若手講師からのメッセージ 森田先生… 歌いながら歩いていこう
2004年度 公立高校入試の分析! D 英語の聞き取りテスト
今月は国語の
プロフィール
こう思ったのは中学2年生の時。あまり身体がじょうぶではなく,学校も休みがちだった私はテレビやラジオと過ごす時間が多かったので,声だけで何かを伝えたり,気持ちを表現する声優という職業に強く惹かれていきました。
体調が悪くて動けない時間が多い分,動けるときの瞬発力は他の人の3倍以上と自負する私ですので,なりたいと決まったら即実行と,声優学校の「第一期生募集」広告を見てオーディションを受けに行きました。大勢の前で演じ,自己をアピールするというのは,人生でこの時が初めてでした。そして,「私は表現者になろう」という意思が芽生えたのもこの時だったのではないかと思います。
このオーディションでは600人中30人という合格者の中に入りましたが,そのときの私はまだ13歳の子どもです。生活能力もなければ知識も教養もありません。母もオーディションを受けることまでは同意してくれましたが,いざ受かってそちらの道に今から入ろうとすると「あなたの合格がまぐれじゃなければ,何らかの才能があるのかもしれないから,しっかり自分を磨いて,大人になったときに自分の力で再挑戦なさい」と言って,賛成はしてくれませんでした。そのころ私は,人間の声は年齢とともに変化し,30歳くらいで落ち着いてくることを知りました。それで私はそれまでいろんなものを見たり聞いたり,いろんな人に会ったりして,たくさんの言葉やたくさんの表現方法を身につけようと決めたのです。
そして中3の春に,私は家の近くにあった放送局でラジオの公開録音をやっている番組を見つけ,通うようになりました。ディスクジョッキーのTさんが声優になりたいという私の話を親身に聞いてくださって,やれ修行だ,やれ仕事だと言っては,デスクにつかせハガキや宛先を読ませてくれました。放送局には高校卒業まで通いましたが,ここでの経験のおかげで度胸や話し方の基礎がかなり身についたのではないかなぁと思います。今でもこのときのことを思い出すことがありますが,Tさんには本当に感謝しています*1。
時期は同じく,高校で私は演劇部に所属していました。友人が副部長で,「人手が足りないの」と無理やり私を引っぱっていったのがきっかけでした。初めての役は「泉くん」という男の子役だったのですが,それを練習で演じるたびに面白くて面白くて,みるみる演劇のとりこになっていきました。部活の仲間もみな仲良しで,部活だと言っては集まり,大騒ぎしながら楽しく過ごしたものです。
そんなある日,音響を担当していた友人が「バンドをやろう」と言い出しました。私はピアノを習っていたこともあり,キーボード担当になりました。部活の仲間であっさり組んだ人生初バンドはなかなかのもので,きちんとスタジオに入って音を出すまでになりましたが,大学受験が迫ってくるころ,部活動引退とバンド活動も終わりを告げました。
高校卒業後,実家を離れて進学した私は,進学先でメンバーを集めバンド活動を始めましたが,ここでもまた人生の転機と出会います。私はこのバンドでもキーボードを担当していたのですが,たまたま一緒のライブに出た友人バンドのボーカルが当日来られなくなり,突然「歌ってくれないか」と声をかけられたのです。私も彼らの音楽ジャンルは知っていたし,もともと歌うことは好きだったし…。でも,それまで人前で歌ったことなどなく,高校時代の演劇にしても主役になれるほどではなかったと,いろんな思いが頭の中を駆けめぐりました。でも,目の前の困っている友人,迫るライブ時間,そして自分へのほんのわずかな期待 … 表現者を目指す私が引き受けるのには十分な理由でした。
ステージの中央に立って暗い客席を見渡すと,ざわついた緊張の波が身体中を駆け巡ります。深呼吸をひとつ。ドラムのカウントが鳴ってベースラインを聴きながら歌い出したとたん,自分の周りは音だけの世界になり,そこに自分の出した音が混ざり合ってひとつの音楽になっていくのだけが感じられ,最高の気分に包まれました*2。
この日以来歌の魅力に取りつかれた私は,来る日も来る日も詩を書いては曲を作る日々を過ごしました。私にとっての学生時代は音楽と舞台と文章と,感性を磨くためには非常によい時間であり空間でした。大学3年の頃,ミュージカルのオーディションに通って女子高生ドラマーの役を演じたというエピソードもありますが,それはまた別の機会に(笑)。
今でも音楽は続けています。学生のころほど活動は盛んではありませんが,音楽はもう私の生活の一部なのです。あこがれていた「声だけの表現力」は,今では歌へと形を変えて,音楽で表現することの素晴らしさを私に教えてくれるのでした。自分の想いを自分の言葉で,歌で,大好きな人たちに伝えていける人間になりたいと,心から願う今日このごろです。
*1 イニシャルトークは気になりますね。何という方なんでしょうか。

