高校入試情報 札幌大谷の共学化と公立高校の再編
2007年度 公立高校入試の分析 第3回 社会
中学入試にチャレンジ 第11回 札幌 光星中学校

2009年度入試(現中学3年生)から,今までの第1〜第5学区が「石狩学区」という一つの学区に統合されることは,みなさんもうご存じのことと思います。
その動きの中で私立高校が変化してきています。2008年度の光星高校の共学化に続いて,2009年度から大谷高校も男女共学になります。東区在住のみなさんにとっては選択肢が広がるので,私立高校の受験の際にも,自分に合った高校を志望することができます。学校説明会などで実際に高校の雰囲気を体験し,自分が3年間がんばれる高校を志望しましょう。
一方で,公立高校にも変革の波が押し寄せています。6月4日(水)付けの新聞報道にもありましたが,2011年度(現中学1年生)入試から稲西高校と稲北高校の統合が決まりました。また,6月17日(火)の北海道新聞によると,現中3の公立校入試からは英数国で高校側が問題を選択できるようになり,上位校ほど難易度の高い問題が出題されることが予想されます。日々の生活の中でしっかりとした学習習慣を身につけ,より上のレベルの学力を身につけていく必要があります。テストが終わっても気を抜かずに,毎日の勉強をがんばりましょう!

前回は数学の入試問題を解説しました。今回は社会の[4]を解説します。
傾向
@ 008年度の社会の予想平均点は38点(昨年度は37.3点)で昨年度と比べると難易度はほぼ同程度でした。
A [4]は日本地理の問題で中1の知識が問われる問題ですが,ほぼ完全解答という出題形式になっています。「社会=語句の暗記」と考えていると記述問題が答えられなくて得点できないと言うことになってしまいます。日頃からメインテキストや教科書を活用して,語句の内容や気候の特徴なども正確に押さえておくことが大切です。
[4] 次の略地図を見て,問いに答えなさい。
問1 次の(1),(2)に答えなさい。
(1) a〜cのいずれか一つの河川を選び,選んだ河川の記号を書きなさい。また,あなたが選んだ河川の名を,A群のア〜エの記号で書きなさい。さらに,選んだ河川の下流に広がる平野をB群から選び,カ〜ケの記号で書きなさい。
[B群] カ 濃尾平野 キ 関東平野 ク 筑紫平野 ケ 庄内平野
(2) 日本の河川の特徴と河川がつくる地形について述べた次の文の[ @ ],[ A ]のそれぞれに当てはまることばを,ア〜オから選びなさい。
ア 三角州 イ 海溝 ウ 山脈 エ 扇状地 オ さんご礁
(1) Xの都市の気温と降水量を示すグラフを,右のア〜エから選びなさい。
問3 次の表A〜Dには,略地図の あ〜え の県のいずれかが当てはまります。表のB,Cに当てはまる県の名をそれぞれ書きなさい。また,その県の位置を略地図の あ〜え からそれぞれ選びなさい。
問4 次の三つのグラフは,略地図のY県とZ県について,2005年度の人口,面積,年齢別人口構成を比較したものです。グラフから読みとったことがらを述べた次の文の{ }(1)〜(3)のそれぞれに当てはまることばを,ア,イから選びなさい。

[A群] ア 木曽川 イ 筑後川 ウ 最上川 エ 利根川
『日本の国土は狭く,山地が多いため,世界の大きな河川に比べて,日本の河川は短く流れが急である。河川が山地から平野や盆地にさしかかる谷口付近になると,傾斜が急にゆるやかになり,上流から運ばれてきた大きな砂利が堆積し,[ @ ]を形成する。さらに河口付近になると,細かな砂や泥が堆積し,[ A ]を形成する。』
問2 略地図のXの都市の気候について,次の(1),(2)に答えなさい。
(2) 次の日本の気候のうち,Xの都市の気候が当てはまるものを,ア〜エから選びなさい。また選んだ気候の特徴を簡単に書きなさい。ア 日本海側の気候 イ 内陸性(中央高地)の気候 ウ 瀬戸内の気候 エ 太平洋側の気候


『上のグラフをもとに,Y県とZ県の人口密度を比較すると,Y県はZ県のおよそ(1){ ア 6倍 イ 7倍 }である。また,両県の全人口における65歳以上の人口割合を比較すると,(2){ ア Y県 イ Z県 }の方が高く,両県の65歳以上の人口を比較すると,(3){ ア Y県 イ Z県 }の方が多い。』
この問題の模範解答はここを Click!

