みなさんはなにか挑戦してみたいことはありますか? 私は大学生のとき,このままぼぉ―っと生きていてよいのだろうか という疑問を持ち始め,自分の興味のあることは何かと考えたところ … オーストラリアで自分を鍛えよう! という結論に達しました。ですが,もちろん貧乏学生だったためお金がありません。そこで日本でもアルバイトに励みオーストラリアに着いてからも仕事探しを始めました。
しかし英語も初めは全く聞きとれず大変苦労をしました。そのうち現地の友達ができたり,仕事をすることで次第に相手が何を言っているのかが理解できるようになりました。中でも,保育園で働いていたときのことですが,4,5歳の子どもたちの話す英語が速いことといったら…! でも彼らは純粋に「遊ぼう!」とぶつかってきてくれます。彼らの中に人種差別はないのです。今のオーストラリアではほぼ差別はありませんが,本当にごくまれに大人の中には残っていますので,ピュア *1 な心のまま育ってほしいなぁと願うばかりでした。
他にはレストランで天ぷらやお寿司などを作ったり売ったりしていました。甘いもの好きなオーストラリア人には甘〜いてりやきチキン巻きが人気No.1でした。私も,なんと今よりも10s体重が多かったのです・…(悪夢でしたね)*2。
そして働いてためたお金で何をしたかというと,オーストラリアをぐるーっとバックパック(巨大なリュック)を持って一人旅してきました。これが何よりも強烈な思い出になっています。
私がオーストラリア行きを決めた理由の一つですが,この国は地球の大きさや自然の偉大さを肌で感じることのできる場所です。20時間ほどバスに乗りつづけることもありましたが,できるだけ自分の足で行動することを心がけました。飲食を忘れるほど歩き回ったせいで(?),デビルズ・マーブルズでは見事に熱中症にかかり寝込んでしまいました。平均気温40度はざらであったにもかかわらず水を取ることを忘れてしまった私は大ばか者でした…。ここの奇岩群には驚きと自然の大きさを改めて感じ,自分の中にあったたくさんの悩みはちっぽけだなぁと癒される思いでした。他には,『風の谷のナウシカ』(知ってるかな?)で出てくる岩オルガスや,エアーズロックにも登ってきました*3。
こうして,たった1年間ですが自分のやりたいことを現実にできるよう挑戦してきました。この体験のおかげで,前の自分よりも心身ともに強くなれたかな? という気がします。みなさんも,まずは自分の興味のあることを見つけて,それを精一杯やってみたらどうかなと思います。“ Be brave!” 内気(?)な私がオーストラリアの友達によく言われていた言葉です*4。この言葉を次は私からみなさんに伝えたいな・…。