担当教室:丘珠・元町北・屯田教室
担当科目:国語
誕生日:3月3日 魚座
性別:女性
出身地:北海道
身長:ないしょ
体重:ひみつ
フリートーク 歌いながら歩いていこう
「声優になろう」

*2 この文章だけ読むといろいろな人との出会いで順調に過ごしているように見えますが,直接話を聞いてみると,実際には病気で命が危なかったり,大学進学前にも一騒動あったり,けっこうすごい人生を送ってきたそうです。
1 傾向
@ 聞き取りテストの配点は今まで,2点×3問,計6点でした。今年度は1点×6問,計6点でした。来年度からは合計で12点になります。
A 初めて実施されたときは非常にやさしかったのですが,少しずつ難しくなっています。たとえば2004年度の問2(3)は,正答率が43.6%で,27問中7番目に難しい問題でした。
B 2003年度で,問2のようにまとまった英文を聞いて質問に答える問題が初めて出題されました。2004年度も同様の問題が出題されています。
C 例年,後半の問題が難しくなる傾向があります。本番の入試でも,最初がやさしいからといって気を抜かないようにすることが大切です。
2003年度
■ 問1は対話文の内容に関する質問の答えとして適当な絵をア〜エから選ぶ問題です。以下が放送された英文です。
(1)
Question:What does the boy want to buy ?
(2)
Question:How did John come to school this morning ?
放送の英文
Question:What does Mike usually do after school ?

A:Can I help you ?
B:Yes. I want to buy a cup for my sister's birthday.
A:How about this one ?
B:It's very pretty. I'll take it.
A:Good morning, Yuko.
B:Good morning, John.
A:How did you come to school this morning ?
B:I came by bus today. I usually walk, but it was raining this morning. How about you, John ?
A:I came by train. Sometimes my mother takes me to school by car, but she was busy this morning.
■ 問2は北海道に来た留学生の自己紹介の英文を聞き,その内容に関する質問の答えをア〜エから選ぶ問題です。
My name is Michael. Please call me Mike. I'm from Canada. I came to Hokkaido three months ago. Now I'm studying at a high school near Sapporo. I like playing sports and reading books. After school I usually play soccer with my friends. On Sundays I often go to the library. I enjoy my school life in Hokkaido.
選択肢
問2
ア He reads books at home.
イ He goes to the library.
ウ He studies English at school.
エ He plays soccer with his friends.

2004年度
■ 問1は会話文に関する質問の答えとして最も適当な絵を選ぶ問題です。
(1)
Question:What does Ken want to have?
Question:How is the weather going to be tomorrow morning?
A:What would you like to have, Ken ?
(2)
B:I want a hamburger and an orange juice.
A:OK. Anything else ?
B:No, thank you.
A:Let's play tennis tomorrow morning.
■ 問2は電話による会話を聞き,その内容について,(1)〜(4)の質問に対する答えを日本語で書く問題です。
B:Ah, today's news says it will be rainy tomorrow morning, but it will be sunny tomorrow afternoon. How about playing tennis tomorrow afternoon ?
A:OK.
放送の英文
A:Hello. This is Bob. May I speak to Makoto, please ?
B:Makoto ? Sorry, my father is out now. He went shopping. I'm Hiromi.
A:Hi, Hiromi. Do you know when he'll be back ?
B:Yes. He'll be back by about three o'clock. May I take a message ?
A:Yes, please. I'm calling from Tokyo. I cannot go to Sapporo tomorrow. Please tell him to call me back by five o'clock this afternoon.
B:Sure. Does he know your telephone number ?
A:Yes, I think so.
B:I see. I'll tell him to call you back by five o'clock.
A:Thallk you, Hiromi. Goodbye.
B:Goodbye, Bob.
(1) マコトは,何をするために出かけていますか。
(2) ボブは,どこから電話をかけていますか。都市名で答えなさい。
(3) ボブは,翌日何をすることができないと言っていますか。
(4) ボブは,その日の午後の何時までに電話をかけてほしいと言っていますか。
2 対策
@ 来年度から聞き取りテストの配点は12点になります。ラジオやCDなどで実際の英語に触れる機会を増やすことが大切です。また,ほとんどが中1,2の範囲ですが,今年度の問2の Do you know when he'll be back ? や Please tell him to call me back by five o'clock this afternoon. などは中3の範囲です。難しい問題を解く必要はありませんが,中3の範囲も,基本文の暗唱などの学習が必要です。
A 英語は強弱のはっきりした言葉です。強く発音された単語だけを参考にしても正解が出る問題が出題されたことがあります。従って,問題を解くときは強調されている語句に注意しながら放送を聞くようにしましょう。
B いろいろな都府県の問題を見ると,道案内や買い物の問題もよく出題されています。教科書にも多くの会話表現がのっていますので,ぜひ見直しておくようにしましょう。
C 今年度の問2の質問は問題用紙に書いてあります。このような場合,先に質問を見て,どの点に注意して放送を聞けばよいか確認しておくなど,工夫も必要です。入試で英語は一番最後の教科なので集中力を維持しづらいのですが,聞き取りテストは見直しができません。最後まで集中してがんばりましょう。
この問題の模範解答はここを Click!
1
例年と大きな変更はありません。入試まであと130日です。がんばりましょう。

