フィリピンでは,お客さんを迎えるときは,お客さんといっしょにごはんを食べません。お客さんの残したものを食べるのがおもてなしだそうです。そのため,子供たちは,私たち日本人が食べ終わるのをうらやましそうに見ながら,じっと我慢していました。食事は米が主食で(少しパサパサしている),豚肉,鶏肉を使った料理が多く出ました。バナナは完全に熟しているため甘みが強く,日本のものと味がまったくちがいました。
孤児院のほかに,中学校も見学することができました。フィリピンでは,小学校を卒業すると中学に入る資格があるのですが,家が貧しいため,18歳ぐらいになってから中学校に来た人も何人かいました。授業は全教科,英語で行われます。そのため,フィリピンの子供たちは私よりも英語がかなり上手で,授業を見学しにいったとき,質問されたのに答えられず,笑われてしまいました。これからの時代は「話せる英語」が必要だと,心から思いました(みなさんも想育舎できちんと勉強しましょうね)。
ところで,フィリピンでは今,日本のアニメが大流行していて,「ルパン3世」と「ドラゴンボール」がテレビで放送されていました。セブアノ語(*1)を話すルパンはちょっと楽しかったです。また,フィリピンの子供たちはみんな,沖縄アクターズスクールの生徒と同じぐらいダンスが上手でした。市が主催するディスコパーティにも,13歳以上であれば参加できるそうです。
フィリピンに行って一番良かったのは,ホームステイすることでその国の習慣や文化,価値観を知り,日本に帰ってから自分の考え方が少し変わったことです。「英語ができない」というのは多少不自由ではありますが,ボディー・ランゲージ(身振り手振りで意志を伝えること)でかなり通じました。「ダメかもしれない」と思うより,まず積極的に行動してみた方がいいですね。ちなみに,私といっしょにいったメンバーのひとりは中学時代は英語が1だったらしく,あいさつと自分の名前しか英語で話すことができませんでした。それでも何とか一人でホームステイできたようです(*2)。
みなさんも機会があれば外国の方と交流してみてください。様々な発見があると思います。
おまけ 韓国のテレビ
フィリピンへ直行する飛行機がなかったため,私たちは韓国を経由することになり,ホテルに泊まりました。部屋に入り,テレビがあったのでつけてみると,日本語が流れてきました。BSの日本放送でした。他にも,いろいろチャンネルを変えてみると,何と50チャンネル近くあるのです。英語の放送もありました。いろんな種類の番組があり,見ていて飽きませんでした。
そんな中,「すてきな日本語」という日本語講座の番組がありました。「どんな勉強をするのかなあ」と思い,見てみると,内容は…
たとえば「今日の重要な構文は『〜しちゃう』です。」と言っていて,「厚いので切っちゃう」「塩をまいちゃいましょう」とか,なにやらあまり使わない表現ばかり練習していました(「厚い」も,何が厚いのか言っていないので意味が通じない)(*3)。今,韓国では日本ブームなので,この番組はとても人気があるそうです。