高校生活マニュアル 番外編 北海道大学
総合A・B・C版の勉強法 中学3年生のみなさんへ

■ まずは就職おめでとうございます。久しぶりに来た教室はどうですか。
■ きれいでしょう(笑)。このタイルカーペットは,今ほとんどの教室で使っているんですよ。ところで,時の旅人さんは北海道大学大学院の情報科学研究科というところに通っているそうですが,大学ではどんなことを勉強しているのですか。
■ 高校時代にどうして工学部を志望したのですか。
■ そうですか。時の旅人さんにとって大学の魅力といったら何でしょうか。
それと,いろいろな考えを持った人が集まるのも大学の魅力です。自分の知らないことを友人に詳しく教えてもらうこともたくさんありました。なかでも印象に残っているのが,僕は大学生になるまでまったく政治に興味がなかったのですが,同じ情エレの友人がすごく政治に詳しくいろいろと教えてもらいました。そこで,テレビなどで報道されていない政治の見方,考え方を知りました。すごく貴重な経験でしたね。物事は一つの視点から見るのではなく,いろいろな視点から見て判断するべきなのだと感じました。
■ 充実した学生生活だったんですね。
■ そうですか(笑)。時の旅人さんはいつごろから北大への進学を意識し始めたのですか。
■ えっ,そうなんですか。すごく意識が高かったんですね。
■ なるほど。参考になります。ところで,時の旅人さんは東区出身ですが,なぜ札幌西高を志望したのですか。
■ 時の旅人さんは中学・高校時代に一日どのくらい勉強していたのですか。
■ ありがとうございました。最後に現在勉強している中学生・高校生にメッセージをお願いします。
みなさん,どうでしたか。時の旅人さんは,大学での生活も勉強もとても楽しいので,ぜひ北大に来てくださいと言っていました。また,くり返し「目標が大切」ということを強調していました。みなさんも大先輩の時の旅人さんを見習って,日々自分の目標に向かってがんばっていきましょう!
*1 何とオープンキャンパスで話を聞いた教授が時の旅人さんの研究室の担当とのことです。一期一会をはこのことですね。
*2 北大ではいろいろな企業との共同研究が行われているとのことです。
*3 他にも北海道一周旅行などもやっていたとのことです。楽しそうですね。
*4 現在の札幌北高は新築の校舎になっています。詳しくはM2の2007年1月号と8月号をご覧ください。
今回は高校生活マニュアルの番外編として,「大学ってどんなとこ」をお送りします。中学生のみなさんの「大学ってどんなところなんだろう?」という疑問に,想育舎環状通東教室のOBで,北海道大学 大学院 情報科学研究科 (旧北大工学部大学院)の時の旅人さんが答えてくれました。時の旅人さんは来年から本州の企業に就職することが決まり,その報告に教室に来てくれました。そこで,インタビューをお願いしたところ,快く答えてくれました。みなさん,時の旅人さんの話から「大学生になった自分」をイメージしてみてくださいね。
ありがとうございます。教室の印象は,まず黒板の位置が変わっていたのにびっくりしました。また,僕が通っていたときは土足厳禁だったので,靴のまま教室で勉強できるというのがすごく驚きです。ドアを開けるとすぐ隣に靴箱があったので…。全体的にきれいになっていて,本当に僕が通った教室なのかと思いました(笑)。
そうですね。僕は工学部の情報エレクトロニクス系という科に在籍していましたが,学部でも大学院でも通信関係の研究をしています。僕の学科に限らず,理系の学部では実社会で役に立つことを研究できるという点が魅力です。
