2009年4月号



2009年 4月号






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    Get300
     

     1   入試まであと1年 

    3月4日(水)に公立高校入試が終わり,中学2年生にとっては,入試まであと1年を切りました。  Get! 300では新年度も,受験生の知りたい情報を取り上げていきます。入試制度についても,できるだけわかりやすく説明していきますので,ご期待下さい。志望校合格を目指して,一緒に頑張っていきましょう。

    入試倍率 

     2   志望校の倍率は? 

    2月27日に発表された,公立高校の最終倍率(下の表)も,中学2年生にとっては他人事ではありません。今回の個人懇談では,来年の入試に向けて,志望校を1〜3校に絞(しぼ)り込みました。懇談に来なかった人も,自分が受験生だったら…と考えて,改めて最終倍率を見てみましょう。

    超過人数というのは,定員からあふれた人数=不合格者を表しています。一番多いのは平岸(普通)の141名ですが,開成高校は出願の際,第2志望まで記入できるので,コズモサイエンス科で不合格になった生徒が,第2志望の普通科で合格することがあります。

    従って,開成の普通科の超過人数は,59+83=142名となります。こうなると人数は平岸を超え,開成の普通科が一番倍率の高い高校になります。

    先月号までは,開成の普通科はDランクが最低ランクという話をしてきましたが,今年のような高倍率になると,Dランクでも高い得点を獲得しないと合格できない厳しい戦いになります。

    今の学年の内申点は学年末の評定で確定しますが,4月からは新学年の授業が始まり,内申点の評定も新たなスタートを切ります。1つでも上の内申ランクを獲得するために,今からしっかり対策していきましょう!

     3   春休みにすべきことは… 

    3月26日(木)から春休みに入りますが,この休みは,連立方程式の文章題や電流回路など,中学2年生で学習した単元の中で,一番苦手な分野の勉強を集中して行いましょう。兄姉がいる人は知っているかもれませんが,夏休みになると,9・10・11月と3ヵ月連続で行われる学力テスト総合ABC版に向けて,応用力をつけるための学習が中心となっていきます。時間にゆとりのある今の時期にしっかり苦手分野を克服しましょう。



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    ここが違う
     

    小学校6年生のみなさん,ご卒業おめでとうございます。4月からは中学生です。小学校と中学校ではどのようなちがいがあるのでしょうか。今のうちに,そのちがいを理解しておきましょう。

    1.行事やテストが多く,部活も本格的になります。

    行事予定

    @ 行事やテストが多い。

    小学校でもいろいろ行事がありますが,中学校はもっとあります。右の表は一般的な中学校の主な行事をのせたものです。1学期だけでたくさんの行事があることがわかります。

    中学でのテストは2種類あります。一つは授業中に行うテストで,英語の単語や漢字テスト,単元ごとのテストです。もう一つは中間テストと期末テストで,1学期は期末テスト,2学期は中間テストと期末テスト,3学期は期末テスト(学年末テスト)が実施されます。最近は2学期の中間テストを行わない中学も増えてきました。1学期はほとんどの中学が6月に期末テストを行います。試験範囲は6月初旬までの学習内容なので,かなり広くなります。従って,計画的にテスト勉強をすることが必要で,テストの2〜3週間前くらいから始めます。この表の日程だと,期末テストの勉強は球技大会の前から開始する必要があります。なお,部活はテストの4日前ぐらいまであるので,勉強と部活の両立は,けっこう大変です。

    A 帰宅時間が遅くなる。

    小学生は,3時から4時の間には家に着きますね。中学に入ると学校が家から遠くなる人が多く,また,部活や生徒会活動が盛んになります。授業が終わって掃除をしたらそれで終わりというわけにはいきません。帰宅してからのんびり過ごすことがあまりできなくなり,毎日の生活があわただしく感じられるかもしれません。

    B 中学の部活は種目が多く,練習もハード。

    中学校は「クラブ」ではなく「部活」といいます。小学校のクラブは週に1回ぐらいで,4時ごろには終了します。中学では野球部やテニス部など,たくさんの部があり,活動も活発に行われています。スポーツ以外にも,吹奏楽や合唱部など,文化系と呼ばれる部活もたくさんあります。試合やコンクールもよく行われ,特にスポーツ系では,6〜7月に「中体連」という大きな大会があります。その練習で帰宅時間が午後7時をすぎることもあります。また,夏休みや冬休みなども練習があり,6時半という早朝から行う場合もあります。自分の興味や体力などをよく考えて選びましょう。



    2.高校受験が待っている!

