2009年度 公立高校入試の分析 第2回 数学
Get! 300 入試までの365日C 夏の勉強法
高校部通信 現役合格への実戦力強化!
前回は国語の入試問題について解説しました。今回は数学の[2」と[3]を解説します。[中1]は中1の内容であることを表しています。中1・2のみなさんもぜひ取り組んでみて下さい。なお,今話題の『裁量問題』は,すでにM2の4月号で紹介しました。想育舎のホームページにも掲載しているので,ぜひ見ておきましょう!
[2] 次の問いに答えなさい。
点Pと点Qが異なる方向に進みながら初めて重なったのは,出発してから4秒後です。また,点Pと点Qが同じ方向に進みながら初めて重なったのは,点Pが2往復目にAの方向に進んでいるときで,出発してから10秒後です。
点Pと点Qの速さはそれぞれ秒速何pですか。点Pの速さを秒速xp,点Qの速さを秒速ypとして方程式をつくり,求めなさい。[中2]
問1 x 2−x−56 を因数分解しなさい。[中3]
問2
右の図のように,底辺の1辺がapの正方形で,高さが hpの直方体があります。この直方体の表面積を,a,hを使った式で表しなさい。[中1]
問3 x=−1,y=1/2 のとき,6( x 2+2xy−y 2)−2(3x 2+2xy−3y 2 ) の値を求めなさい。[中2]
[3] 次の問いに答えなさい。
問1
ある店ではシャツAを2着以上まとめて買うと,1着目のシャツは定価のままですが,2着目のシャツは定価の10%引きの価格となり,3着目以降のシャツはそれぞれ定価の30%引きの価格となります。この店で,シャツAをまとめて4着買ったところ,定価で4着買うより1050円安くなりました。シャツAの定価はいくらですか。シャツAの定価をx円として方程式をつくり,求めなさい。[中1]
問2
右の図のように,長さ60pの線分ABがあります。点Pと点QがAを同時に出発し,それぞれ一定の速さで,AB間を線分AB上で往復し続けます。ただし,点Pは点Qより速く進むことがわかっています。
この問題の模範解答はここを Click!

1
2009年度 入試動向
北海道教育委員会は,6月2日に2009年度公立高校入試の石狩学区受験動向を発表しました。右の表のように,旧学区外受験者の割合が1番増えているのが開成高校です。2008年度は受験者全体の32%が学区外の生徒でしたが,2009年度は62%となり,東区以外からの受験生が全体の6割に達しています。
この背景には,今年の入試が石狩1学区化と裁量問題導入の初年度で,受験生がより慎重な志望校選択をしたためと考えられます。例えば,Bランクで北区在住の北高志望の受験生の場合,中央区や西区からの北高受験者が増えることを心配して,安全を見て開成高校を選んだというケースも考えられます。来年の受験でもこの傾向が続く可能性が高いので,まずは夏期講習会でライバルに負けない学力を身につけましょう!
2
夏休みは8時間勉強!
今,中学3年生は,最後の中体連に向けた部活動と期末試験の勉強で忙しい所だと思います。そんな折,想育舎では6月22日(月)から夏期講習会のテキストを配ります。受け取った後は,夏休みに向けてテキストの予習問題に取り組んで下さい。 そこで,今回は夏休みの勉強法について説明します。
夏休み中は,遅くても8時には起きて朝食を食べ,9時には机に向かいましょう。
■ 午前 9:00〜11:30まで2時間30分勉強する。
@ 中3の夏期講習会は,7月24日〜8月12日までほぼ毎日授業があります。その日に行われる授業の予習・復習問題の見直しを行いましょう。講習会前にしっかり予習に取り組み,間違いチェックをつけていれば,弱点が絞り込めているはずです。その弱点問題をもう一度解きましょう。
A 今回の講習会で中学3年生には,講習会テキストの他に,学力ABCや入試で高得点を獲得するための実戦問題集『ウイニングロード』も配布します。午前中にどんどん解きましょう。
B 苦手な科目の勉強をとことん行う。例えば,国語が苦手なみなさんは,読解力を鍛えるために,この時間に徹底して本を読んで要点をノートに箇条書きにしてみましょう。
午前中は,次の3つの勉強法をおすすめします。@〜Bを上手く組み合わせて,勉強しましょう。
■ 午後 13:30〜16:00までの2時間30分
昼食を食べたあとは,教室で勉強!です。家にいると一番気温が高くて,眠くて勉強をしたくない時間に,クーラーの効いた教室で快適に学習ができます。8月11日の道コンでよい結果を残すために頑張って勉強しましょう。
■ 夜は3時間勉強する。(18:00〜23:00の中の3時間)
夕方から夜にかけて,3時間。その日授業を受けた2教科の復習とウイニングロードを解く時間にあてましょう。3時間を1時間30分の2セットに分けて勉強してもいいですし,夕方はバラエティ番組などを見てゆっくり休んで,夜の8時くらいから集中して勉強に取り組むこともおすすめです。
今回は基本的な生活の流れを説明しました。クラスによっては夕方に授業が行われるところもあります。これを参考にして,1日8時間学習する計画を立てましょう。


