気の流れとは?経絡とは?

 東洋医学では頻繁に「気の流れが良い、悪い」という言葉を使いますが、現代医学にはその概念自体がないため、「気の流れ」の理解やコンセンサスは得られていません。

 あえて言うならば、気の流れの悪いという状態は、「(広義の、特に微少)循環が悪化した状態」と考えられます。

 気の流れる経路である経絡は「脈管外の体液の流れるところ」と定義されています。血液循環(脈管内の体液の流れ)は経絡に相当しないのです。

 循環状態が悪いという場合、現代医学では血流の悪化を意味します。東洋医学にも血流に対応する血(けつ)という概念があります。したがって「循環状態」という説明では誤解を生じやすいのです。

 経絡は「血管外の間質」にあり、間質・結合組織(毛細血管と細胞との間にあるわずかな間隙で、拡散によってイオンや栄養物、老廃物が血管と細胞間を移動している場所)に相当するので

気の流れの悪い状態とは「間質・結合組織の体液の流れの異常」ということになります。


AMIはどこの何を測っているのか

 AMIはこの「間質・結合組織の体液」の状態を測定しているのです。ちなみにこの間質・結合組織の体液の流れという概念は理論的な推測はあるものの、実体は現在も不明な点が多く、現在検査法として確立しているものとしてはAMI以外に間質圧測定、拡散速度検査、デキストラン負荷テスト等、限られたものしかありません。