    @ 中1の1学期の成績から入試に関係がある。

    高校入試の合格・不合格を決めるのは,中学の通知箋(せん)にのっている5段階評定の合計と入試の得点の2つです。入試は中学3年生の3月に受験しますが,5段階評定の合計は中学1年生のときの成績も入試の合否決定に使われます。中学では1学期と2学期,そして1年間を通して評価した学年末の3回の通知箋が出ますが,高校入試では学年末評定が合否の決定に使われます。その学年末評定は,中1の学年末評定も関係します。そのため,成績上位の高校を受験するためには,中1の1学期から好成績をとっておく必要があるのです。

    A 実技教科も加えて合計する。

    高校入試は国語・数学・社会・理科・英語の5教科なので,入試で大切なのはこの5教科と思っている人がいます。実際は,5段階評定の合計のときは美術・保健体育・技術家庭・音楽の実技教科も加えて計算します*1。この4教科は楽器の演奏やスポーツの実技だけではなく,音楽の歴史や競技のルールも学習しますが,この学習内容が期末テストに出題されます。また,国語・数学・社会・理科・英語は全部の中間テストと期末テストで試験が行われます。このテストの成績や授業中のテスト・授業態度などの平常点をもとに,学期ごとに5から1までの評定となって通知箋にのります。高校入試では,この9教科の評定の合計が非常に大切になります。合計するときは国語の5も音楽の5も,まったく同じように扱われます。

    *1 中学では,算数が数学,図工が美術,家庭科が技術家庭,体育が保健体育と名前が変わります。

    B 実技教科は平常点も大切。

    実技教科は授業態度・実技のうまさ・作品の提出などの平常点がかなり通知箋に影響します。どんなに絵がうまくても,提出期限をすぎた場合は成績が下がると思ってよいでしょう。得意だからといって油断してはいけません。もちろん,不得意だからといってあきらめる必要はありません。努力次第で良い成績をとることができます。なお,国語・数学・社会・理科・英語もノート提出・ワークブック提出などがあります*2。乱雑にノートを取ったり提出しなかったりすると5段階評定は下がります。もちろん,授業態度も5段階評定をつけるときの資料になります。

    *2 ワークブックとは教科書の内容のまとめと問題の載っている参考書のようなもので,中間・期末テストはこの中からよく出題されます。

    C どこの高校でも受験できる。

    通学できる小学校や中学校はだいたい1つに決まってしまいますが,高校はちがいます。2009年度高校入試(今年行われた入試)から,札幌市と近隣の石狩市などを合わせた「石狩学区」という学区の中ならどの高校でも受験することができます。

    みなさんが高校受験のときは,学力があれば,住んでいる区に関係なく,札幌南高校も受験することができます。極端なことを言えば,東区・西区・北区の想育舎の生徒全員で札幌南高校を埋め尽くすことも可能なわけです。その分,勉強は必要ですが(笑)。選べる高校の選択肢が広がるので,より自分にあった高校を選ぶことができます。中学生になったら,少しずつ3年後の高校生活を意識しましょう!




    高校部


     

    2009年度大学入試も終わりました。想育舎高校部に高校1年生から通会していたストロベリーさんも見事,第一志望の小樽商科大学に合格することができました。今回は,そのストロベリーさんに合格の秘訣を聞いてみました。みなさん,参考にしてくださいね。



    花

    私はこの度,小樽商科大学に合格することができました。今回は,高校1年から3年,そして大学受験に至るまでどんな勉強をしていたかお話ししようと思います。みなさんの参考になれば幸いです。

    まず,1,2年のときの学校の勉強ですが,英語の予習は3年間欠かさず行い,様々な教科で実施される小テストや,定期テストに向けた勉強をしていました。私が通っていた札幌開成高校では小テストがよくありましたが,3年になって増え,小テストの勉強だけで1日が終了することもありました。でも,そういうのを(おろそ)かにしては定期テスト,模試,そして受験で失敗してしまうと思います。あと,今になって思うんですが,1,2年の頃から英単語は覚えていった方がいいし,リスニングも家でCDを聴いて訓練した方がいいです。

    また,私は数学が苦手なので,1,2年のときのeトレは数学ばかりやっていました。私のように数学が苦手な人は,とにかく基本問題を徹底的に繰り返し,数学に慣れておいた方がいいと思います。もし,あの時やってなかったらきっと悲惨な結果になっていたかもしれません。