中学生のみなさんは定期テストも終わり,ほっと一息ついていることと思います。遊びたい気持ちもあると思いますが,ここでもう一度気を引き
実戦力を鍛えよう!
中学3年生のみなさんは,この夏,高校入試に向けて実戦力を強化していきましょう。特に,英語や数学などは裁量問題の採用・不採用に関わらず,入試全体のレベルが上がっています。夏期講習の授業でポイントを復習したら,eトレで実戦問題を数多く解いて,しっかりと実戦力を身につけましょう。
また,eトレは理科・社会の総復習にも最適です。「理科の電気を基本から復習したい」,「近代の歴史を忘れてしまった」という人も,この夏,eトレで自分の実力を伸ばしましょう。もちろん,中1・2のみなさんも自分の苦手な単元の復習や応用力を身につけるためにeトレを活用していきましょう。

定期テストも終わり,みなさん,ほっと一息ついているころだと思います。しかし,ここで気を抜いてはいけません。特に,高校3年生のみなさんは,センター試験まであと214日(6月16日現在)です。今から計画的に対策を立てて,この夏,現役合格への実戦力を強化していきましょう!
1
えっ,D判定!
高校3年生のみなさんは,先月の行われた模擬試験の結果に驚いた人も多いかもしれませんね。「今まで,第一志望大学がA判定,B判定だったのに,いきなりD判定に下がってしまった」という声が多く聞かれました。これは,高3の模擬試験には浪人生も参加しているからです。
高1・2の模擬試験はあくまで現役の高1・2を対象としたものなので,その中での合格判定でした。しかし,実際の大学入試では,浪人生も含めた全ての受験生がライバルとなります。これからは模擬試験の結果をしっかりと分析して,「自分の実力をどう伸ばしていけばよいのか」を,しっかりと意識し,実戦していくことが現役合格への最大のポイントです。
進研模試や全統模試などは各科目ごとに,どの単元がどれだけの点数なのかがグラフとして載っています。そこから,各科目ごとの自分の弱点が見えてきます。
2
弱点が分かったら特訓あるのみ!
自分の弱点が見えたら,あとは特訓あるのみです。基礎的なことから応用まで,とことん問題を解いていきましょう。eトレや問題集,参考書などを活用して,様々な問題に慣れておくことが,実戦力強化のポイントです。
「学校でこの解き方しか習っていないから,eトレの問題が解けない…」という人もいるかと思いますが,大学入試は1つのやり方で解けるほど易しいものではありません。「あ,こんな解き方もあるんだ」と,いろいろな問題に対する解き方をどんどん身につけていきましょう。
以前,高校部通信でお伝えした通り,2010年度センター試験(現高3)から,過去に出題された問題や他大学で出題された問題でも良問であれば本試験に採用するという発表がされています。
今回のセンター試験は「どれだけ問題演習を積んだか」が勝敗の分かれ道です。この夏が勝負です。学校の講習,家庭での復習,教室でのeトレでの問題演習と,自分の力をどこまで伸ばせるかにチャレンジしていきましょう。
3
「やればできる」は言い訳だ!
これは私が通っていた高校の進路指導の先生の言葉です。「やればできる,というのはやらないことへの言い訳だ。だったら,やってみろ。やらなきゃ力なんかつくわけないだろ!」と全校集会で喝を入れられました。
しかし,この言葉の通り,勉強はやらなければ力はつきません。当たり前のことですが,これが一番重要なことです。入試当日にライバルとなる浪人生はみなさんよりも1年以上長く勉強しているのです。そのライバルに勝ち,現役合格を勝ち取るために,しっかりと日々の勉強も積み重ねていきましょう!
4
高1・2こそ大事な時期
高1・2のみなさんは,まだ先の話だと思って読んでいるかもしれませんが,今,高3の先輩たちがeトレで勉強しているのは,高3の内容よりも高1・2の内容の方が圧倒的に多いのです。特に文系の数学は,高2で範囲が終わってしまうため,高3になってからはとにかく復習することになります。
「今,勉強している内容が大学入試に直結するんだ」という意識を常に持って,日々の予習・復習,eトレでの問題演習に力を注いでいきましょう。また,7〜8月の道内国公立大学のオープンキャンパスの日程を下に掲載しています。ぜひ,大学に足を運び,1・2年のうちからしっかりと志望大学を意識しておきましょう!


