
■ 本日は遠いところお越しいただき,ありがとうございます。 山岡校長先生・田邊先生:こちらこそ貴重なお時間を割いていただいて,ありがとうございます。
■ 早速ですが,最近,私たちは東陵高校のレベルが上がってきたという感じを受けているのですが。(右のグラフ参照) 田邊先生:ありがとうございます。私たち教師も6〜7年前くらいから少しずつ良くなってきたかなという印象を持っています。12年前,私が東陵に来る前は本当にすごかったんです(笑)。前任の生徒指導部長の先生が4年くらいかけて生活指導を徹底してきたのに続いて,私たちも生徒に注意し,声をかけ続け,今では制服の乱れなどがあっても,一声かけるだけで,スッと直してくれるようになりました。
■ 私たちが個人懇談で保護者の方と話していても「東陵の生活指導は厳しいから安心」というイメージがあるように感じています。 田邊先生:確かに厳しいです。ワイシャツのボタンやスカート丈など,これでもかというくらいチェックしています。注意したら必ずその場で直させるようにもしています。
山岡先生:また毎月「イジメ確認の日」を設け,無記名のマークシート方式で「あなたは誰かをいじめていますか」「あなたは誰かにいじめられていますか」など必ず答えるようにさせています。何回も実施していると担任の方で「あ,この子かな」と気付いて,その生徒にさりげなく声をかけるようにしています。これが保護者の方への安心感に繋がっているのかもしれませんね。

■ 学校紹介のパンフレットにある「特別編成クラス」とは何でしょうか。 田邊先生:これは希望者のみで,高校入試の成績順に上位80名で構成しているクラスです。今年は初年度にもかかわらず120名の生徒が特別編成クラスを希望しました。もちろん,成績上位なら必ず特別編成クラスに入るということではありません。成績上位ですが「私は一般でいいです」と断った生徒もいます。
山岡先生:具体的には7時間目講習と土曜講習は必須で,英数国をセットで受けます。また,進研模試などの模擬試験の受験も必須です。生徒指導・生活指導という2つの柱だけでなく,国公立大学の進学実績を上げ,進学希望に応える進路実現という3つめの柱を立てることを目指しています。具体的には国公立大学に毎年2桁以上の生徒を合格させ,数年後には2桁の後半まで伸ばしたいと考えています。
■ 特別編成クラスには,進級時に編入できるのですか。 田邊先生:入試の成績で1年次のクラスが編成されますが,2年次への進級時に再度希望者を募ってクラス編成を行います。1年次は一般クラスも特別編成クラスもカリキュラムは同じなので,「1年次は一般クラスだったけど,2年から特別編成に加入したい」という生徒もかなりいます。2年次の編成は学業だけでなく,出席状況なども見て編成を考えています。2年次からはカリキュラムが他のクラスと異なるので,3年次に進級する段階での編入は予定していません。
山岡先生:学校全体でこのクラスを成功させるために一致団結しています。特別編成クラスに入ると部活ができなくなるんじゃないかと不安になる受験生の方もいるかもしれませんが,実際には特別編成クラスの5割,全校生徒の約7割が部活と学業を両立しています。部活の方も,練習試合の日程は土曜日は外すなど協力してくれています。

■ その部活動の活躍・実績を教えてください。 田邊先生:今年は陸上部が全国大会に出場しました。また男女のソフトテニス部,男子新体操部,女子ソフトボール,女子バレーボールが全道大会に出場しています。私が顧問を務める吹奏楽局は全国まであと一歩だったのですが,今回は残念ながら出場できませんでした。
■ 先生方から見て特徴ある生徒はいますか。 山岡先生:東陵の生徒には珍しくすごくコワモテの子がいますが,これがまた素直でいい子なんです。先日,交通安全指導で一緒に旗を振りました。後日,廊下で名前を呼んで声をかけると驚いていましたが,すごく礼儀正しく対応してくれました。
■ 校長先生もいろいろな行事に参加されるのですか。 山岡先生:私の特技は「一度話した生徒の名前は忘れないこと」なんです。もちろん忘れないための練習も必要ですが,二度目に話すとき,その生徒の名前が呼べるかどうかが勝負と考えて,いろいろな行事でも生徒と話すようにしています。
また,私はマラソンが趣味なので,体育の時間の持久走は生徒と一緒に走るようにしています。持久走は1回3q走るのですが,午前中に1年生と,午後に2年生と,そして夕方に3年生と一緒に1日に3回走ることもあります。生徒に「校長先生は今日3本目だよ」と話すと目を丸くして驚かれます(笑)。
■ 校長先生が名物先生ということですね(笑)。先生方の苦労話などはありますか。

田邊先生:あまりないですね(笑)。修学旅行では毎年必ずUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に行ったり,班ごとに自分たちで計画を立てて散策したりしていますが,どの班も絶対に集合時間に遅れることがありません。用心深いんでしょうかね(笑)。
正直,生徒たちがしっかりやってくれるので,これでいいのかなと思うくらい楽をさせてもらっています。その分,私たちもクラス運営や授業での指導に集中できるので,「もっとがんばらねば」という思いを持っています。
山岡先生:学業の面でも各考査の前に成績が危ない生徒には各教科の担任が声をかけ,個別に指導しています。こちらからどんどん声をかけて生徒との信頼関係を築いていった結果が,今の東陵の生徒の姿だと考えています。
■ ありがとうございました。最後に東陵高校を志望する上で身につけておいてほしいことを教えてください。 田邊先生:校則を守る・ルールを守るという姿勢で受験してほしいですね。「ルールなんか破ってやる」という気持ちがあると痛い目を見ます(笑)。
山岡先生:学業でも部活でも卒業後でも必ず目標を持ってほしいですね。それと東陵でぜひ,ただの友だちではない親友を見つけてほしいと思います。何でも相談できて,競い合える親友の存在は高校生活の励みになります。そういう気持ちで東陵高校を受験してもらいたいですね。一緒に学べることを楽しみにしています。
いかがでしたか。山岡校長先生も田邊先生もとても明るい先生で,今の東陵高校の雰囲気が伝わってくるようでした。これからもM2ではいろいろな高校の先生にお話をうかがって,どんどんみなさんに紹介していきたいと思っています。みなさんも高校説明会や学校見学に積極的に参加して,実際の高校の先生の姿や先輩達の様子を見てみましょう。きっと近い将来の自分の姿をイメージできるはずです。これからもがんばりましょう!
p.s.田邊先生から東陵高校の紹介DVDをいただきました。部活や勉強の様子など高校生活がよくわかります。「見たい!」という人には貸し出しますので,教室で先生に申し出てください。