    3年生になると,これで最後ということで学祭や体育大会の練習,準備に取り組むことに熱が入り,帰宅時間もその期間は遅かったため,受験勉強をあまりやることはできませんでした。でも,学校では寝ないで授業を聞きました(当たり前と言えば当たり前ですが…)。3年生になっても勉強の中身は1,2年の時とそれほど変わらず,小テストの勉強や,予習,復習,定期テストに向けての勉強を行っていました。eトレは受験近くになったら古文や,日本史,政経などの暗記科目を中心にやりました。

    3年生の夏休みは学校の講習期間が終了し,eトレもないときは学校にほぼ毎日行って,朝から夕方まで勉強していました。学校の講習もできるだけ出席した方がいいと思います。私は3年間ほとんど全ての講習に出席しました。

    センター試験は問題形式に慣れることが必要です。特に英語や国語は慣れないと時間がかかってしまいます。私の場合,英語は長文問題から先に解きました。長文問題はかなり配点が高いです。時間配分には気をつけてください。長文問題で点数の取れない人は,速読英単語などの単語集を時間のある時にでもよいので見てください。それを覚える事で最終的には2次試験でも力を発揮できます。単語を覚えると意外と解けるようになります。ものすごく難しい問題はそんなにないと思います。

    2次試験は過去問を全部やりましょう。大学によっては年によって出題傾向が変わるので,しっかりチェックしておいた方がいいです。英語や国語はセンター試験より時間が足りなくなるかもしれませんが,過去問を解いておけばそれほど無理なくできるはずです。とにかく解答用紙を全部埋めること。わからなくても何か書けば部分点がもらえるかもしれません。2次試験だとセンター試験ほど簡単には点数が取れないと思うので,センター試験でなるべくいい点を取ってください。そうすれば2次試験は楽になります。

    あと,模試の判定にあまりとらわれないようにしてください。たとえ悪い判定や良い判定でも本番では模試のときに取った点数よりもかなり点を取らないと合格が厳しいこともあります。私は学校や塾で勉強したおかげでセンター試験本番で普段模試で取っている点数よりも60点以上点数を上げることができました。なかなか点数が上がらなくても諦めないでください!!

    最後の最後まで諦めなければ,きっと本番で自分の力が爆発しますよ!!





    想育舎からのお知らせ

    ご父母の皆様へ

    お子様の進学・進級おめでとうございます。

    本年3月4日の公立高校入学試験は昨年同様,多くの高校で高倍率となりました。また,学区制の変更や裁量問題の導入により,各高校の合格ラインが大きく変動し,受験した生徒はもとより,私たち講師陣も驚きを隠せませんでした。想育舎では今後も激化が予想される高校受験に対応できるよう,個人懇談・春期講習会・新中1対象の新年度説明会などにより,万全の体制で新学期への準備を行います。

    お子様が力強いスタートを切ることができるよう,講師一同,力一杯応援していきたいと思っております。新年度もよろしくお願いいたします。

    信頼と実績の進学塾 想育舎  講師・職員一同

     

    ■ 新学期の時間割

      先月郵送いたしました新学期時間割は,4月の予定時間割です。その後,皆様からご要望をうかがった上で,調整した時間割を春期講習会中に教室で配布いたします。今後の予定は次のようになります。

      @ 春期講習会中に新時間割を配布し,選択希望教科・クラスを確認いたします。

      A 4月中にお子様のスケジュールを確認の上,必要に応じてさらに通塾しやすい時間割を編成いたします。

    ■ 新学期へ向けての説明会

      4月6日(月),7日(火)に,新中学1年生を対象とした説明会を行います。詳しくは,春期講習会中に案内を配布いたします。

 





    編集後記

    2009年度高校入試も終わり,もうすぐ4月です。新学期への期待に胸をふくらませているみなさんも多いと思います。みなさんの今年度の目標は何でしょうか。新中3のみなさんは,自分の志望校に合格することが目標になってくると思います。今回特集した裁量問題など,これから乗り越える壁は多いですが,「千里の道も一歩から」です。一歩一歩着実に進んでいきましょう。

    新小4〜新中2のみなさんも,自分の目標を決めてそれに向かって進んでいきましょう。もちろん,勉強でなくてもかまいません。検定試験や部活動などいろいろ目標を決めてがんばりましょう。私の目標は,昨年実現できなかった漢字検定準1級の合格です。みなさん,私と一緒に漢字検定にチャレンジしてみませんか(笑)!

    Usui   




Apr. 2009