☆保険屋さんと仲良くなろう?
会社には若いセールスレディーがテレビガイドを配布しによく来社されます。
そんなある日、「ヤツ」は食堂で昼食中の私に背後からやってきました。
社内に勧誘する人がいなくなったのか、新入社員組と共に声をかけられました。
(私は入社時に必要な保険はすべて加入し、新たに保険に入る必要性はありません)
「誕生日でビンゴ」 意味不明なプレゼント付きアンケート(?)用紙を渡され記入するように頼まれました。
好奇心旺盛な私ですから、自分から網に掛かかる癖があります(爆)
書いたらどうなるか? その情報から勧誘・・・とお決まりなのですが、、、
書いちゃいました。(汗)
その後、勧誘員のボスが登場し「見るだけで良いから提案書見てくれる?」と
言われてしまいました。
二つ返事で「良いですよ」と答えると数日後に別のボスを連れて
素晴らしい提案書を持ってきました。
よくある定期保険で、60歳を過ぎると200万円の終身しか残らないタイプかと
思っていたら、以前とはかなり変わった終身医療保険を持ってきました。
略して「イキチカ」そんなネーミングの保険です。
何種類か見たのですが、内容の凄さに絶句しました。
ガン終身に入ると若いうちは3000万近くの定期保険がついているのですが、
60歳を過ぎるとガン終身保険だけで、普通の病気で入院しても支払い保険金は「0」円なのです。
そして死亡保険金は10万円。(笑)
さて、細かい文字を読んで気づく若者は何人いる事やら(汗)
私は「こりゃまずいんじゃないの?」と問題点をいくつか指摘していくと、
一人目は返答不能で敗走し、ボスが登場 ^^;
そのボスも最後には返す事がなくなって「保険と貯蓄は別々に考えてください」と言い出した。
別に貯蓄と保険を同じになんか考えていないのだが・・・・。(費用対効果が低いと言っているだけなのに)
この「イキチカ」の保険料は月々1万円強ですが、最終的な累積保険料は700万強です。
保険と貯蓄を別に考えるのであれば、掛け捨ての格安保険で充分です。
自力で貯蓄が出来ないひとは、給料天引きの社内預金を利用しましょう。(にこり)
論破すると再度検討して下さい。。。と言うことで「靴下」を頂きました。
靴下で700万もする保険を買わせる??
再来襲した時は、定期保険は必要なときだけ、全労済や他の保険会社で対応可能と撃沈モードに走りましたが、
「イキチカは65歳払込完了で終身保障よ(はーと)」> と引き下がりません。
外資なら60歳まで100万弱の保険料で対応可能だしなぁ。。。
「〇〇〇に「医療終身」の特約付けるからいいよ。 1800円の保険料だし」
3度目の来襲で撃退しました。
これでもう声は掛けないだろう思っていたら、「是非とも合いたい」とメッセージが数日後届きました。
なんだよぉ。。。 断ったのに...
出張から戻り、お会いするとボスがそばに付いていました。
何を話し出すかと思うと提案書を何種類も取り出し、「終身部分が厚いタイプを
作ってきたよ♪」 頼んでいません。 (-_-#)
説明が終わった後、シャープ&ボールペンを頂きました。(頂ける物は遠慮しません)
丁重にお断りしましたが、さて また何か持って来襲するのだろうか??
★まとめ★
利点
1.保険屋さんと仲良くなるといろいろと商品を頂けます。
2.自然に論破力が付いてきます。 上司とバトルを日々展開している方には練習台になります。
副作用
1.貴重な昼休みや、夕方の休憩時間を強奪されてしまいます。
2.論破しているうちに性格がだんだん悪くなる恐れがあります。
−−−−−
補足事項
全労済の(新)総合医療共済 (終身医療プラン)ですと・・・・・
入院日額 5000万円(1入院180日迄)で保険料は1800円(加入年齢20歳)ですみます。
終身払いを避けたい方は、、損保ジャパンひまわり生命を利用すると、最短60歳払い込み完了で4144円(20歳加入)程度で可能です。
(1日7千円/1入院120日限度)
もっとも、ある程度の資金力がつけば、大型保証のない終身保険は必要有りません。
月々3千円程度を定期預金で積み立てて、将来の医療費にしましょう。
後は、必要な時(結婚等)に定期保険に入るのが良いでしょう。
平成19年12月31日現在で計算。
内容については管理者は一切法的責任を負いません。 よく検討し、自己責任でご加入下さい。
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