高校入試情報 学校裁量問題の採用校
2008年度 公立高校入試の分析 第4回 理科
Get! 300 入試までの365日F 私立高校の特色
高校部通信 科目選択はとても重要!


北海道教育委員会が9月5日(金)に発表した「学校裁量問題の採用校」については,みなさんご存じのことと思います。札幌市内では15の高校が裁量問題の採用を決定しました。また,道教委の発表の中に「裁量問題の具体例を示す予定はない」とあり,中学3年生にとっては,より応用力を求める問題に取り組んでおくことが求められます。
想育舎では平常授業や対策模試で,応用力を求める問題を出題し,このような流れに対応していきます。
裁量問題…学力上位層の生徒に差を付けるために入試でより応用力を試す問題のこと。

前回は社会の入試問題を解説しました。今回は理科の[3]を解説します。
傾向
@ 2008年度の理科の予想平均点は34点(昨年度は33.1点)で昨年度と比べると難易度はほぼ同程度でした。
A 3は音の性質の問題で中学1年生で習う内容が中心です。講習会テキストやメインテキスト,ウイニングロードを使い,どんどん問題を解いて復習することが大切です。極端に難しい問題はあまり出題されません。従って,一度間違えた問題に赤ペンで印をつけ,解き直しで基本事項を確認していくことが得点力アップの近道です。
[3] 次の実験について,問いに答えなさい。
音について調べるため,次の実験を行った。
実験1
実験2
実験3
問2 次の文の [ (1) ] ,[ (2) ] に当てはまる語句を書きなさい。
問3 実験3の結果から音の速さを求めなさい。また,上空で花火が開いたところから,ストップウォッチで時間をはかった地点までの距離として,もっとも適当なものを,ア〜エから選びなさい。

図1のようにマイクをコンピュータにつないで,3台のおんさA,B,Cが出す音のようすを調べた。マイクとおんさの距離を一定にして,それぞれのおんさをたたくと,おんさAでは図2,おんさBでは図3,おんさCでは図4のような音の振動のようすがコンピュータの画面に表示された。なお,図2〜4の横方向の目盛りは時間を,縦方向の目盛りは音の振動の幅を表している。また,図2〜4の目盛りの幅は同じものとする。


図5のように,底に磁石をはりつけた紙コップにエナメル線を巻いてコイルをつくり,コイルをラジカセのマイク端子につないで,たいこを近づけた。次に,たいこをたたいて音を鳴らしたとき,紙コップの底を手でさわると,紙コップの底が振動していることがわかった。また,ラジカセからたいこの音が聞こえた。

