今回は,私立高校にスポットを当て,北海高校の特別進学コースを紹介します。現在高校2年のトップランカーさんは北海高校での生活をどのように楽しんでいるのでしょうか。また,公立高校との違いはどんなところなのでしょう。みなさん,ぜひ高校選びの参考にしてください。
■ 北海高校に入ろうと思ったきっかけは何ですか。
■ えっ,学校見学に行かなかったんですか。それで,実際に進学してみた北海の印象はどうでしたか。

そうですね。まず何より地下鉄に近いのがいいですね*1。地下鉄から校舎まで屋根がついているので,2,3年生になると雨の日もほとんどぬれずに地下鉄から学校まで行くことができます。1年生は玄関が違うので傘が必要ですけど(笑)。
それと僕は特進コースなんですが,特進は1クラス約40人の4クラスです。合計でだいたい160人ですね。人数としてはそれほど多くないですが,いろいろな地域から進学してくるので,たくさんの友達ができます。男女比もだいたい同じくらいで,ちょっと男子が多いくらいですが,結構仲がいいです。いじめとかは全然ないですね。また,クラス内だけでなく,クラス間の交流もあるので,学校生活は楽しいですね。
■ 具体的にはどんな交流がありますか。
豊平川の花火大会もあります。学校から歩いて5分ほど行くと穴場があるんですよ。大迫力で見られる特等席です(笑)。
一緒に通っている友達とは大通や札幌駅あたりでカラオケに行ったりもします。あと,交流という面ではカナダへの交換留学もあります。2週間という短期のものから,3ヵ月という長期のものまでさまざまです。英語の好きな人にはオススメですね。僕の友達も交換留学に行きました。
それと昼食の時間には北海学園大学の学食を利用することができるんですよ。大学生と一緒に食事することもできます。でも,お昼休みは40分しかないのでそんなに長く話すことはできないんですけどね。だから隣の北海学園札幌高校より,北海学園大学の方が身近な感じがします(苦笑)*2。
■ 北海というと大学進学が念頭にあると思いますが,勉強は大変ですか。
もちろん,@クラスになるとかなり発展的な内容に取り組みます。これはなかなか燃えますね。テストごとに「あれ,おまえ今度は@?」とか「あれ,あいつどこ行った?」とか(笑)。僕はこの前のテストではあと3点というところで@クラスに入れなかったので,次こそは,という気持ちになります。
あと,先生によって授業の方法がいろいろあります。例えば,ある英語の先生は
本文を全訳してから,問題に入れ!
と言い,また違う先生は
本文を全訳していたら時間がなくなるから,ポイントだけ押さえていけ!
と言うんです(笑)。講習のときには先生がたびたび変わるのですが,英文を全訳してきて怒られ,全訳しなくて怒られ,なんてこともありました(苦笑)。でも,先生は熱い人ばかりで,自分の信念を持って教えてくれるので,熱い先生が好きな人には北海はかなりオススメです(笑)。
■ 熱い先生ですか(笑)。今の話の中に講習というのがありましたが,学校が主催してくれるんですか。
自分たちではあまりみっちり勉強しているという印象はないのですが,客観的に見るとかなり勉強しているのかなと思います。

■ それだけ勉強する中で特進でも部活動をやっている人はいるのですか。
■ 何をするにも『自分の気持ち』というのがポイントなんですね。
1・2年の学年末には進学コースから特進コースへの編入試験もありますが,特進と進学では授業の進度差があるので,自分でしっかり勉強しておかないと,せっかく特進に編入してもついて行けなくなってしまいます。のんきに構えていたら,がんばれなくなってしまいますね。北海では,気持ち次第で何でもできます。部活動も盛んだし,いろいろなことにチャレンジできる環境も整っています。自分の考えを持っている人はかなり有意義な高校生活が送れると思います。
僕は北海高校は「小さな大学」だと思います。札幌市内だけでなく,道内のいろいろな地域から来ている人に会えて,いろいろな環境・習慣が混ざるので,日常生活が驚きと発見の連続です。学校に行くのがつまらないなんて事はないですね。人と接するのが好きという人はぜひ北海に見学に来てください。
■ ありがとうございました。最後に後輩へ向けてのメッセージをお願いします。
あっ,想育舎の個人懇談のときに毎回言われていましたが,高校でも「読書は大事だ。新聞も読め!」と言われます(苦笑)。読書は高校に入ってからも必ず役に立つので,習慣にしておきましょう。北海高校でみなさんに会えるのを楽しみにしています。
いかがでしたか。トップランカーさんの話は高校選びの参考になった面も大きかったのではないでしょうか。みなさんも多くの学校説明会に参加して,自分の行きたい高校・自分に合った高校を選んでくださいね。
*1 地下鉄東豊線の学園前駅に隣接しています。下の写真参照。
*2 すぐ隣の学園札幌とあまり交流がないというのは驚きですね。
*3 想育舎の講習会は1 講80分で2講連続で 160分授業です。トップランカーさんは想育舎で長時間の集中に慣れているので北海の講習でも集中できるのかも。
*4 今,軟式野球部はそれほど人数が多くないので「入って本気でがんばればレギュラーになれますよ」とのことでした。
*5 J1の横浜Fマリノスで活躍中の山瀬選手も北海高校のOBです。
*6 アルバイトも学校から許可が下りれば可能だそうですが,バイトをやる学生は少ないそうです。学生が自分で高校生活を考えて行動していることの現れですね。