2002年2月号



2002年 2月号





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    想育舎 24時間なんでも相談室便り Vol.2

      今月は,小学校6年生から「私は社会が不得意で,全然できません。教科書を読んでも頭に入らないので,良い勉強法を教えてください。」という質問がありました。今回は,高橋先生に回答してもらいます。

       
      こんにちは,社会と英語を担当している高橋です。教科書を読んでその内容を頭にいれるという方法で勉強しているみたいですが,それに加えて,新聞を読むということを習慣にしてみてはどうでしょうか。

      社会を教えている私が社会好きになったのは,新聞を読むようになったからです。小学生のとき,大の車好きだった私は,新聞にのっている車の広告を見るのがとても好きでした。広告を見ていると自然と漢字ばっかりの文字が目の中に入ってきますが,読んでもわからない言葉ばかりです。『排気量2000cc』と書かれていても『排気量』を何と読むのかわからなかったのですが,何となくカッコイイなーと思って,真剣に読んだものです。

      同じように『文部省』という言葉が出てきて,これを「ぶんぶしょう??」と読んだりしていました。でも『文部省』は「ぶんぶしょう」とは読みません。「もんぶしょう」と読み,国の役所の一つで教育についての仕事,例えば小学6年生には一体どんなことを教えたらいいのかということを考えたり,教科書の内容を決めたりしています。さらにここは,国民体育大会というスポーツの大会を開いたり,日本の古い寺などの建物が壊されないようなきまりを作ったりしています。

      今はこんな風にすらすらっと仕事の内容まで説明できますが,当時小学生だった私がこんなことわかるわけがありません。とにかく,両親や友達に聞いて,「これはもんぶしょうと読むんだよ。」などと教えてもらって疑問を解決していきました。

       
      社会と聞くと,覚えないといけない! と思うから,頭が固くなっていくら文章を読んでも言葉が頭に入っていかないのではないでしょうか。まずはスポーツ選手や好きな音楽の話題など何でもいいです。気持ちを楽にして新聞を読んでみましょう。新聞を読んだからといって,それがテストに出るわけではありません。でも新聞を読むことは,世の中の出来事を知るという社会の勉強になりますし,さらに国語の文章を読む力を高めることもできます。まさに一石二鳥になるのでおすすめします。

      最後にみなさんに社会についての問題です。(こういう問題は中学校では,社会科のテストで『時事問題』として出題されます)。全問正解した方には,コンサドーレグッズをプレゼントします。アッ! グッズがあまったからではありませんよ。(笑)

      第1問

        私が小学生のとき「文部省」といわれた役所は現在は何という役所名になっていますか。正式な名称を漢字5文字で答えて下さい。

      第2問
        次のA〜Dの出来事を古い順に並べて下さい。

          A えひめ丸がアメリカの原子力潜水艦と衝突
          B 国内で狂牛病の牛が見つかる
          C 白川秀樹さんノーベル化学賞受賞
          D 愛子さま誕生

      第3問
        道民から今季も活躍が期待されているコンサドーレ札幌の新しい監督は誰ですか。

      想育舎本部まで郵便はがきか,Eメール,または,FAX(011-784-5961)でどうぞ。締め切りは2月11日(必着)です。全問正解者の中から抽選で1名の方に賞品をプレゼントします。当選者はM2の3月号で発表します。
      (対象は想育舎の通会生のみとさせていただきます)





    中学校はここが違う! Part1  小学校6年生の皆さんへ

      小学校6年生のみなさんは,あと2ヶ月ほどで卒業式を迎えます。そして4月からは中学生です。小学校と中学校ではどのようなちがいがあるのでしょうか。今のうちに,そのちがいを理解しておきましょう。

      その1 どの教科も大切

      1.中1の1学期の通知箋から入試に関係がある。

        高校入試の合格・不合格を決めるのは,中学での通知箋にのっている5段階評定の合計と入試の得点の2つです。入試は中学3年生の3月に受験しますが,5段階評定の合計は中学1年生から入試の合否決定に使われます。中学では1学期と2学期,そして1年間を通して評価した学年末の3回の通知箋が出ますが,高校入試では学年末評定が合否の決定に使われます。そのため,1学期から好成績をとっていくと学年末の合計も高くなります。

      2. 実技教科も加えて合計する。
        入試は国語・数学・社会・理科・英語の5教科ですね。そのため,入試で大切なのはこの5教科と思っている人がいます。実際には,美術・保健体育・技術家庭・音楽の実技教科も,5段階評定の合計のときは加えて計算します *1。この4教科は,楽器を演奏したりスポーツをするだけではなく,音楽の歴史や競技のルールも学習します。そして,それが1年に3回,テストに出題されます。また,国語・数学・社会・理科・英語は年に4〜5回テストがあります。このテストを定期テストといいます。そして,このテストの成績や授業態度などの平常点をもとに,学期ごとに5から1までの評定となって通知箋にのります。高校入試では,この9教科の評定の合計が非常に大切になります。合計するときは国語の5も音楽の5も,まったく同じように扱われます。

