ご希望の完全にそうCOBOLコンパイラは現状存在していませんが、近いものは
製品化されています。
まず、動詞を含めて日本語対応したCOBOLは10年以上前に富士通から
国語COBOLとして出荷されています。文字通り
もし A = B かつ C = D または C = E の時 MOVE A TO Fといった、構文をサポートしたCOBOLでした。
また、以下の文章
------本文を引用します。------
一番の問題は「顧客が妊娠経験有り」「顧客の性別が女でなく」「顧客の年齢が1
6歳未満」
をどうコンパイラーに解釈させるかです。
顧客(KOKYAKU)の属性にの様な用語定義のデータベースを持ち、ここから組み立てられないでしょうか。
妊娠経験(NINSHIN-KEIKEN) 0:有り 1:無し 性別(SEIBETSU) 1:男 2:女 年齢(AGE) NUMERIC
上記の例に関しては用語辞書にあらかじめ以下の用語(データ名
データの型、データの値、データの値の名前)を登録しておきます。
用語:顧客. 02 妊娠経験 PIC 9(1). 02 性別 PIC 9(1). 02 年齢 PIC 9(2). 妊娠経験の値 妊娠経験有り:VALUE 1. 妊娠経験無し:VALUE 0. 性別の値 男:VALUE 1. 女:VALUE 2. 年齢の値 未成年: 年齢<20この用語辞書を利用して以下のCOBOL構文を解釈します。
01 入院患者 USAGE IS 顧客. IF 妊娠経験 OF 入院患者 = 妊娠経験有り AND 性別 OF 入院患者 = 男 OR 年齢 OF 入院患者 = 未成年 THEN XXXXXX上記構文を以下のように展開します。
01 入院患者 . 02 妊娠経験 PIC 9(1). 02 性別 PIC 9(1). 02 年齢 PIC 9(2). IF 妊娠経験 OF 入院患者 = 1 AND 性別 OF 入院患者 = 1 OR 年齢 OF 入院患者 < 20 THEN XXXXXX上記の”顧客”は抽象データ型のようなもので、用語名と呼びます。
もともとは、100名単位のプロジェクトチームでのプログラム開発での
データ定義の共通化やデータの参照方法の共通化を目指して開発しました。
以上参考まで。
-----ここまで。-----
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