1.推薦で合格していますが,面接はどんな様子でしたか。
8:30までに登校するが,遅刻したら職員室で入室許可証をもらわないと入れない。冬に数回,遅刻週間というのがあって,このとき2回遅刻すると反省文を書くことになる。
ミックスで活動するのは朝と帰りのホームルーム,昼食,週1回のロングホームルーム。宿泊学習や高1のときの運動会,学校祭もミックス単位で活動する。自分のミックスは男子15名,女子が25名ぐらいの比率。学科単位では,国際文化科は圧倒的に女子が多い。普通科は半々ぐらい,情報技術はほとんど男子,流通サービスはほとんど女子,情報システムは男子:女子=6:4ぐらいらしい。 *4
ホームルームは普通教室で行う。この教室の前に靴箱があって,ここで靴をはきかえる。教室の中だけは上靴をはく。朝のホームルームが終わると他の教室へ移動して授業を受けるが,廊下は上靴でも外靴でもかまわない。従って廊下が汚れるので,毎朝「朝清掃」を行う。各クラス1名ずつが担当になる。
高2以降,大学入試で必要な科目を選択すると教養科目や第2外国語が選択できなくなることがある。たとえば,古典1・フランス語・ロシア語・中国語・ハングル入門の中から1つ選ぶ仕組みになっているので,受験向けに古典1をとるとこれらの外国語が選択できない。数学Aを選択すると,外国語や「北海道の自然」という教養科目が選択できなくなる。高2からの選択は高1の11月ごろ決めたと思うが,ここで慎重に考える必要があった。
それから,英語を勉強したい人には国際文化科はぴったり。週に高1で8時間,高2で11時間,高3で9時間,英語の授業がある。高1のときは国際文化科のどちらかのクラスに留学生も来るので,ネイティブの英語に触れられる。また「外国事情」の授業の一環として,札幌市内で1泊2日の英語セミナーがあり,北大の留学生とのフリートークや英語劇などを行う。
いかがでしたか。思ったほど特殊な学科ではないという印象を受けますが,学校案内を見ると,ここでは書ききれないぐらい特色のある授業もあるようです。学科によっては資格取得に力を入れているところもあるようですので,自分のやりたいことをしっかり見定めて受験することが大切でしょうね。
今回は札幌国際情報高校の国際文化科です。以前も一度紹介したことがありますが,今回はさらに詳しく聞いてきました。比較的新しい高校なので,イメージがわかない人も多いと思います。さて,どんな高校でしょうか。お話ししてくれたのは Miss Mission Possibleさんです。
面接の時間は10〜15分ぐらいだったと思う。受験生一人に面接官の先生が二人。一人が英語の先生で,2つか3つ,英語で質問されて英語で答える。自分のときは好きなスポーツや将来の希望などを簡単な英語で聞かれたので困らなかった。 *1 日本語の質問では校則や高校生活での希望など。簡単に答えたら「もっと具体的に応えてください」と言われた友達もいる。作文などはなかった。合格内定が出てからはほとんど勉強しなかった。そのため,入学後すぐのお迎えテストは良くなかった *2。
2.事前のイメージとちがっていましたか。
推薦に合格するためには,ランクももちろん必要だけど,生徒会や部活を一生懸命やっていた受験生の方が有利なような気がする。
自由な高校だと思っていたが意外と校則がきびしかった。また,いろいろな学科があるので進学校ではないと思っていたが受験指導もけっこうきびしい。「普通科・国際文化科は目指せ国立」という感じ。
3.生活指導はきびしいですか。
服装はきびしい。スカートの丈は膝上がだめ。男子は,シャツの第1ボタンも必ずとめるように注意される。女子の夏服のベストは,以前は自由だったが今は決められている。制服はコシノジュンコのデザインだけど,このベストだけはちがうので,ちょっと不評。アルバイトは許可制。茶髪・ピアスはだめだけど,高学年になるとしている人もいる。携帯電話は,持ってくるのも禁止。持ってきたらとりあげる先生や鳴ったらとりあげる先生・見逃す先生など,先生によって対応が異なることもある(笑)。