        *1 中学では,算数が数学,図工が美術,家庭科が技術家庭,体育が保健体育と名前が変わります。

      3.合格するのに必要な5段階評定の合計が,高校によってちがう。
        札幌北高や札幌西高などでは,9教科の合計が37以上あるとかなり有利になります。9教科すべてが4なら合計は36になり,これでは不足するので5が1つ必要になります *2。国語・数学・社会・理科・英語に力を入れすぎて実技教科の学習が不足すると,実技の5段階評定が悪くなり,9教科合計が低くなってしまうので注意が必要です。

        *2 入試では学年ごとの9教科合計を,中1・2はそれぞれ2倍,中3は3倍して合計し,20点きざみにランクをつけます。中1から中3まで9教科合計が37ならCランク,36ならDランクになります。詳しくは次回のM2で解説いたします。

      4.実技教科は平常点も大切。
        実技教科は授業態度・実技のうまさ・作品の提出などの平常点がかなり通知箋に影響します。どんなに絵がうまくても,提出締切をすぎた場合は5段階評定が1つ下がると思ってよいでしょう。国語・数学などの主要5教科では,定期テストの成績が評定を決める大きな資料になります。たとえば英語では,1回の定期テストで20ページ前後が試験範囲になりますが,出てくる単語だけでも100語以上になります。これをすべて暗記して試験に臨むためには,毎日の学習と試験前の総復習が必要になります。

         


      想育舎では…

      この定期テストの1〜2週間前からテスト対策向けの時間割になります。普段は中学校よりも早めに進み,テスト前には出題範囲のまとめと問題練習を行い,テストに備えます。また,想育舎で普段英語を受けている小学生のみなさんは,英語を受け始めた時期や到達度に応じて一人ひとり異なった進度で個別に学習しています。しかし,中学校では他の教科のように同じ進度で授業が行われます。想育舎の授業も中学校のように一斉に授業を行います。今までは英文や単語の暗記などを中心に学習してきましたが,中学生の英語ではそれに加えて,文章の読解やいろいろな文法の問題を練習し,さらに高度な内容を学習します。

       
      その2 クラブじゃなくて部活

      1.中学の部活は種目が多い。

        中学校では野球部やテニス部など,たくさんの部があり,活動も活発に行われています。バスケットボールなどのスポーツ系以外にも,ブラスバンドや合唱部など,たくさんあります。

      2.スポーツ系の部活は練習がハード。
        試合やコンクールもよく行われ,特にスポーツ系では,6〜7月に「中体連」という大きな大会があります。その練習で帰宅時間が午後7:00をすぎることもあります。自分の興味や体力などをよく考えて選びましょう。

       
      想育舎では…

      想育舎は,みなさんが自分のスケジュールに合わせて授業を受けられる「教科選択制」を実施しています。部活や生徒会活動に参加できるように授業の開始時刻も遅くし,教室によっては週に2回同じ教科を行い,自分の都合に合わせて受けることができる時間を選べるようになっています。




    想育舎からのお知らせ

      1.北海道学力コンクール 個人成績票

        1月10日(小4〜中2)・11日(中3)実施の北海道学力コンクールの個人成績票を同封してあります。成績票の見方は裏面にのっています。なお,想育舎ではこのコンクールの採点をすべて北海道学力コンクールのセンターで行っています。これにより,採点基準を厳格に統一することができ,より正確なデータを算出することができます。このため,答案の返却まで若干時間がかかる点をご了承ください。

      2.冬期講習会 課題チェック表

        冬期講習会の課題チェック表を同封してあります。予習・復習の状況や,授業中に実施した確認テストの得点などが記入されています。詳しい見方につきましては,小学生はチェック表に,中学生は同封の別紙にのせてありますので,そちらもぜひご覧下さい。

      3.中学3年生対象 入試直前予想模試

        1月27日(日)は中3対象入試直前予想模試実施日です。この模試では,試験終了後にすぐ採点を行い,SS・合格可能性を算出します。1月30日からの出願変更期間に備え,最後の志望校合格判定を行います。詳しくは教室で連絡いたします。

      4.小学生統一学力判定テスト

        2月4日(月)〜9日(土)に,第5回小学生統一学力判定テスト(算数・英語)を実施します。





    編集後記

      3学期が始まって10日ほどたちましたが,もうお正月気分は抜けていますよね。元旦の新聞はサッカーのワールドカップやコンサドーレの特集が多く,冬季オリンピックの影が少し薄くなっていたような気がします。オリンピックは2月に行われるので受験勉強や学年末テストの勉強と時期が重なりますが,誘惑に負けずにしっかり勉強しましょうね。

      Nagatomo  




Feb. 2002