ミニ観察  つる植物を追いかけて  被子植物「つる植物の状態」分類表


つる植物 A

T、茎自体が巻き付く  、右手親指方向巻き

2009/02/01
追記  2009/04/15  2009/05/01  2010/03/01  2011/07/01 
2011/10/01  2012/09/15

種名五十音の順に並べています。

現在 ここに記載しているものは

 カナムグラ ・  カラハナソウ   ・ クマヤナギ・ スイカズラ・  チョウセンゴミシ  ・ヒメドコロ   ・フジ ・ヘクソカズラ ・ホソバノツルリンドウ




2012/09/15

カナムグラ (クワ科 カラハナソウ属)


カナムグラは1年草のつる草であるが、
繁殖力が強くどこまでも伸びて行き、
うっそうと茂る。
雌雄異株。
茎自体が絡んでよじ登る。
右手親指方向巻き(→)
                  2012/08/16
絡みあって、どこが元の茎なのか分からないが
葉の奥の方を見ると
右手親指方向巻きであることが分かった。
(→)


2012/09/15

百人一首から

「ヤエムグラ 茂れる宿のさびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり」  恵慶法師
この歌の「ヤエムグラ(アカネ科ヤエムグラ属)」は「カナムグラ」であろうと言われている。
理由は「ヤエムグラは秋には枯れてしまい見られないはずだ」と言う。なるほど。



2009/02/01
追記 2010/03/01

カラハナソウ (クワ科、カラハナソウ属)

ビールのホップの仲間として知られているカラハナソウ。

これは植物園に植えられているものを撮ったけれど
自生のものもこれに近い状態で、発育旺盛な姿を
している。  10月東京都で。
つるは右手親指方向巻き。



カラハナソウの葉柄には鋭いとげがある。
カラハナソウは雌雄異株。これは雌花。08/10/04 カラハナソウには茎や葉柄にとげがあり、
そのとげによって、よじ登って行く、という説が
あるが、どちらのとげも、身体を支えるほど強い
ものとは思えない。
もう少し観察を続けたいと思う。



  被子植物「つる植物の状態」分類表




2009/02/01
追記 2010/03/01

クマヤナギ  (クロウメモドキ科、クマヤナギ属)


右手親指方向にどこまででも巻き付きながら登って行く。
 長野県  2008/10/26
太い木に絡んでも
右手親指方向巻き。
  2月東京都で。
あたりまえなことだけれども
細い木に絡んでも同じ。
 2月東京都で。


クマヤナギのつぼみ。
花序は大きな円錐花序。  6月東京都で。
果実。
前年の果実が緑色のまま越冬し、
春から真っ赤に色づいてくる。
この頃、つぼみが出てくる。
この画像は雪国のため、生育が遅れている。
   7月長野県で。
果実と花。同時に見られる。
たくさん咲いていた花も果実になるのは
ぐんと少なくなる。
果実の色は赤から黒に変わり、落果する。
  6月東京都で。



2012/09/15

スイカズラ (スイカズラ科スイカズラ属)  別名 キンギンカ、耐冬 


右手親指方向巻き
半落葉つる性の木本、葉は冬でも枯れない。
木本であるから、元の茎は毎年少しずつ太り、
上記のように太くなる。
          2012年6月
スイカズラは山道でも道端でも海岸でも、どこでも見られる。

この画像は海岸の強風が常に吹くような所に生えていた。
画面の右や左にイソギクの葉が見える。神奈川県城ケ島で。



2012/09/15

「薬湯」のこと

以前、「八王子の薬草」(指田 豊著、かたくら書店)という本を読んだ。その中に「薬湯」に付いて書いてある。

もともと、私はいろいろな植物を煎じてその液をお風呂に入れては楽しんでいた。
薬効などあまり考えず、人が良いと言っているものを余暇がある時に煎じていた。
「八王子の薬草」にスイカズラの茎葉がよいと書いて有った。スイカズラとは今まで考えたこともなかった。
それまで試したことがないものだったので、早速山から採って来た。
その時は冬で枯れ木の中から常緑のスイカズラを探すのは簡単だった。この時スイカズラは常緑であることをしっかり覚えた。
鍋で煎じると茶褐色の煮汁が出てきたので、それをお風呂に入れた。
緑の葉から茶褐色の汁、それはタンニンが含まれているためで、そのタンニンはアセモや湿疹によく効くそうである。
その時は冬で、アセモはできていなかったが、「薬湯」に入ったようで温まった気分に浸った。
「スイカズラの茎葉を干した生薬名は「忍冬(にんとう)」で皮膚を引き締める作用と殺菌作用がある」とこの本に書いてある。




2010/03/01

追記 2011/10/01

チョウセンゴミシ (マツブサ科マツブサ属)(モクレン科マツブサ属)


右手親指方向に巻いてよじ登って行く。 横方向によじ登る場合でも右手親指方向は
変わらない。
右手親指方向に絡む。


こんなにきれいな果実が林縁の登山道に次々に
現れる。

果実の色は緑〜黄色〜赤〜黒と変化する。

この果実を民間薬用の果実酒にする。
韓国の済州島では盛んに作って売り出している。
とかくつる植物はきらわれ者。

登山道を整備するのに、道の両側に刈り込みを
入れたらしく、この見事な果実も根元から刈り取られ
茎・枝・葉は枯れてしまい、
真っ赤な果実だけが残された。
群馬県 8月20日
果実。果序ではない。
この1房が1個の花から
できた果実である。
1個の花には
雌しべがたくさんあり、
花托が伸びてそこに果実が
つくのだそうだ。
全部が成熟するとは限らない。


  被子植物「つる植物の状態」分類表



2011/07/01 

ヒメドコロ  (ヤマノイモ科 ヤマノイモ属)




  被子植物「つるの状態」分類表




フジ (ノダフジ) (マメ科、フジ属)

 2009/05/01

フジ(ノダフジ) 右手親指方向巻き
神奈川県、 自生のものだそうだ。
2009/04/09
公園や民家の庭でフジ棚などに使われている。 割れた果実。
2枚に割れた果皮が両巻きに
ねじれているのが面白い。




2008/10/9
民家の塀にからんでいたフジ。 秋だというのにまだ蔓が伸びて雨どいに
からみついて這い上がっている。
右手親指方向巻き。
果実がぶら下がっている。
よく見ると、1本の花序軸に果実は1個、大きな
果実だから、花はたくさん咲いても
果実になれたのは1個だけなのだろう。



ヘクソカズラ (サオトメバナ) (アカネ科、ヘクソカズラ属)

  2009/04/15

ヘクソカズラ 右手親指方向巻き
2008/09/17
ヘクソカズラの果実 2008/09/17



2011/07/01 

ホソバノツルリンドウ  (リンドウ科 ツルリンドウ属)  



この「ホソバツルリンドウ」については、このホームページの「絶滅危惧の植物に出会う」にも載せてあるので、ごらんください。

zetumetukigu-no-shokubutuni-deau.html





この先工事中 しばらくお待ちください。





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