こんにちは。元町北・元町・開成教室で国語を担当している赤間です。昨年度は宮の沢教室で教えていて,春期講習会では丘珠教室にも出没しているので,目撃した人も多いと思います。よく地球人っぽくないと言われますが,ここだけの話,実は地球で生まれているのです。さて,この講師紹介のコーナーでは趣味の話をされている先生方が多いようですが,今回も趣味について存分に語らせていただきます。
私の高校生の時からの趣味は外国語を学ぶことです。こう言うと,「国語の先生なのに何で?」と思うかもしれませんが,実は外国語と国語には多くのつながりがあります。何よりも,両方とも「ことば」をあつかっています。ある人が他の人に何かを伝えたいとき,「ことば」を話したり書いたりしないと伝わりません。テレパシー能力のある人は別ですが,そうでない人は国語や外国語ができなければ他人とコミュニケーションできないのです。また,国語(日本語)の中にも外国語はたくさん入っています。たとえば,ペン,ノート,カーテン,テーブルなど多くの英語が日本語になっています。そして,しゃぼん玉の「しゃぼん」,「かるた」,「たばこ」はポルトガル語から来ていますし,意外に知られていませんが「
おそらく,外国語が趣味になった最初のきっかけは小学生のときに浮かんだある一つの疑問だと思います。そのころ,「どうして同じものを他の国の人たちは違う名前で呼ぶんだろう」という疑問をもち,そこから様々な国の言葉を知りたいと思うようになったのです。たとえば日本語の「腕時計」がイタリア語では「オロロージオ」という奇妙な名前になったり,「ボールペン」がドイツ語では「クーゲル・シュライバー」という,まるでヒーローの必殺技のような名前になったりします。それでも,それらの言葉は同じ「もの」を指しているのです。映画で見たという人も多いでしょうが,「ロミオとジュリエット」という本のなかで「バラを他の名前で呼んだとしても,その甘い香りはそのまま」という有名なセリフがありますが,たしかに明日から庭のバラを「ゲジメレ」と呼んだとしてもバラはバラのままです(バラはそう呼ばれるのを嫌がるでしょうが)。ジュリエットが言ったこのセリフは,外国語というものにも当てはめることができます。つまり,どの国の言葉を話していても,言っている内容は同じなのです。それなのに,どうして地域によって違う言葉を話すんだろうというのが最初の疑問であり,それが外国語に対する興味がわいた瞬間でした。
高校生になると,外国語に対する興味は趣味に変わりはじめていました。また,この頃になると外国人の先生や留学生などにふれる機会が多くなり,外国語はただの「ことば」というよりも「コミュニケーションに必要なもの」になっていました。つまり,ただ単語を多く知っていたり文法が完璧だったりするだけでは相手が何を言いたいのか理解できず,むしろその考え方を理解するほうが大事になってきたのです。さて,だんだんと札幌も「インターナショナル(国際的)」な都市になってきたので,アメリカ人や中国人を中心に,街中で外国人を目にするようになりました。そして,人々とともに他の国の文化や意見もたくさん入ってきています。たとえば,日本は「和」の社会なのでお互いに気をつかいますが,他の国の人々には率直に意見を言う人が多くいます。南ヨーロッパからの留学生に聞いたところ,「日本の学校にはケンカがない。自分のいた学校では一日一回はどこかでケンカを見た。」といっていました。ちなみに,彼女自身も自分の意見を率直にあらわすほうで,一度だけ彼女が日本人とすごい勢いで口ゲンカをしているのを見たことがあります(原因は,結婚するならどういう男性がいいかということで言い争いになったそうです…)。つまり,外国語を話すということは単に「ことば」を話すということではなく,考え方の違う国から来た人との「コミュニケーション」であるということを学んだのです。
また,外国語を学び,外国の文化を学ぶことは,実は日本を理解することにもつながると思います。これを説明するのには,たとえを使ってみましょう。たとえば,自分がどんな顔をしているかは,自分では見ることができません。しかし,カガミがあれば,自分の顔を見ることができます。つまり,日本を知るには外国というカガミが必要だということです。では,もう一つのたとえを見てみましょう。ゴンザレス君(仮名)は頭にチューリップが生えています。でも,もしゴンザレス君が生まれた時から無人島に住んでいたとしたら,彼は自分が変だとは思わないはずです。しかし,その無人島に100人の人間がやってきたとしたら,みんなと比べて「ボク,ナンカ変カモ」と気付くことでしょう。つまり,ゴンザレス君という日本人が自分はちょっと変わっていると知るためには,島の外から来た100人の外国人たちが必要であるということです。このように,外国人と話したり外国に行ったりすることで,日本というものをより良く知ることが出来るようになると思います。
最後に,外国語を学ぶことのコツを伝授します。それは,「国語を勉強しよう!」ということです。国語力がしっかりしていなければ,外国語を学ぶのは大変です。また,学校の英語でも,中学のうちはまだいいのですが,高校に入ると長文の内容が難しくなり,国語力がなければ解けなくなります。「単語の意味は全部わかるけど,何を言いたいのか全然わからない」ということにもなりかねません。「国語のチカラ」は,学校や社会で「生きていくチカラ」になります。
では,明日からも気合を入れて頑張っていきましょう!
プロフィール
担当教室:元町・元町北・開成教室
担当科目:国語
性別:男性
出身地:富山の山→横浜の海→札幌の雪
身長:170cmに1cm足りない
体重:レモン560個くらい
誕生日:10月20日 天秤座
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