LEI KAPALILI カウアイ島紀行
モキハナ フェスティバル


眼下に拡がる青い海の中に、島影が見えてきました。 ホノルル空港を飛び立って
約20分、ガーデンアイランドと親しまれているカウアイ島はもうすぐです。
飛行機を降りてすぐは、ムッとする暑さを感じますが、しばらくすると南国の風がとても
心地よくなります。 カウアイ島はガーデンと言われる様に南太平洋やジュラシックパークのロケ地としても有名でハワイ諸島で最も古い島です。リフェ空港でハプニングです
ホノルルで預けたスーツケースが出てきません。係りの人に聞いてみると、大したこと
でも無さそうに書類を作ると、後でホテルに届けるからと当たり前の様に言われました。信じるしかないので、レンタカーを借りて予定の行動をスタートしました。 まずは楽器屋さん(バウンテンミュージック)へ直行です。
慣れない左ハンドル、右側走行で、楽器屋さんを探すのに一苦労、やっとたどり着いて、キーボードとギターを借りてウクレレを一本買って(全くの衝動買い)ホテルへ向いました。約30分程でポイプ海岸のシェラトン・カウアイに到着、チェックインの手続きを終えたところで、玄関に見覚えのあるスーツケースが2個到着しました。なにはともあれ一安心です。ホテルのガイドさんも笑顔でGoodのサインを送ってくれました。ホテルの部屋に入り、カーテンを開けると思わず感嘆の声が出るほどの美しい景色が飛び込んできました。しばしベランダに出て海を眺め、風を感じ、太陽のぬくもりをもらって南国モードにギヤをチェンジしました。
早速皆と近くのポイプショッピングビレッジで落ち合い打合せをしました。当初21日に
リハーサルがあると聞いていましたが、22日からとなり、今日の予定はなくなりました
モキハナフェスティバルは22日・23日・24日の3日間、ここシェラトン・カウアイと更に西へ30分程の町ケカハで行われます。 22日はカヒコの部で、我々の出番は23日と24日と決まりました。ホテルからポイプショッピングビレッジまでは、キアフナ・プランテーションガーデンの中を通り抜けて、歩いて10分ほどで行く事が出来ます。
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ガーデンには様々な南国の花々が色鮮やかに咲いています。写真を撮ったり手で触れて香りを嗅いだりとのんびりとハワイ時間に浸ることが出来ます。今夜のディナーは ここプランテーションガーデン内のレストランでシーフード料理のラウラウをいただく事に しました。 |
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22日カウアイ二日目の朝食はホテル内のレストラン、”シェルズ”で海を見ながら朝日の輝く中でのバイキングです。皆、普段では考えられない位の料理をお皿一杯に二つも三つもたいらげていました。10時から2時間程練習をして、午後はリフェ空港近くのククイ・グロウブ・センターへ買い物に繰り出しました。このショッピングエリアにはシアーズやメーシーズの大型店からその他色々なお店が並んでいて、大勢の人々で賑わっていました。更にヤシ林の中のショッピングセンターとして紹介されている、ココナッツ・マーケット・プレイスへ足を伸ばしてクタクタになって帰ってきました。
シェラトン・カウアイ人が集まり始めます。海に沈む夕日を観に来る人達です。特にカップルが多く、手をつなぎ肩を寄せ合って水平線にゆっくりと降りてきて、少しずつ海に沈んでゆく太陽をうっとりと眺めています。夕日が有名ですが、ここも勝るとも劣らない美しさで楽しませてもらいました
