔がほぼ等しくて同じ平面上に乗っているものや、
6個が1平面状で真ん中のあいた部分に1個だけが乗っているものなど色々ある。
7個のものは数は少ないが、特に珍しいということでは無いようだ。

花8個    さすがに8個になると、1平面上には乗り切れない。
押し出されたものは2個や3個が真ん中に乗ることになる。

花9個     9個もあることは意外だった。
当然それぞれ1個の花の大きさは小さくなる。
平面上に並ぶものより真ん中に陣取ったものの方が花柄も長かったり、太かったりしている。

断言はできないが、古い株、つまり、鱗茎(球根)が大きいほど、花の数が多く咲いているようだ。

このあと、10個のものをずいぶん探したが、まだ見つかってはいない。
3の倍数ということで、9個までで終わりなのだろうか?
来年 また 探してみたい。





                                                                            追記 2008/11/29   
2008年秋、ヒガンバナの季節になった。
また 花の数調べをした。

問題点を整理すると次の2つである。

・1本の花茎に花が何個付くか
・それらの花は花床(?)にどのように配列されて乗っているのか


7個 8個
6個は外側の一平面上に、あと1個は真中に。 6個は外側の一平面上に2個は真中に。
9個
8個が一平面上に、中に1個、でも真ん中ではない。外側が6個とは限らないようだ。
10個
○の部分に注目!!  1本の果柄が他より太い、それが上の方で3本に分かれて3個の花をつけている。
この太い1本は外側のリング上についている。
残りの7個は中の方に2個、5個は外側に。太いものと合わせて6個が外側にあるようにも見られる。
11個
8個が外側に並んでいるようにも見える。後の残りはどうなっているのか?
特に太くて長い果柄のものが2個、細くて長いものが1個。
全体として、どう説明したらよいのだろうか?
12個
丸印に注目!!!  特に太いわけではない果柄が上の方で、4個の花をつけている。
残りの8個の付き方はどう解釈したらよいのだろう。
花茎が太いのが目立つ。12個もの花を支えているためか?
同じ12個でもこちらは12個がみな独立している。配列はどうなのか?規則性はどうなのか?
目立つのは花茎の太さである。
13個
上の2つの画像は同じものを角度を変えて撮ったもの。花茎が太い。
13個のうち12個は同じように、生育している。
こうなってくると、外側も内側もなく花床(?)全体から出ているようだ。



今年のヒガンバナの花の数調べでは、花数は13個まで見つけることができたが
それらが花床(?)の上にどのように配置されているのかは
肉眼では分からなかった。
花茎からの維管束がどのように分かれて行くのかを解明しなければ、正しい結論は出ない。
でも素人の私にはそれはできない。
あくまでもルーペで観察した結果だけに終わってしまうことになるがしかたがないだろう。

これからも、数の多いものや、変わった咲き方をしているものを見つけていきたい。




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