音の速さを調べるため,図6のように,たいこをたたいた瞬間から,たいこの音が85m離れた校舎に反射して再び聞こえるところまでの時間をストップウォッチではかった。またこの日の夜,上空で花火が開いたところまでの距離を調べるため,図7のように,上空で花火が開いた瞬間から,花火の音が聞こえるまでの時間をストップウォッチではかった。その結果,たいこの音が聞こえるまでの時間と花火の音が聞こえるまでの時間は表のようになった。
問1 実験1について,次の文の{ }(1),(2)に当てはまるものを,ア,イからそれぞれ選びなさい。
おんさAが出した音の高さは,(1){ア おんさB イ おんさC}が出した音の高さと同じであり,おんさAが出した音の大きさは,(2){ア おんさB イ おんさC}が出した音の大きさと同じである。
実験2において紙コップの底が振動したのは,たいこから紙コップの底まで [ (1) ] が振動して音を伝えたからである。また,このときラジカセからたいこの音が聞こえたのは,紙コップの底の振動とともに底にはりつけた磁石が振動し,コイルの中の [ (2) ] が変化して電磁誘導が起こり,コイルに電流が発生したからである。
ア およそ2000m イ およそ3000m ウ およそ4000m エ およそ5000m
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1 私立高校の説明会に行こう!
9月11日(木)に学力テスト総合A版が行われました。満足のいく結果が残せましたか? 勝負はまだ始まったばかりです。悔いがある人もない人も,まずは入試に向けて,返却されたテストを見直して,間違えた問題の解き直しを行いましょう。11月末まではウイニングロードの問題に取り組んで下さい。各先生から宿題として指示されるページだけでなく,チェック表の欄に印が全て押してある状態になることを目標に,自分で学習をどんどん進めて下さい。12月からは冬期講習会テキストとともに,『平成20年度北海道公立高校 6年間入試と研究』(声の教育社)を配布します。冬は入試の過去問に取り組みましょう。
学力テストに向けての学習に取り組みつつ,これから10月にかけて行われる私立高校の説明会に行ってみましょう。第1志望が公立高校だという人も,併願校として私立高校を受験する人がほとんどだと思います。この特集を行うにあたって,数多くの私立高校の先生にお話をうかがいましたが,それぞれの高校が,部活動や大学への進学指導など様々な分野で本当に特色のある教育をしています。その特色を知るためには,まずは説明会に行って自分の目で高校の様子を確認することです。高校3年間の生活を楽しく過ごすためにも,「通ってみたい。」と思える高校を選ぶことが大切です。ぜひ説明会に行ってみましょう。
2
学費はどのくらいかかるの?
私立高校に通うとなると,保護者の方にとって気になるのは,学費のことだと思います。上の表には,入学時に高校に納入する金額と,月額納入金を載せています。これ以外にも,入学時には,制服やジャージ,教科書などが必要になります。私立高校の先生に,これらの費用がどのくらいのものになるかうかがったところ,だいたい10〜12万円くらいかかるというお話でした。学費や入学時の諸経費などを含めると,1年目の費用が70〜80万円。3年間で160〜190万円くらいを想定しておいて下さい。1年目の80万円×3だと240万円になりますが,2年目以降は修学旅行代などがかかるかわりに,入学金がかかりませんので3年間を合計すると,だいたい160〜190万円くらいになります。
公立高校と私立高校の授業料の差額が1年間で約30万円。3年で約90万円になります。そこで,ほとんどの私立高校では一般入試の結果に基づいて,授業料が免除になる制度が整えられています。第一や北斗は,基準の内申点を超えている場合,事前に予約をした上で入試の当日点に基づいて,授業料免除が受けられる制度があります。その他にも大谷などのように,入試当日に高得点を獲得すると,授業料が全額免除になる制度を設けている高校もあります。
授業料の免除制度以外にも,大学への推薦制度が充実している高校もあります。北海や北海学園札幌は,北海学園大。尚志学園は北海道薬科大学・北海道工業大がそれぞれ同じ系列の大学になるので,系列大学への推薦枠が数多く確保されています。その他にも本州の大学などからの指定校推薦の制度が充実している高校もあります。
今回取り上げた内容は,私立高校の特色の一部に過ぎません。各高校で制度が全く違いますので,まずは興味のある高校のパンフレットを取り寄せ,それぞれの高校の制度を知った上で,受験に臨むようにしましょう。


2学期も始まり,みなさん,充実した日々を送っていますか。季節はもう秋です。運動の秋,勉強の秋,そして数検の秋。というわけで,今回は11月に実施される数学検定対策として,いろいろな問題にチャレンジしてみましょう。数検は数学力アップだけでなく,資格試験としても認められ,高校入試や大学入試で優遇する学校もあります。ぜひ,この機会に数検にチャレンジしてみましょう。
それでは第1問。小学5年生で学習する「多角形の角」の問題です。まずは解説を見ないで,レッツ チャレンジ!
解説
(2) 三角形OABは二等辺三角形なので,イとウの大きさは等しくなる。三角形の3つの角の和は180°なので,(180−45)÷2=67.5となり,イの大きさは67.5°とわかる。
それでは,第2問に挑戦です。右の問題は,数検3級で出題されたものです。これは中学1〜3年生で習う内容をまとめた問題です。(1)は中学1年生でも解けるのでチャレンジしてみましょう。(3)は中3の2学期末に学習する内容ですが,角の二等分線と比の性質を利用した問題です。解答と解説をしっかり読んで,ぜひこの性質を覚えてしまいましょう。

(1) 円の中心Oからそれぞれの頂点に線を引くと,大きさが等しい8つの二等辺三角形ができる。アの大きさは360°を8等分したものなので,360÷8=45°となる。

この問題の解説と模範解答はここを Click!