23日、いよいよ本番です。朝9時から練習、11時からリハーサルをしました。カフラオ・ハワイの皆は早くからこちらに来ているので、かなり気合の入ったピリピリムードで念入りにッチェックをしていました。6時開始で集合しましたが例によって始まる気配さえありません。6時半を過ぎた頃、正装に身をつつんだ王様と称する人が数名のお付の人に先導されて到着しスタートしました。舞台の前には10名程の審査員が並び、その後ろに王様、その周りを囲む様に大勢の観客が会場を埋めていました。ここでまたまたハプニングです。こちらのフラフラコンペのバックバンドは使用の楽器はアコースティックがルールでレイ・カパリリの様にデジタル楽器を使う事が事前に了解を得ていたはずなのに現場のPAさんや審査員の皆様に伝わっていませんでした。我々もPAさんも大慌て、何とか審査員の了解を取り演奏はOKになりましたが、ぶっつけ本番で果して音が出るのかが心配でした。案の定我々がコールされてからキーボードとベースのアンプをセットしいようとすると電源がありません。担当のPAさんは、必死になって電源を確保したり、キーボードのラインを繋いだりと懸命にやってくれました。その間15分位でしょうか、一時はどうなるかと思いましたが、ケイキのエキジビジョン曲”プア・オレナ”から始める事が出来ました。次の曲は”ナニ カウアイ”で、ジャパン モキハナフェスティバルのワヒネの部、優勝曲です。この日の為に一生懸命練習した事が思い出されたのか先生の歌声が微かに震えていました。それを感じ取った生徒さん達は涙を浮べながら見事に踊り終えました。会場からは歓喜の声と大きな拍手が起きました。すると中央の席の王様がすっくと立ち上がり拍手を始めました。同時に会場でもスタンディングオ
ベーションで拍手が鳴り止みません。それで又生徒さん達は感激の涙、皆とてもうれしそうに喜びを表していました。3曲めは、3組のご夫婦に依る”ワイキキ メドレー”です。流石に息の合った踊りで無事にパフォーマンスしました。こうして二日目のコンペは幕を閉じました。
フェスティバル3日目はポイプから西へ車で30分程のワイメア渓谷への上り口のケカハと言う所で行われました。会場は地元の人々の集会場”Neighbothhood
Cennter/Pvillion"で海に面したとても素晴らしいところです。海に向いて舞台が設置され、夕日をバックに演奏なんて最高のシチュエイションにワクワクデス。フェスティバルのグッズやアロハシャツ・Tシャツその他様々なものを売っている売店や食べ物、飲み物の屋台が出て、けっこうお洒落をした人達が繰り出して、とても楽しんでいました。4時から”Ho'olaulea"が始まりバンドの演奏やフラが行われました。我々も参加し、日本でのワヒネソロの優勝曲”ナニ ラウ"ァイ”を大海原をバックに気持ち良さそうに踊って大きな拍手を受けました。
太陽の沈みかけた6時、三日目のコンペのスタート時間に成りましたが、相変わらずののんびりムードで、一向に始まりません。7時近くになり漸く審査員が席につきスタートしました。
ところが3曲が終わり4曲目に入った途端に会場のライトが消えて真っ暗闇になってしまいました。発電機が故障したらしく、隣の人がやっと見える位で、日本からの応援の人達は、もうびっくりです。これでもカウアイの人達は、別に驚いた様子も見せず、おとなしく再開を待っていました。スタッフは大急ぎで、今まで売店だった集会場の前をかたずけ、舞台を造り約1時間後に再開しました。その後は順調にプログラムは進行して、日本のミセスの部優勝のReikoさんの”ワイアレアレ”Mrモキハナジャパン、Watanabeさんの”ルマハイ”を無事に演奏する事が出来ました。
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停電による遅れもあって、終わったのは10時を廻ってしまいました。それから表彰式が行われ11時過ぎに全日程が終了しました。カフラオ・ハワイも4曲が入賞しチームには、王様の選ぶ特別賞を授与されました。疲れた様子は見えますが、きっと達成した喜びが心を埋めているのでしょう、皆とても爽やかな笑顔をしていました。
こうして4日間のカウアイ・モキハナフェスティバルは幕を閉じ、我々のチャレンジも終わりました。日本人として本場のミュージシャンに混じって、彼らの音楽を演奏する、夢としての望みは充分に達せられましたが、一見何気なくパフォーマンスしている彼らの歌やフラには、民族の心の声が表現されていて、長年ハワイアンを歌い、アロハスプリットも解り、かなり彼らに近ずけたと思っていた事は、ものの見事に打ち砕かれました。それでもとても貴重な経験をさせて頂き、やり遂げた満足感は充分に心を満たしてくれました。とても心地よい疲労につつまれて帰途につきました。
Aloha Kauai and Mahalo