4.部活は盛んですか。
学校全体で部活を盛んにしようと取り組んでいると思う。強いのは野球部と陸上部。学校でも力を入れているらしく,推薦合格後に陸上部から勧誘の手紙が来た友人もいる。 *3
5.クラス構成が普通の高校とちがうそうですが。
高1のときは全学科の生徒320名を8組に分けるので,1クラスにいろいろな学科の生徒がいる。これをミックスと呼んでいる。それとは別に学科ごとにクラスも決まるので,たとえば「ミックスでは1年1組,国際文化科では1年2組」というふうに,2つのクラスに所属していることになる。高2からは学科別になる。
6.他の高校にはない特別な教科はありますか。
芸術教科は工芸・美術・音楽・書道から1つ選択する。これは他の高校と同じだと思う。高1ではどれか1つが必修。国際文化科では,高2で受験向けに数学を選択すると芸術教科は時間割上,選択できない。高1では,通常の教科以外に「コンピュータ基礎」と「外国事情」という教科を受けた。「外国事情」というのは,海外で活躍している人々の話がのっている英語の本を使った授業で,その内容に応じてレポートを提出する。
7.大学進学への取り組みはどうですか。
国際文化科は高1から文系として大学進学に取り組むことになり,理系は少数。普通科は理系だが,文系での大学受験が可能。講習は,夏休み明けから週に2回あるが自由参加。夏休みは英語・数学・国語の3教科を1教科1時間で7日間,冬休みも同様の時間で5日間,自由参加で行われる。
8.どのくらい勉強時間が必要ですか。
高1の最初の頃,担任から「1日4時間」と言われたような気がする。しっかり勉強しようと思うと,1日2〜3時間の学習時間が必要。中には,「寝ると忘れるから寝るな」という先生もいた(笑)。
9.今の自分の成績はどうですか。
秘密。なお,学期の終わり(2期制なので9月と3月)と夏休み前,冬休み前に,定期テストと模試の個人成績表をもらう。国際文化科80名の中での順位もわかるようになっている。定期テストも模試も年4回。模試は,国際文化科と普通科は必ず受けることになっている。
10.よく行くお店や場所はありますか。
WAOや新川キャッツアイ,北24条,麻生など。ファーストフードのお店に入ったりカラオケで遊んだりする。中央区などから来ている生徒は大通りで降りて遊ぶこともあるようだが,自分はほとんど行かない。*5
11.最後に,入学してよかったことは何ですか。
先生たちが熱心。学校の先生で,数学の先生が好きになったのは初めて。それと,なんといっても学校祭。感動の嵐が巻き起こる。合唱大会は高1〜3をクラス単位で縦割りにして8グループ作り,競い合う。1グループに1年から3年までいることになるが,曲を決めるのは上級生。何を歌ってもよい。あるグループが松山千春の曲を歌ったときは,ちょうど夕陽が沈んでいき,ものすごい盛り上がりだった。優勝すると最終日にキャンティーンで歌える。*6
*1 英検の面接みたいですね。
*2 推薦で合格すると,かなり楽になるというか,気が抜けてしまうでしょうね。
*3 野球部は以前,甲子園までもう一息でした。陸上部では全国レベルの選手もいるようです。
*4 ミックスのクラスメートと学科でのクラスメートがいることになります。普通のクラス分けよりは友人が多くできますね。
*5 WAOというのは近くにあるいろいろなお店の集合施設で,ファーストフードのお店や喫茶店などがあります。
*6 キャンティーンというのは1階の広場で3階まで吹き抜けになっているそうです。そういえば,国際情報高校の校舎は普通の高校の2倍ぐらいの費用で建設されたという話を聞いたことがあります。