1 期末テストが終わって...
期末テストが終わると,一息ついて,「よし,遊ぶぞ!」と気合いが入っている人がいるかもしれませんが,気合いを入れる場所が違います。志望校決定の大事なテストとなる,学力テスト総合Aまで,あと80日あまり。何としても志望校に合格するためには,この夏を遊んで過ごすわけにはいきません。そこで今回は,7月からの勉強法について話してみようと思います。気合いを入れて勉強に取り組みましょう!
2
7月は弱点を絞り込む勉強をしよう。
では一体何から勉強を始めればいいのでしょう? その答えは簡単です。6月23日(月)から各教室で夏期講習会のテキストが配られます。このテキストには,中1からこれまでの内容が,単元別に整理されているので予習用問題に取り組むことで,中学1・2年の総復習を行うことができます。まさしく一石二鳥ですね。そうと決まれば,早速,講習会テキストの予習を始めましょう。
いつも言われていることかもしれませんが,テキスト予習の際,絶対にこの2つのルールを守って解いて下さい。
@ 大問1問ごとに○つけをする!
A 間違えた問題に赤○でチェックをつける!
これから平常授業の中でも,テキストの予習を課題として出していきます。もちろん,どんどん先に進んで予習を終わらせても構いません。早く予習が済んだ人は,もう一度間違えた問題を解き直してみて下さい。そうすると以前間違えていた問題も,正解するものと解けないものに分かれると思います。この時に解けなかった問題こそが,自分の弱点なのです。
このように弱点を絞り込んでおくと,夏休み中の勉強をより効率的に行うことができます。ぜひ夏休み前に講習会テキストの予習を完成させておきましょう。
3
夏休みは8時間勉強だ!
まず遅くても8時には起きて,朝食を食べ,9時には机に向かいましょう。
■ 午前 9:00〜11:30まで2時間30分勉強する。
次の3つの勉強法をおすすめします。
@ 中3の夏期講習会は,7月26日〜8月11日まで3日間の休みを除いて毎日授業があるので,その日に行われる授業の予習・復習問題の見直しを行いましょう。7月中にしっかり間違いチェックをつけて予習に取り組んでいれば,弱点が絞り込めているはずなので,その弱点問題に時間をかけることができます。時間をかけて解いてもわからない問題は,塾で先生に質問して下さい。また,社会・理科・英語の授業で行われる単問テストの合格を目指して,直前の暗記の作業の時間に当ててもいいと思います。
A 今回の講習会で中学3年生には,講習会テキストの他に,学力ABCや入試で高得点を獲得するための,実戦問題集も配布します。午前中にこの問題集を解くといいでしょう。
B 苦手な科目の勉強をとことん行う。
例えば,国語が苦手なみなさんは,読解力を鍛えるために,この時間に徹底して本を読んで要点をノートに箇条書きでまとめる勉強や,英語の長文が苦手な人は,実戦問題集の長文問題に徹底して取り組む時間に充ててもいいと思います。
3つの勉強法を紹介しましたが,とにかく2時間30分勉強するという目標だけを決めて,上の@〜Bをうまく組み合わせて勉強すると,より効率的に時間を使えることになります。
■ 午後 13:00〜16:00までの2時間30分
昼食を食べたあとは,教室で勉強! です。家にいると一番気温が高くて,眠くて勉強をしたくない時間に,クーラーの効いた教室で快適に勉強ができるのです。こんなにラッキーな話はないですよね。基本的には1日2教科で,13日間講義があります。皆勤賞を目指して,毎日遅刻せずに授業に出席して,集中して勉強に取り組み,まずは8月11日の道コンでよい結果を残しましょう。
■ 夕方〜夜は3時間勉強する。(18:00〜19:30 22:00〜23:30)
夕方から夜にかけて,3時間,その日授業を受けた2教科の復習と実戦問題集を解く時間に充てましょう。例として,1時間30分の2セットを提案していますが,夕方はじっくり休んで,夜の8時くらいから集中して,3時間勉強に取り組んでもいいと思います。
夕方から,1時間30分1教科の復習に取り組むと,夕食を食べて,ドラマやバラエティを見る時間も生まれます。まだ入試までは時間がありますが,3月まで集中力を持続させるために適度に休憩をはさみながら,学力をつけていきましょう。
おすすめ問題集@
『英語の完成 よくでる標準問題』 教学研究社 1,450円(税込)
懇談でも「英語の長文が苦手で点を取れない。」という話を聞きます。長文に多く取り組むことで,読解のポイントや熟語がつかめる問題集になっています。さらに英語の力をつけたい人におすすめです。


