私は小学校2年生のときから中学,高校に至るまで水泳をしていました。といってもスイミングスクールに通っていたのは小学校5年生までなので,めちゃくちゃ水泳漬けというわけでもないのですが。そうはいっても中学校では迷わず水泳部に入りました。授業が終わるとガンガン泳ぎ,休みの日はのんびり友達と室内の遊び(何をしていたかは秘密)という毎日でした。
勉強はいつするの!? というと,当時はあまりやる気が起きなかったのですが,中学1年生のときから母親が「毎日2時間,とりあえず机に向かいなさい」としょっちゅう言っていたので,本当にとりあえず机に向かっていました(笑)。最初は音楽を聞いたり雑誌を読んだりしていたのですが,いつの間にか宿題をし,学校の予習をし,テスト勉強をするようになりました。
今思うと,勉強の習慣がそこから身についたんだと思います。私が中学1年生のころは勉強の重要性もわからず,勉強への抵抗もない時期で,つまり勉強に対して心がまだ柔らかいうちに習慣が身についたのが幸いしたようです。まさに「鉄は熱いうちに打て」という言葉通りだったのかもしれません*3。
おかげで高校入試では,苦労はしましたが「めちゃくちゃ大変だった〜!」というほど苦労した覚えはありません。生徒会長をしていたことも,入試でプラスに働いたのかもしれませんが。
高校の話と言えば,早い人で来年,遅くても数年以内に高校生になりますね。私の高校生活について言うとたった一言,「高校は楽しい!」これにつきます。もちろん,楽しく ない高校もあるらしいですが。母校は公立高校の男子校で進学校でした*4。しかし,制服はなく,学校生活はほとんど生徒の自発・自治に委ねられており,ある意味,高校生らしからぬ自由なものでした。勉強するのも自由,しなくても自由という校風でした*5。
中学までは何となくまわりから言われて勉強していたのに比べ,やりがいのあるものでした。ただ「自由」というのはけっこうきびしいんですよ。何といっても言い訳ができない。
「どうして今回は試験が悪かったの?」
「いや〜,部活が忙しくて…」
「でも,部活も高校も自分で選んだことだよね」
「……」
となるのです。その反面,周りの目を気にせず,自分の気のゆるみから友人に振り回されることもなく,「自分がやりたいから,必要を感じているから勉強する」という周りの雰囲気も自立心や責任感を養う点で非常にすばらしい環境でした。
と,偉そうなことを言ってしまいましたが,さて実際の私の高校生活はというと,まず入学と同時にまっすぐ水泳部へ入部。部活,アルバイト,遊び,ときどき勉強という日々で,非常に充実していたのを覚えています。当時の様々なエピソードは,卒業して○○年経った今でも鮮明によみがえります。高校はとても楽しく,その楽しさをみなさんにもぜひ味わっていただきたいと思います。
人生80年で勉強に集中できるのはせいぜい5,6年,言い換えればそれだけしかできません。つまり,人生の中で6年÷80年=0.075…7.5%の期間です。それを「それくらいならやってみるか!」と考えれば,「将来何の役に立つのか」と思っている教科でも取り組めるものです。今は嫌いだと思っている教科が好きになる日も近いですよ。*6