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最後は関数の問題です。右の問3は数検3級ですが,中3の2学期に勉強する内容で,総合B・Cや期末テストにも出題されます。(1)は「はじき」の関係がわかっていれば,中1・2のみなさんも解ける問題なので,「中3レベルをクリアするぞ!」と気合いを入れて,問題に挑戦してみましょう。ヒントは代入ですよ。
高校生は定期考査も終わり,ほっと一息ついていることと思います。「あとは10月,11月の遠足・修学旅行だ」とはしゃいでいる高校1・2年生のみなさん。そのあとには「科目選択」が控えています。この科目選択が自分の進路・将来を決めると言っても過言ではありません。今回はこの科目選択についてお話しします。
みなさんの大きな悩みは「自分は文系なのか,それとも理系なのか」ということでしょう。一般的に,国語・社会の得意な人は文系,理科・数学の得意な人は理系と言われます*1。もちろん自分の向き・不向きだけでなく,将来就きたい職業から文系・理系を選択するのもOKです。医者や薬品の研究者,建築家などは理系の学部が,弁護士や経営コンサルタントなどは文系の学部が有利といえます。
「まだ決まっていない」という人ももちろんいると思いますが,「今,自分は何になりたいのか」「大学でどういう勉強をしたいのか」をしっかり考えて,文系・理系を選択しましょう。
*1 英語は文系・理系に関係なく出題されます(リスニングも含む)。英語が苦手な人は今からしっかり特訓しておく必要があります。
2
入試要項をしっかりチェック
文系・理系を選択したら,志望大学の入試要項をチェックしましょう。各大学のホームページを見ると一覧で載っています*2。そこを見ると「センター試験は何教科・何科目受検しなければならない」とか「○○は受検に必要ない」などいろいろなことが分かります。ここで注意しなければならないのは,大学・学部によっては「高校時に○○を必ず履修していること」と科目を指定しているところもあるということです。
あまり深く考えずに選択した科目が,自分の志望大学の入試に使えない科目だったとしたら,自分の進路が狭くなり,なおかつ勉強する気持ちも萎えてしまいます。そういうことがないように,自分が進学を希望する大学の入試要項は必ずチェックしておきましょう。
*2 大学によっては11月以降の発表になる大学もありますが,基本的には前年度と変わりません。
3
高校のカリキュラムと照らし合わせよう
*3 高校によっては選択人数の都合で自分の選択したい教科が開講されない場合もあるので注意が必要です。
4
科目が決まればeトレで特訓あるのみ。
例えば,高1では「世界史A」や「日本史A」が必修の高校が多いですが,北大などの大学では,センター試験や2次試験でも世界史A・日本史Aでの受験は認めていません。より古い時代からの「世界史B」・「日本史B」から選択することになっています。ということは,高1のうちから,「自分はセンター試験では世界史を受験しよう」と思ったら,「世界史B」の範囲を前もって予習している方が有利ということになります。
そこで登場するのがeトレです。eトレの世界史や日本史は大学入試を意識した「B」の内容の問題になっています。自分で参考書を購入して予習するのは難しいですが,eトレなら問題を何回も練習することで,しっかりと頭の中に残っていきます。もちろん,勉強していない内容をやることになるのでリトライに進むことも多くなると思いますが,勉強は何回も繰り返してこそ力になります。また,自分が選択したい教科が開講されない場合もeトレで自分で学習することもできます。
地学や世界史などはeトレでも十分対応可能です。みなさん,受検科目を決めたら大学の現役合格を目指して,eトレでどんどん特訓していきましょう。
■ 小学生 統一学力判定テスト
B版対策模試は,10月12日(日) 13:45〜18:30 に実施します。 ※ 平常授業受講教室で実施します。
さて,今回は集中力の保ち方についてお話ししようと思います。長時間勉強しているとどうしても気が散漫になってしまうこともあります。そんなときには体を少し動かすと効果的です。軽い筋トレやジョギング,音楽に合わせて体を動かすなど,疲れない程度に運動してみましょう。血行が良くなり,眠気覚ましにもなりますよ。とはいえ,どうしても眠い時は,しっかり睡眠をとりましょう。睡眠が足りないと脳の活動は鈍くなり,勉強の効率も下がるそうです。正しい生活習慣こそが学力アップの第一歩ということですね。
どうでしたか。かなり難しい問題もあったので苦戦した人もいるのではないでしょうか。数学は問題をくり返し解いた分だけ実力がつきます。さらなる数学力を身につけるため,数検にチャレンジしてみましょう!
申込受付は,10月4日(土)で終了しました。
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文系か理系か 
想育舎からのお知らせ
10月6日(月)〜10月11日(土)に第3回小学生統一学力判定テストを行います。英語と算数の2教科を実施します。
■ 中3 学力テスト総合ABC版対策
中学3年生は9月から11月まで毎月,学力テストが実施されます。この学力テストは中学校での懇談で志望校を決める重要な資料となります。想育舎では,学力テスト対策として学力ABC前に対策模試を実施しています。9月7日にはA版の対策模試を実施し,その日のうちに集計して,翌日には個人成績票を教室で配付しています。
編集後記
9月になり「秋が来たかなぁ」と思っていたら,蒸し暑く雨の多い日が続いていますが,みなさん,体調は崩していませんか。この時期は,昼夜の気温差が大きくなり,風邪をひきやすい時期です。中3のみなさんは学力Aが終わり,志望校に向けてのラストスパートに入っていると思います。体調を崩しては,いくら勉強しても頭の中に入ってきません。しっかりと体調管理をして,まずは10月の学力B,11月の学力Cと期末テストの勉強を進めていきましょう。