僕の場合,大学のオープンキャンパスを見に行って,その時に教授から聞いた話が面白かったので,工学部の情報エレクトロニクス系に興味を持ちました*1。最終的には受検当時,インターネットや携帯電話の普及もあり,情報エレクトロニクスという分野が一番面白そうだったことが情エレを志望した決め手になりました。
難しい質問ですね(苦笑)。うーん,僕が一番魅力を感じるのは,企業との共同研究などを通して自分の研究が社会に貢献しているという実感が得られるところですね*2。あと,これは北大の魅力になるかもしれませんが,総合大学なので1年次の一般教育演習では興味のある講義を学部に関係なく履修することができます。僕が1年生の時には,火山を調べるため有珠山に調査に行くという講義もありました。
そうですね。大学生活では自分でいろいろ時間を使うことができます。1,2年次は朝早くから講義があるので,7時には起床して準備をしていましたね。3,4年次になると自分の研究に集中するようになり,講義自体は減るので,時間の使い方次第で勉強だけでなくサークルやアルバイトにも力を注ぐことができます。僕は3年次には友人とラーメン屋巡りなどをしていました。あっ,もちろん学業優先でしたけど(笑)*3。
僕の場合は中学生の時から「北大へ行きたいな」と漠然と思っていました。高校受験で札幌西高を受験したのですが,そのときから「大学に行くなら北大」という意識でしたね。
親がうるさかったというのもありますけど…(苦笑)。西高や北大という目標があったので勉強にも力が入りました。目標が定まらないときは「何で勉強するんだろう。こんなの将来の役に立つかどうかわからないのに」と思っていました。でも,目標が決まると「役に立つとか立たないとかではなくて,物事の考え方を学ぶんだ。物事を知っていた方が周りのみんなといろいろな話ができる」と考えるようになりましたね。
いやぁ,中1の時は札幌北高を志望していたのですが,学校祭に行ったときに校舎が古かったのでやめました(笑)*4。あと学校の先生や当時想育舎で教えてもらっていた小笠原先生にも「西高の方が合っている」とアドバイスされたのもあります。西高に通う知り合いからいろいろと話を聞いていて雰囲気がいいのも知っていたので西高にしました。西高では想育舎の発寒教室や宮の沢教室に通っていた人もいて,「あ,想育舎なの。じゃあ,小笠原先生とか知ってる?」と話のネタになることもありました。
そうですね。中学時代は学校の宿題も塾の宿題も忘れたことはありませんでしたね。塾の宿題は当日にやっていたこともありましたが…(苦笑)。でも,間違いチェックだけは必ずやっていました。これは高校に入っても続けていましたが,チェックを付けて,その問題を必ずやり直していたので,解けないまま放っておいた問題はなかったですね。高校時代は毎日最低でも2時間は勉強していました。また学校が主催しての講習には必ず参加するようにしていました。自分なりの勉強スタイルを身につけておけば,成績は必ず上がると思いますよ。
はい。中学生・高校生のみなさんには,日常生活の中で「面白いもの・興味のあるもの」を見つけて生活してほしいと思います。面白いものがないと日々の生活もつまらないものになってしまいます。ぜひ,自分にとって面白いものを見つけて,有意義な学生生活を送ってもらいたいですね。また,友人は大切にしましょう。自分が知らないいろいろなことを教えてくれたり,友人が知っていることの中に自分にとって面白いものが隠れていることもあります。友人といろいろな話をすることも大切です。あと,宿題は学校も塾も必ずやりましょう(笑)。