中1・中2の総復習をしよう!
中学3年生のみなさんは,この夏の過ごし方が入試に向けて大きく影響します。ほとんどの人が部活が終わり,十分な勉強時間が取れるようになると思います。夏休みに一気に中1〜2年の総復習をしましょう。eトレは単元ごとに細かくまとめられているので,基礎から発展まで効果的に復習することができます。特に社会の地理や歴史,理科の力や電気などは苦手にしている人が多いところです。苦手意識の克服に向けて,eトレでしっかり問題演習を積んで,実力と自信をつけていきましょう!
eトレは中1・2のみなさんが今まで学習してきた内容を総復習するのにも最適です。中1・2の内容は中3の内容の基本となるものです。今から入試を見据えて,早めに対策をしておきましょう!
実戦力を徹底強化!
苦手科目の克服が終わったら,中3のみなさんは実戦力の強化です。どんどん発展問題に挑戦していきましょう。6月17日(火)の北海道新聞にあったように,現中3のみなさんの公立高校入試から英数国の3教科で高校側が問題を選択できるようになります。上位校ほど応用力を問われる問題が出題されることが予想されます。eトレで発展問題も解けるよう,どんどん実戦力を鍛えていきましょう。中1・2のみなさんも道コン対策や,1ランク上の学力を目指してeトレを活用していきましょう!
小学生のみなさん,こんにちは。今回は,小学6年生の2学期の先取り学習として,昨年度の札幌光星中学校の算数の問題にチャレンジです。では早速,問題にチャレンジしてみましょう。
図のように四角柱と三角柱を組み合わせた形の水そうに,2枚の仕切りを底面に垂直になるように立てます。この水そうに毎秒50p3
この水そうの容積が 2250p3
(1) CDの長さを求めなさい。
(2) 水を注ぎ始めてから30秒後の辺ABでの水面の高さを求めなさい。
問題
では(1)から考えていきましょう。まず,全体の容積を四角柱と三角柱に分けて考えます。
四角柱の容積は,縦×横×高さ=10×20×10=2000p3ですから,三角柱の容積は,(全体の容積)−(四角柱の容積)で求められるので,2250−2000=250p3となります。
また,三角柱の底面の面積は,(三角柱の容積)÷(三角柱の高さ) で求められるので,250÷10=25p2
求めるCDの長さは底面の三角形の高さですから,(三角形の面積)÷(底辺)×2 で求められます。よってCDの長さは,25÷10×2=5pとわかります。 答 5p
この問題は水が仕切りを越えて,たまっていくことを頭に置いておきましょう。まず,高さ5pの仕切りを越えるときにかかる時間は,(仕切りまでの容積)÷(毎秒50p3
次は(2)です。これは難問ですからよく考えてみましょう。
10秒を過ぎると右の図1のように水は仕切りの反対側へとたまっていきます。反対側でも5pの仕切りの高さまで水がたまるのに10秒かかりますから,辺ABでの水面の高さは5pのままです。
よって辺ABでの水面の高さは,5+2.5=7.5pとわかります。 答 7.5p
[別解]
残りの10秒は図2のように水が5pの仕切りより高くたまります。水は10秒で500p3たまるので,その高さは(容積)÷(底面の面積)ですから,500÷(20×10)=2.5pとなります。
(2)では,水が毎秒50cm3
今回はかなりの難問でしたが,一つひとつクリアしていけば解ける問題です。このような問題にもどんどん挑戦して,中学入試合格を目指しましょう!
■ 夏期講習会 時間割
夏期講習会の時間割を同封しています。生徒のみなさんには教室でも配布しますので,同封の時間割はご父母の皆様の控えとしてご利用ください。
■ 個人懇談
以前にM2でお知らせしましたとおり,6月末〜7月にかけて個人懇談を実施します。今回は主に,中学1年生と1学期からの新入会生(全学年)が対象となります。もちろん,対象となっていない学年でも,ご希望があれば懇談いたします。教室で申込書を配布いたします。
■ 小学生 統一学力判定テスト
7月1日(火)〜7日(月)に第2回小学生統一学力判定テストを行います。英語と算数の2教科を実施します。
中体連が終わったら,中3のみなさんはすぐに受験モードに気持ちを切り替えましょう。来年の受験から,公立高校入試の問題が高校側が選択できるようになります。これによって,上位校を目指すみなさんは,今まで以上に応用問題を解く力を身につける必要があります。この夏,自分の志望校に向けてしっかりと対策を立てて,どんどん学力を伸ばしていきましょう!