※注1 例年,推薦不合格者の再出願分を含んだ最終出願状況が2月下旬に発表されます。
※注2 推薦不合格者は,2月15日の出願変更状況発表後に再出願することになります。
2 2005年度からの変更点

2005年度からの変更点は右の表の通りです。主な違いとしては,他学区からの入学が20%まで認められることになり,これまで受験できなかった札幌南高校や東高校などを受験することが可能になります。また,普通科の高校でも推薦入学が可能になります(学校によっては推薦制度を行わないところもあります)。
※注1 例年,推薦不合格者の再出願分を含んだ最終出願状況が2月下旬に発表されます。
※注2 推薦不合格者は,2月15日の出願変更状況発表後に再出願することになります。
3 推薦制度

推薦制度がある普通科高校の場合,定員が100名の高校を例として説明すると,右の図のようになります。2005年度の推薦制度がある場合(右の3段目のグラフ参照)については@〜Cの順に合格者が決まります。
@ 推薦で20名合格。残りは80名。この80名のうち,
A 15%(12名)が学力点重視で合格。
B 15%(12名)が内申点重視で合格。
C 56名(80-12-12)が学力点と内申点を同等に評価されて合格。
このように推薦制度がある高校の場合は,推薦で合格する生徒がいる分だけ一般受験での合格者が減少するので,一般受験で合格するためには,学力点・内申点ともに高得点をとる必要があります。
4 私立高校説明会

受験では,公立高校を第1志望,私立高校を第2志望とするケースがほとんどです。残念ながら公立高校に合格できなかった場合は私立高校へ進学するので,慎重に選ぶ必要があります。先輩の話なども貴重な情報ですが,3年間通うので,実際に行って,校舎や授業を見学することも大切です。
ところで,想育舎の英語オリジナルテキスト BASIC ENGLISH FOR CHILDREN のBook 3(Lesson16〜25),Book 4(Lesson26〜35)まで進んでいる方は,もう1ステップ上を目指してみませんか?
そこで「英検」です。
2005年1月23日(日)に英検の4・5級の試験が実施されます。中学生はもちろん,小学生でも,BASIC ENGLISH FOR CHILDRENでLesson 20 以上に合格している生徒は,合格できる基礎的な英語力を身につけています。これからの3ヵ月間,英検の出題傾向に沿った準備をすれば,十分に合格可能です。小学生で受験を希望する方は,英語の平常授業でその対策を行いますので,英語担当の先生に申し出てください。その際,合わせて申し込みの方法などをお伝えします。
今までもM2からの呼びかけに応じて,普段の学習の成果を試すべく大勢の生徒たちが英検にチャレンジしました。受験したみなさんは本当にがんばって英検の勉強をしていましたので,合格者49名・合格率98%!(5級)を達成することができました。中にはLesson 10までしか進んでいないのに果敢にチャレンジし,見事に合格した先輩もいます。
みなさんも先輩に続きましょう!
英検の日程
1.北海道学力コンクール 個人成績票
実施日:11月3日(水)
昼食・メンバーズカードを持参してください。
@ 教室で模試登録票・高校コード表・試験範囲表を配布中です。
@ 今回は主に中学3年生を対象として,志望校選定や今後の学習法などを中心に懇談を行います。
申込方法:本部事務局まで直接お電話でお申し込みください。担当者が調整した上で懇談の日時をお知らせします。
学力テスト総合A・B版対策としてPre-Testを実施しました。11月10日(水)のC版の対策として,学力コンクールを行います。この学力コンクールはC版対策だけではなく,志望校を決める大切なデータとなります。必ず受験するようにしてください。
2.冬期講習会 時間割
時間:開始 10:30 終了 15:35
会場:平常授業受講教室
A この日の中学生の授業は普段通り行います。小学生は授業がありません。
2004年度冬期講習会は12月25日開講です。時間割は,11月20日発送予定のM2 12月号とともにお送りします。
3.期末試験対策 時間割
11月は期末試験が実施されます。想育舎では,試験の1〜2週間前から期末試験などに合わせた特別時間割で授業を行います。各教室で配布しますので,必ずご確認ください。
4.個人懇談
11月から12月にかけて個人懇談を行います。従来は期間を限定して行ってまいりましたが,今回から皆様のご都合に合わせて実施いたします。
A 小学生や中学1・2年生は2月から3月にかけて懇談の時間を設定する予定ですが,年内に懇談を希望される方もお申し込みいただいてかまいません。(懇談の日時設定の際は中3を優先させていただきますのでご了承ください)
受験もいよいよこれからです。このM2 が届くころは,中3の総合B版も得点がわかっているころと思います。得点に一喜一憂するだけではなく,しっかり見直しをして自分の弱点を把握しましょう。
なお,第6回 コンサドーレ札幌クイズの正解は,背番号8 砂川 誠 選手でした。