夏期講習中のeトレでは中学3年生が自分の得意にしたい科目を徹底的に練習する姿が多く見られました。発寒教室のA君は歴史をひたすら勉強し,3時間で歴史の主な範囲をほぼクリアしました。また,B君は中1の数学から徹底的に復習し,方程式の応用や平面図形など,総合A版の試験範囲にもなる単元をどんどん進んでいました。eトレは中1の内容から復習することができ,苦手科目の克服,得意科目の強化にはもってこいです。無料体験はいつでもできます。みなさん,ぜひ体験してみてください。

オススメA版対策メニュー
中学3年生は9月〜11月に学力A・B・C版が控えています。その中で中1〜中3までのすべての単元を復習するのは困難です。「数学を徹底的にやる!」とか「理科を完璧にマスターするぞ!」と自分の強化したい科目を絞ってeトレを使いましょう。より広い範囲の攻略にはラーニングからいきなりチェックへと進むという方法もあります。これは短時間で多くの単元を攻略できるので自信のある人にはオススメです。今回は数学のオススメメニューを紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。
eトレはみなさんが強化したい科目を徹底的に特訓できる問題演習システムです。まず,みなさんに希望の科目・単元を選んでもらい,その単元についての問題をプリンタから印刷して,問題を解いて実戦力を身につけていくというものです。数学を強化したい人は数学を,理科を強化したい人は理科を選んで学習します。もちろん,途中で科目を変更することもできます。無料体験もやっているので,「やってみたい」という人は教室の先生に声をかけてくださいね。
そもそも,eトレって何?

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目標を明確にしよう
@ 講習会テキスト
1.学力テスト対策週間
2.
3. 学力コンクール
想育舎では,2学期の平常授業を中学校より早く始めることで,余裕を持って学力テストや中間テスト対策を行えるようスケジュールを立てています。また,学力テスト対策週間では,予想問題の解説を中心に,出題範囲の重要事項を復習します。
総合A・B・C版直前の日曜日を利用して予想模試を行います。自分の弱点がすぐわかるようにその場で採点し,不得意単元の克服を行います。A版対策プレテストは,9月9日(日) 各教室で実施 します。
C版の直前はPre-Testとして学力コンクールを実施します。合わせて志望校調査も実施し,現時点での志望校合格の可能性を判定します。

今回のLet's 数楽は11月10日(土)に行われる数検合格特訓号として,数検でよく出題され,さらに小・中学校の勉強にもなる問題を取り上げてみます。今回は問1と問2の解説はありません。答えはp.12に載せてあるので,みなさん,「なぜ,この答えになるのか」を考えてみましょう。それが数学が得意になる第一歩ですよ。それでは数検合格を目指して,下の問題をやってみましょう。
次の問題は数検6級レベルの問題です。小学校5年生で学習する三角形の面積の求め方がポイントですよ。中学生のみなさんも力試しにやってみてください。
問1 右の図のように,4つの同じ直角三角形と正方形でできている図形があります。AB=5p,BC=12pのとき,次の正方形の面積を求めなさい。
(2) 正方形ADECの面積
ヒント1:正方形の1辺の長さを求めよう。
ヒント2:三角形の面積=底辺×高さ÷2

(1) ななめ線部分の面積

さあ,今度は中学生の問題です。こんどは中学2年生の1次関数の問題です。中2のみなさんはテスト対策だと思ってチャレンジしてみましょう。中3のみなさんは学力A版対策にもなりますから,5分以内で解いてみましょう。数学は時間との勝負です。素早く正確に解く力を身につけてください。では,やってみましょう!
問2 右のグラフは,あるろうそくに火をつけてからx分後のろうそくの長さをypとして表したものである。次の問いに答えなさい。
(2) 火をつけてから6分後の長さを求めなさい。
(3) このろうそくの長さが4pになるのは,火をつけてから何分後ですか。
(1) yをxの式で表しなさい。
ヒント1:y=ax+bの形で表そう。
ヒント2:bの値はグラフとy軸の交点。
問1がクリアできた人は,数検6級レベルに達しています。ぜひ,次回の数検にチャレンジしてみましょう。数検は小学生のうちからチャレンジできます。日々の勉強の目標にぜひ数検を活用してください。小学生で数検○級というとかなりかっこいいですよ(笑)。問2までクリアできた人は数検4級レベルです。自分の力試しにぜひ数検4級を受験してみましょう!

