桑 田 秀 延

(1895.2.28 - 1975.4.16)

著作集に収録されていない著書


『神学と宗教々育』(日曜学校パンフレツト4)、日本基督教会日曜学校局1935
『伝道の神学』(基督教文庫3)、長崎書店1936
『神学の理解』、長崎書店1939
『使徒信条十二講』(日曜学校パンフレツト7)、日本基督教会日曜学校局1940
山田霊林、桑田秀延、『禅とキリスト教 : 対話』、潮文社 (後に潮文社新書、1969)1967
『教会論入門――信徒のために』(東神大パンフレット8)、東京神学大学出版委員会1974
明治学院大学キリスト教研究所編、『日本の神学思想史に現われた神学の問題と人物(桑田秀延)』(賀川豊彦記念講座第5集)、キリスト新聞社1976

訳 書


デイ・エス・ケアーンズ、『基督教信仰の合理性』、日本基督教興文協会1925
ジョン・ベイリー、『基督教の中心問題』、長崎書店1931
キェルケゴール、「基督教に於ける訓練――彼の基督教観の精髄」(抄訳) (『キェルケゴール選集 第2巻』改造社、1935) (後に長崎書店1940基督教文庫23?)1935
カール・バルト、『われ信ず』(基督教思想叢書)、基督教思想叢書刊行会  (後に角川書店バルト著作集1、1949)1936

編集・監修


日本神学校神学会編『神学と教会』(全15号、長崎書店)の後付け記載の編者が桑田秀延1934-42

第一巻U(1935.5)は「カルヴィン特輯」、第二巻T(1935.10)は「植村記念号」、第三巻U(1937.5)は「カール・バルト特輯」、第五巻U(1939.10)は「日本神学校創立10周年記念神学論文集」。1942.12の号は通算して第七巻に相当するが巻号の記載のない最終号で、村田四郎の「後記」に「種々の状勢は此の小誌の継続を断念しなければならなくなった」とある。

『キリスト教読本』(教養読本シリーズ2)、学芸社  (桑田の筆は「第4章 キリスト教の教理」)1950
『基督教講座』全10巻、新教出版社  (桑田の筆は「人間観」(第1巻)、「贖罪観」(第2巻)、「終末観」(第3巻))1951-53
桑田秀延、手塚儀一郎、松本卓夫監修、『聖書事典』、日本基督教団出版部1961

項目執筆も。「神」、「聖霊」の項。

『キリスト教大事典』、教文館  (桑田は編集委員長)1963

『神学』掲載論文


初登場:1号、その後24号まで。
終末論と倫理――最近神学界の問題を廻りて1号(1949.9)
基督教歴史観3号(1951)
教会と社会5号(1952.12)

『桑田秀延全集 第4巻』所収の「教会と社会――この問題の神学倫理的考察」がこれではないかな?

ウェスレー誕生250年に際して6号(1953.12)
日本における宣教11号(1956.10)
信仰と文化の問題14号(1958冬春季合併号)
カルヴァンと日本17号(1959秋号)
ティリヒ博士に聴く19号(1960秋号)
本間誠、平賀徳造両教授を思う20号(1960-61冬号)
東京神学大学創立20年に思う24号(1963)

日本神学校神学会編、『神学と教会』の論文等


最近神学界の消息第一巻T(1934.10)
カルヴィンに於ける神と人間第一巻U(1935.5)
植村先生の神学の中核としての贖罪の教義第二巻T(1935.10)
高倉神学とその特色第二巻U(1936.4)
(この号には桑田の筆なし)第三巻T(1936.10)
バルトに於ける神学の概念第三巻U(1937.5)
グループ運動に対する賛、否、その他第三巻U(1937.5)
パウル・ティッリヒ第四巻T(1937.9)
カール・ハイム−−現代の神学者(2)第四巻U(1937.12)
最近の神学に於ける終末論第四巻V(1938.4)
ジョン・ウェスレーに於ける聖化の問題第四巻W(1938.8)
日本基督教会信仰の告白と聖書第五巻T(1939.5)

たぶん、『桑田秀延全集 第4巻』所収の「日本基督教会の信仰告白と聖書」がこれ。

福音と律法第五巻U(1939.10)

たぶん、『桑田秀延全集 第4巻』所収の「福音と律法」がこれ。

教会の学としての神学第六巻T(1940.4)
基督教人間学第六巻U(1940.12)
日本傳道の辯證論巻号の記載なし(1942.12)

事典項目


『岩波哲学小辞典』増補版(岩波書店)の項目執筆1938
『キリスト教大事典』(教文館、1963)の項目執筆1963

「宇宙」、「神」、「神の言」、「神の存在の証明」、「キリスト教と文化」、「自由主義神学」、「純潔」、「神学」、「神学の方法」、「長老派神学の分裂」、「伝道協会」、「日本の神学」、「福音」、「弁証法神学」、「理性と信仰」、「律法と福音」、「霊魂不滅」、「和解」。

『キリスト教倫理辞典』(佐藤敏夫、大木英夫編、日本基督教団出版局、1967)の項目執筆1967

「自由」、「人権」、「来世」。

『キリスト教組織神学事典』(東京神学大学神学会編、教文館、1972初版、1983増補版)の項目執筆1972、1983

「神の国」、「死」、「死人の復活と永遠の生命」、「神学」、「審判」。

論文、その他


「パウロ、アウグスティヌス、カルヴィン」(神田豊穂、『大思想エンサイクロペジア7 宗教思潮』、春秋社)1930
「日本基督教会の神学」(福音新報社編、『日本基督教会大修養会 東山荘講演集』、福音新報社)1935

『桑田秀延全集 第4巻』所収

「終末論」(『人間学講座5 人間の諸問題』、理想社出版部)1939

『桑田秀延全集 第4巻』所収。

「基督教者たるの理由」(鈴木大拙等編、『宗教体系 第3巻』、大東出版社)1948
「キリスト教会と社会」(日本基督教団社会委員会編、『基督教と社会変革』、内外協力会)1953
「神との邂逅」(日本基督教協議会文書事業部編、『神との邂逅』、日本基督教説教選2、新教出版社)1954

『桑田秀延全集 第7巻』所収

「神」(気賀重躬、熊野義孝、松村克己編、『現代キリスト教講座 第1巻 キリスト教の教義』、修道社)1956
「奇蹟について」(気賀重躬、熊野義孝、松村克己編、『現代キリスト教講座 第2巻 キリスト教と聖書』、修道社)1956
「人間の矛盾」(山本和編、『神と悪魔』、今日の宣教叢書3、創文社)1957
桑田秀延,高崎毅「教会とキリスト教教育」(『キリスト教教育講座2 キリスト教教育の原理』、新教出版社)1958
「折々の人十人」(『折々の人』C、朝日新聞社)1968

『桑田秀延全集 第7巻』所収

「フェリスの学風について」(『フェリス女学院論文集 100年記念』、フェリス女学院)1970
「渡辺善太小論――出会いと印象」(渡辺善太米寿記念文集刊行委員会編『渡辺善太−−その人と神学』、キリスト新聞社、1972)1972

『桑田秀延全集 第3巻』所収

「ブルンナー先生との出会いと印象」(中沢洽樹、川田殖編、『日本におけるブルンナー――講演と思い出』、新教出版社)1974

『桑田秀延全集 第7巻』所収

「楽園物語の象徴するもの」(婦人之友編集部編、『聖書とわれら−−三十人集』、婦人之友社)1975

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