2.ファイル管理ユーティリティー類
皆さん、ファイルのコピー・移動・削除等のファイル管理はどのようにしていますか?Windowsに標準搭載の「ファイルマネージャ」とか「エクスプローラ」を使って管理している人がほとんどなのでしょうか?Windows3.1から、Windows95になって、インターフェイスはもとより、ファイル管理の方法も大幅に変更になったようですね?私は「ファイルマネージャ」も「エクスプローラ」も本気で使ったことはないのですが、それでもとまどいを感じるくらいですから、ほかのファイル管理ソフトを使用したことのない方にとっては、今まで「ファイルマネージャ」で馴れた操作を「エクスプローラ」に変えることの苦労は、計り知れないものと思います。私の知人の中には、Win95を使用している時でも、互換のために残してある「ファイルマネージャ」をディスクトップのショートカットに置いて使用し続けている強者?もいます。WinNTに馴れた人もやっぱり「ファイルマネージャ」の方がいいと思っているかもしれませんね。
まだWindosが一般的ではなく、MS-DOSが主流であった頃、私はファイル管理にA.Idei(出射 厚)氏の制作した「FD(File
& Directory Tool)」や、MO-CA(加藤敬一)氏をはじめとするHFプロジェクト?(正式名不詳)制作の「HF(High
quality Filer)」とそのアドインソフトを使っていました。その頃は他にも、K.Ishida(石田健仁)氏作の「FILMTN(フィルメンテ)
& LHMTN」なども幅広く使用されていました。「あっ、使ったことある!」という人も少なからずいらっしゃるのでは?
それからWindows環境に徐々に移行していき、「卓駆★」や「FileVisor」の存在を知るまではDOSに戻ってファイル操作をしていました(^_^;)。やっぱり、身に染みついている「先に操作するファイルを選んでから、[C]キーでコピー、[M]キーで移動、[D]キーで削除、[P]キーで圧縮」といったわかりやすい操作方法を変える気はなく、それに応えてくれるソフトが下記に紹介するユーティリティー類です。皆さんも使ってみませんか?
(1) FileVisor for Win32の導入
FileVisor(ファイルバイザ) for Win32はWindows95 / WindowsNTの双方に対応した32bitネイティブな高機能ファイル管理ツールで、数々の先進なユーザインフェースを備えています。
えっ、もう使ってるって?そのくらい有名なシェアウェアなのです。今まで知らなかった人は、是非導入してみて下さいね。Windows3.1用も、まだ用意されているようです。
また、最近FileVisor4もリリースされました。ツールボタンの再配置が可能になるなどカスタマイズが一層可能になったり、検索条件の指定にもファイル属性の情報などが追加され、より絞り込んだ検索ができるようになりました。
以下に、FileVisor for Win32のヘルプファイルに書かれている、数多くある特徴を引用して掲載します。一部にWinNT専用の機能も含まれていますが、導入検討の参考になると思います。
○著作権表示;(C)LightShip Software, K.Miyauchi 1994-97
All rights reserved.
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画面の特徴
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大きいアイコンを使って縦や横にファイルを表示したり、小さなアイコンを使って一覧または詳細情報を表示したりと、ファイルの表示方法を好みに応じて切り替えることができます。
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システム標準のアイコンとは別に、拡張子毎に表示するアイコン(大きいアイコン)を自由にカスタマイズできます。
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ツールバーを簡単にカスタマイズできます。
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チップヘルプのサポートにより、ボタン機能を即座に確認できます。
操作の特徴
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コピー・移動・削除・連結・分割をサポートしています。
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Windows95 /WindowsNTのマルチプラットフォームに対応したドラッグ&ドロップをサポートしています。特にWindows
95上ではエクスプローラとのファイルのやりとりも柔軟にできます。
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任意の場所にショートカットが作成できます。またデスクトップへファイルをドラッグ&ドロップしてショートカットを作成できます。
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CD-ROMドライブのメディア交換やネットワークドライブの接続・切断を検知してリストを自動更新できます。
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ツールバー・プロパティバーでほとんどのファイル操作が可能です。
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[A]〜[Z]キーおよび[F1]〜[F12]にコマンドを自由に割り当てできます。
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選択されたドライブ・フォルダ・ファイル毎にコンテキストメニューを表示でき、選択されたファイルに対する個別の操作をおこなうことができます。
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エクスプローラなどから右コンテキストメニューを使って簡単にFileVisorを起動できます。
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フロッピーディスクをイメージファイルとして保存したり、イメージファイルをフロッピーディスクへ書き戻したりが可能です。
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ファイル情報(ファイル種別・作成日時・サイズ・属性・バージョン情報・含まれるアイコンなど)をきめ細かく確認できます。
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テキスト形式やバイナリ形式でファイルの内容を簡単にすばやく表示できます。
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ビットマップ(*.bmp,*.dib,*.jpg,*.gif,*.mag,*.mki,*.tga,*.tif,*.pcx)を表示できます。
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WAVデータを再生できます。
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書庫ファイル(*.lzh/*.zip/*.arj/*.cab/*.tar;*.gz;*.tgz/*.ish)を作成したり、書庫ファイルの内容確認・解凍の操作ができます。
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削除したファイルをごみ箱へ保管できます。また、ごみ箱へドラッグ&ドロップすることでファイルの削除も可能です。
ツールの登録など
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コマンドプロンプト・テキスト編集ツール・テキストビュア・バックアップツールなどを登録し、ツールボタンやメニューから呼び出すことが可能です。
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[Ctrl]+[A]〜[Z]キーに、マクロやプログラムを自由に登録できます。
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ファイルマネージャエクステンション(FME)に対応しています。FME完全準拠のアドオンツールが利用できます。
→ ライトシップソフトウェアのホームページ
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→ 書庫ファイル操作のために必要なDLLがダウンロードできる
ホームページ
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