さらに上のレベルを目指したいという人は,今度は中学2年生の後半で勉強する三角形の性質を利用した問題です。中3のみなさんはこの問題も学力A版の範囲にもなっているので,スラスラ解けるようにしましょう。問3は下に解説を載せてあります。「解説を見なくてもできる」という人はどんどんチャレンジしてみてくださいね。それでは,次の問題に挑戦してみましょう!
問3 右の図のような∠A=36°,AB=ACの二等辺三角形において,BC=1p,∠Bの二等分線と辺ACの交点をDとするとき,次の問いに答えなさい。
(2) 辺ADの長さを求めなさい。
(1) ∠BDCの大きさを求めなさい。
ヒント:三角形の角度の関係がわかれば解けるぞ。
さて,どうでしたか。中2の内容といっても,中学1年生でもよく考えると解ける問題です。
(1)は角度の問題ですね。三角形の内角の和は180°,二等辺三角形の底角は等しいので,∠ABC=∠ACB=(180−36)÷2=72°となります。DBは∠ABCの二等分線なので,∠DBC=72÷2=36°となります。よって求める∠BDCは,180−(72+36)=72°です。
すると△BDCも∠BDC=∠BCD=72°の二等辺三角形なので,BC=BD=1pとなります。さらに,△ABDも∠DAB=∠DBA=36°の二等辺三角形になるので,(2)は,AD=1pとわかります。

どうでしたか。全問クリアできた人はぜひ数検3級を目指しましょう。ところで,問3で△ABCと△BCDは大きさは違いますが,角度はすべて等しい三角形です。このように「角の大きさは同じだが,辺の長さが違う図形」を「相似な図形」といいます。これは,中3の2学期に学習する内容ですが,数検3級には出題される問題です。中3のみなさんは高校入試対策にもなるので,どんどん予習を進めましょう。
問1と問2の模範解答はここを Click!
■ 数検のお知らせ
実施日:11月10日(土)
※ 時間・会場・費用などについては来月号のM2でご案内します。お申し込みは来月号のM2に同封してある申込用紙に必要事項を記入の上,教室に提出してください。
■ 想育舎文庫が変わります
■ 中学3年生 学力テスト対策 
想育舎では11月10日(土)に数学検定を実施します。今回の検定は中学3年生にとっては入学願書などの資格の欄に記入できる最後の検定になります。ふるって受検してください。中1・2のみなさんや小学生のみなさんも自分の目標に向かって数検で力をつけましょう!

教室にある想育舎文庫は,10月に各教室で入れ替えを行います。もし今,読みたい本があれば9月中に読んでしまいましょう。また新しい本が教室に登場するので,楽しみにしていてくださいね。
■ 北海道学力コンクール 個人成績票
8月10日・11日実施の北海道学力コンクールの個人成績票を同封してあります。裏面に成績票の見方がのっていますのでご一読ください。
なお,想育舎ではこのコンクールの採点をすべて北海道学力コンクールのセンターで行っています。これにより,採点基準を厳格に統一することができ,より正確なデータを算出することができます。そのため,答案の返却まで若干時間がかかる点をご了承ください。
■ 試験対策時間割について
9月は,札幌市のいくつかの中学で中間試験が実施されます。想育舎では,試験の2〜3週間前から中間試験などに合わせた特別時間割で授業を行います。各教室で配布しますので,必ずご確認ください。

中学3年生は9月から11月まで毎月,学力テストが実施されます。この学力テストは志望校を決める資料となる重要な試験です。想育舎では,この対策として学力テスト直前に予想模試Pre-Testを毎年実施しています。A版Pre-Testは以下の通り,9月9日(日)に各教室で一斉に実施します。詳しくは授業の際に連絡します。
2学期は中3のみなさんにとっては勝負の期間です。学力ABCに加え,中学によっては9月に中間テストもあります。毎日コツコツと計画的に勉強することがこの2学期を乗り切る秘訣です。来年の4月の自分の姿をイメージして勉強に励みましょう。
大学生の時の旅人さんも言っていましたが,毎日の生活の中で目標を持つことが大切です。高校・将来の夢など何でも構いません。小学生,中1・2のみなさんもぜひ目標を持って日々の生活を送ってください。では,2学期も楽しんでいきましょう。