手稲山のふもとの坂道を上ったところにその高校はあります。その名前のごとく豊かな自然に囲まれたその高校は稲雲高校。東区,北区,石狩市のみなさんにはあまりなじみがない高校かもしれませんが,西区の教室からは大勢の生徒が入学しています。今回インタビューに答えてくれたのは,2年生のペンネーム「J・A・MのYUKIファン」さんです。当塾OB・OGの「現役高校生に聞く高校の実状」,第3回稲雲高校編,開幕です。
学校の雰囲気について
1.事前のイメージとは違っていましたか。
坂がきついと思っていたら,実はもっときつかった。*1 環境はいいだろうと思っていたら,実際そうで,海側の教室では海が見えるし,山側の教室では山登りする人が見える。ただ,自然環境に恵まれすぎていて,雪虫・カメ虫・セミetc大量に発生する。そのため窓に網戸がついていたりする。
2.生活指導はどうですか。
全体に厳しめで,特に女子に厳しい。ルーズソックスは当然禁止。アルバイトは原則的に届け出があればOKだが,かなり煩雑なので密かにやっている人多し。
3.かっこいい生徒,かわいい生徒が多いと思ますか。
2年生は女子はかわいいが,男子はイマイチである。*2 1年生の男子は結構いい子が多い。
選択のあるものについて
1.芸術科目はどうなっていますか。
美術・音楽・書道があり,合格通知に同封の用紙に記入する。音楽の希望者が多く,美術・書道に回されてしまうこともある。どうしても音楽にしたければ,楽器等の経験者であるとか,将来音楽関係に進みたいとか書くといい(らしい)。*3 音楽では,男子は授業でギターをやるのが好評である。
2.クラス分けはどうなっていますか。
2年から国立大・理系・私立・看護の各クラスに分かれる。1年の早い時期から調整されて,成績によっては希望のクラスに行けないこともある。看護クラスは学年に1クラスしかなく,卒業後看護学校に行きたい生徒や福祉施設に就職したい生徒のためのクラスである。*4
3.部活はどうですか。
吹奏楽−全道大会出場!演劇部−全国大会出場,優良賞を受賞!サッカー部−全道大会3回戦進出!テニス部−インターハイ出場!テニス部に入りたくて稲雲高校に来る生徒もいる。
勉強について
1.入ったときの印象とくらべると,現在の自分の成績はどうですか。
2.どれくらい勉強が必要ですか。
予習は一応必要だが,皆やっていない。クラスによって教材が違う。(特に数学の教科書)
3.学校の勉強に対する取り組みはどうですか。
授業が終わってからの「平常講習」あり。自由参加のため,あまり参加しない。長期休暇ごとの講習会もあるが,3年生以外はあまり受けない。
その他
1.学校近辺の穴場があったら教えてください。
手稲駅まで行けばいろいろある。竜豊の学生ラーメン(400円)がうまい!*5
2.他の高校と違うどんな行事がありますか。
学校祭が非常に盛り上がる。垂れ幕・芸人歌合戦・バンド・仮装行列などを先生方が審査して,賞品としてすいかやメロン,バナナがもらえる。終わったら海で打ち上げをする。(これはヒミツ)*6
3.通学時間・費用・経路について教えてください。
一言「坂道がたいへん!」*7 それでも自転車で上がる男子がいるのはオドロキ。
結論
1.中学のときに知っておけば役に立ったのに,と思うことがあったら教えてください。
学校祭に行くなどして,坂に上ってみればよかった。*7
2.この高校に入ってよかったと思うことをあげてください。
とにかく環境が最高! 特に秋の空の夕焼けは美しい。藻岩山から見た夜景か,稲雲の夕焼けかというくらいで,一見の価値あり。*8
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*1.これはもう稲雲ではお約束という感じの話ですな。
*2.おお,前回の北高編に続いての厳しいお言葉!がんばれ,稲雲高男子。
*3.うそで「ピアノができる」と書いてもすぐばれるが,「音大に行きたい」と書けばばれない(らしい)。
*4.これ全然知りませんでした。本当に話を聞けて良かった。
*5.駅前のみよしのがつぶれたのが痛い!
*6.バナナ欲しさにすごい盛り上がるらしい。バナナくらいでそんなに喜んでもらえるなんて。
*7.うーん,この話ばっかり。
*8.少々脚色あり。
というわけで,いかがでしたでしょうか。驚いたのは「看護クラス」があるということです。これは全然知りませんでした。看護学校は,学校にもよるのでしょうが倍率の高い学校が多く,合格するために高校に通いながら看護学校の予備校に行く生徒もいるくらいですから,本当にそういう方面に進みたいと思っている人にとっては魅力的な選択肢の一つになるのではないでしょうか。という感じでまとめてみましたが,やはり学校までの坂道,特に冬の坂道は何度も転ぶらしく,たいへんそうでした。部活の合間を縫ってインタビューに応じてくれた「J・A・MのYUKIファン」さん,ありがとう。ちなみにJ・A・Mとはパンにつけるジャムではなく(さむー)Judy and Mary のことで,前作「くじら12号」以来のリリースとなるニューシングル「LOVER SOUL」を10/15に出したばかりです。ロックな中にもゆるやかな川が流れていくような,そんなやさしくてホットなナンバーだそうです。