笑い話   ザゼンソウの集い  1人は静か、6人では

2007/01/01


ツルマメは大豆の原種だと言われている。
そのツルマメを「食べた」という話を聞き 私も食べてみようと思った。



夏の暑い頃、小さな蝶形の淡い赤紫色の花を咲かせているマメ科のつる性の植物。
分布は日本全国というから道端や野原などどこに行っても見られる。
ダイズ属の1年草である。
花の小さいのに似合わず、3小葉は大きくて細長い。
その花が秋には 毛がもじゃもじゃと生えた豆果となり、しかも実付きが良いのでいやが応にも目に付くようになる。

そのままにしておけば、豆果は茶黒色になって中から乾燥した豆(種子)が出てくる。
でも「枝豆」として食べるのは、豆(種子)が硬くならないうち つまりさや(豆果)がまだ緑色のうちである。



暑い頃から、「ツルマメの枝豆」がたくさん収穫できるところはないかと探していたが、良いところが見つかった。
でも 途中で「雑草だから」と抜き取られるかも知れない。
そうならないように願いながら時期を待った。

食べごろになるのを見るために、何度かそこを訪れてツルマメが無事であることを確認していた。


いよいよ収穫の時が来た。

毛がもじゃもじゃと生えている豆果をもぎ取って、ゆでた。

さやを割ると中には2〜3個の豆が入っていた。
1つのさやを割っては中の2〜3個の豆を取り出しつまんで食べた。
でも豆が小さすぎる。
何とか噛むことはできたが全く味が分からない。
そこでまずたくさんのさやから豆を取り出し、小皿に入れた。
それからスプーンにたくさん載せて口に入れよく噛んで食べた。


美味しいとまではいかないがダイズの枝豆のような味がした。
食べてみて 良い体験ができたと納得した。

同じようなマメ科のつる性の雑草はたくさんある。
その中で、花が黄色で大きいが分布はツルマメほど広くないものにアズキ属のヤブヅルアズキというのがある。
小豆はこれを改良したものと言われる。
そのヤブヅルアズキの豆をご飯に入れて食べたという話を聞いた。
私も食べてみたい。
でも ツルマメほどたくさんどこにでもあるというものではないので、豆を集めるのがたいへんだろうな。




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