みなさん,読書していますか。本を読むと,いろいろな考え方や世界に
想育舎では,「みなさんにたくさん本を読んでもらいたい!」と,各教室に想育舎文庫を設置しています。先月,各教室に新刊を追加したので,今回はその中でもオススメの本を紹介します。ぜひ,手に取ってページを開いてみましょう。きっと,ワクワクドキドキの世界がみなさんを待っていますよ!

ねらわれた星 作者:星 新一
星 新一の短編小説集。今までにない星新一ワールドが展開。
「長い文章を読むのが苦手」という小学生にぴったりの作品。
新鮮なアイディア,完全なプロット,意外な結末という三要素そろったショートショートの面白さが満載(まんさい)の作品です。
パコと魔法の絵本 作者:関口 尚
とある病院に入院した大
「ねえおじさん,前にもパコのほっぺに触ったよね?」
昨日を失った少女の心に特別な思い出を残そうとした大人たちの,心温まる奇跡の物語。
サイエンスコナン 名探偵の不思議 原作:青山 剛昌
米花テレビ
サイエンスコナンシリーズはいろいろな作品があります。みなさんの教室にはどんな不思議が待っているか見てみよう!


■ 個人懇談
以前にM2でお知らせしましたとおり,6月末〜7月にかけて個人懇談を実施します。なお日程調整の際は,中学1年生と1学期からの新入会生(全学年)を優先させていただきます。教室で申込書を配布していますので,懇談希望の方は申込書を教室に提出してください。
■ 試験対策時間割について
6〜7月は,札幌市のすべての中学で期末テストが実施されます。想育舎では,試験の2〜3週間前から期末テストなどに合わせた特別時間割で授業を行っています。各教室で配布していますので,必ずご確認ください。
■ 小学生 統一学力判定テスト
7月6日(月)〜11日(土)に第2回小学生統一学力判定テストを行います。英語と算数の2教科を実施します。
汗ばむような温かい日が続いたかと思えば,一転,雨が降って肌寒い日があり,体調管理が大変な時期ですが,みなさん,風邪などひいていませんか。中学生のみなさんは,期末テストの真っ最中だと思います。
中3のみなさんは,修学旅行,中体連の練習など,忙しい日々を送っていると思いますが,今回のテストが1学期の内申点を決定します。早寝・早起きと手洗い・うがいをしっかりして,テスト当日,全力を発揮できるようにがんばりましょう。目指せ,全教科100点!です。
テストが終わると,少しゆとりができます。中1・2のみなさんには,ぜひこの機会に本を読んでほしいと思います。
小説や科学の本,雑学の本などでも構いません。本を読むと感動的な新しい発見があります。私も,先週,コンビニに置いてあった『理科と数学の法則・定理集』を「何だかおもしろそうだぞ」と購入し,「万有引力と重力は違う!」ということを初めて知りました(苦笑)。
みなさんもどんどん本を読んで,新たな発見と,その感動を体験してみましょう!