■ 新川高校の受験を決めたポイントというのは何だったんでしょう。 そうですね。元々は手稲高志望だったのですが,手稲高はシラカバの木が多く,僕はシラカバの花粉症だったので,ちょっと迷っていました。そんなとき,知り合いから新川高校の話を聞いて,「新川受けてみよう」と思って受験しました。新川の学校見学には行ってないんですよ(笑)。
■ 学校見学に行かなかったんですか? 実際に新川高校に通ってどうですか。 イメージとまったく違っていてビックリしました(苦笑)。「新川高校=楽しい」というイメージしかなかったので,春期講習や学期間講習など,すごく大学進学に力を入れているのに驚きました。宿題も通常の課題だけでなく週末課題もあり,結構大変です。英語は1・2年のときは必ずノート提出があり,しっかりやっていないと再提出になることもあります。
■ 学期間講習ですか。それはどんなものなのですか。 日々の授業後に行う講習です。いわゆる放課後講習ですね。僕は国語の現代文と古典を受講しています。費用は1科目300〜500円なので,積極的に参加している人が多いですね。やはり,大学受験で結果を出すためにはしっかり講習などにも参加しておいたほうがいいです。先輩達も「講習に参加して実力がついた。」と言っていました。
■ 勉強にかなり力を入れているんですね。やはり進学校ということもあり,みなさん大学を目指しているのですか。
そうですね。基本はみんな大学進学を目指して勉強しています。友人で音楽の専門学校を目指している人もいますが。入学してすぐに,「どこの大学を受けるのか」というアンケートがあります。最低でも高校2年になるときには,もうみんな志望校を決めています。もちろん,途中で変更しても怒られたりしません(笑)。「目標を持って勉強してほしい」ということだと思います。
高校の先生もかなり勉強と進路指導に力を入れてくれています。先生は熱い人ばかりですね*1。たった一度授業を受けただけで,もうその先生の名前もはっきり覚えてしまうほど強烈なインパクトのある先生が多いのも新川の魅力です(笑)。
■ なるほど(笑)。Tさんは何大学を志望しているのですか。また,いつその大学を決めたのでしょう。 僕は今,北海道大学の法学部を目指しています。小学6年生のときから,「検事になりたい。だから法律の学べる大学に行きたい」と思っていたので。実際,検事になれるかどうかはわかりませんが,法律を勉強したい気持ちは変わりません。僕は,高校入学時から目標が決まっていたので文系・理系を選択するのには苦労しませんでした。これから,受験をするみなさんにも高校受験の先を意識して,受験に臨んでほしいですね。
■ 受験に向けては毎日どのくらい,どのような勉強をしていますか。 大学受験に向けては,毎日3時間は勉強するようにしています。特に高校の授業の前は必ず予習して,学校で覚え直したことを,また家で復習するようにしています。「一度勉強したことは四回復習すると忘れない」らしいので,一日おきくらいで復習しています。先程の講習もそうですが,「よしっ,終わった。もうOK!」は危険です。僕も復習をおろそかにしてきたときは,「覚えることが多くて大変だ」と思っていましたが,しっかり復習するようになってからは,「あ,結構覚えてる」ということが多くなりました。
■ 日々の予習・復習が大切なのですね。ところで,新川高校というと部活動が活発というイメージがありますが。
はい。全生徒の7割以上が部活動に加入しています。野球部やサッカー部は50人以上の部員がいますし,全道大会にも出場しました。他にも,剣道部*2や弓道部も全道大会に出場する活躍を見せています。また,陸上部の活動は他の高校よりかなり活発だと思います。校庭の3分の1は陸上部の専用グラウンドになっているほどです。もちろん全道大会にも出場しています。運動部だけでなく文化部の活動も活発です。書道部は全国大会に出品した実績もあるほどです。
■ まさに「文武両道」という感じですね。学校行事などはどうですか。 そうですね。一番楽しいのは何と言っても学校祭です。特に各クラスのステージ発表では体育館にファッションショーのような特設ステージを作り,クラス全体で踊りまくります(笑)。これがものすごく面白いんですよ。また,いろいろな模擬店もあるので,中学生のみなさんが来ても十分楽しめます。あとは,夏と冬の体育祭ですね。各クラス対抗の球技大会なのですが,これもものすごく白熱した闘いが繰り広げられます。僕のクラスは昨年,優勝候補と当たってボロ負けしてしまいました(苦笑)。今年こそは優勝したいですね*3。
2年次の修学旅行も楽しかったですね。京都散策と東京ディズニーランドに行くのですが,ディズニーランドからホテルまでは7人くらいの班に分かれての自由行動です。それぞれの班がホテルに戻るまでの計画を立てて行動するわけですが,僕の班はほんとに計画通りにホテルまで戻ってきました。中には道に迷ってしまい,遅刻する班もあるのですが,その場合は,翌日の班行動のときには先生が付き添いで付くんですよ(笑)。
■ Tさんにとって新川の魅力とは何でしょう。 そうですね。進学にも力を入れつつ,楽しい学校行事が盛りだくさんというところですね。また,部活動をやるために石狩市や東区などから通っている人もいるのでいろいろな友人ができるのも魅力です。もちろん,熱い先生も魅力ですよ(笑)。
■ ありがとうございました。最後に後輩へのアドバイスをお願いします。 「文武両道」を目指すなら,新川高校は断然オススメです。勉強以外にも将来のことや職業のことなどいろいろなことを学ぶこともできます。「楽しそうだから新川」というのは,僕が言うのも変ですが,意外と苦労します(苦笑)。 高校は将来の目標を持って大学進学のために勉強に運動に頑張る場所だと思います。積極的に講習や部活動に参加する心構えを持って新川の門を叩いてほしいですね。
大学受験に向けて忙しい毎日を送っている中で,今回インタビューに答えてくれたTさん。日々,自分の目標に向かってがんばっているようです。中学生のみなさんも「この仕事に就きたい」「これを勉強したい」というところから,高校受験を考えてみるのもいいと思います。今回の話をぜひ参考にして,これからの勉強に生かしていきましょう。
*1 ほとんどの先生が生徒一人ひとりの進路を真剣に考えているのがわかるとTさんは言っていました。
*2 新川高校では1・2年次の体育の授業で剣道の時間があるそうです。「剣道部が強いからですかね」
*3 高3は夏の体育祭が最後だとのことで,Tさんはかなり気合が入っていました。