すのはらの「春原主義」
ニューヨーク日記・その3
1997.3.3更新
1997.2月分です。
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1997.2.28
こっちの人は写真、ほんとに好きですね。同じ部にいるLauraやPat(どちらもおばさんです)は、自分の子供
の写真とかペットの犬の写真とかを貼りまくってます。ConnieママはNew York
Timesの一こ ま漫画をよく張っています(笑)。
1997.2.26
今週はネタが少ないので、思い切って一般公開しちゃいます。新たまごっちのアイデア!(大爆笑)
たまごっち旅に出る・・・"たびごっち"
海外旅行中のたまごっちが、荷物を盗まれる、買い物でぼられる、事件に巻き込まれる、などなど。それを助けて無事旅行を終わらせる。時差があるので、夜中に世話をしなければならないこともある。一文無しになると"さるがんせきっち"になる。
たまごっち体を鍛える・・・"ムキムキっち"
筋トレのノルマを課す。時々さぼるので、厳しく育てなければならない。育て方によって、サッカー選手、野球選手、プロレスラーなどになる。海外へ出て成功すると、"のもっち"になる。人前で目立つことを教えて育てると"ながしまっち"になる。
たまごっちスターを目指す・・・"アイドルっち"
発声練習、ダンスの練習などをさせながら,時々オーディションを受けさせる。トレーニングの種類によって、歌手、俳優、ミュージシャンなどになる。危ない薬に手を出したりしてスター街道をはずれることもある。大スターになっても"せいこっち"になると離婚してしまう。"ひばりっち"や"ゆうじろうっち"になると、惜しまれながら死んでゆく。
たまごっちビジネスを始める・・・"ベンチャービジネスっち"
ベンチャーキャピタルとしてたまごっちに投資をし、大成功すると"ビルゲイツっち"になる。ときどき投資に失敗したり、市場動向を読み間違えたり、為替相場の変動で損をしたり,独占禁止法で訴えられたりする。効果的にM&Aを繰り返すと"マードックっち"になる。
1997.2.24
20〜23日は、サンフランシスコへ出張してきました!
霧で有名なサンフランシスコも、僕の滞在中はとても天気よくて暖かで、桜が咲き、菜の花のような黄色い花が咲き乱れ、上半身裸になって日光浴をしている人もいました。コートもセーターもいりません。日中はTシャツ一枚でOKでした。
カリフォルニアの空はニューヨークとは違う青さです。言葉では表現できません。いかにも「にしかいがんっ」て感じです。町並みもとってもきれいです。ニューヨークはれんがづくりの建物が多く、真冬で木々も枯れているので茶色い街ですが、サンフランシスコは、家々が白く、また冬でも緑が多いので、白と緑のコントラストがとてもきれいな景色です。坂が多いので、高いところからの住宅街の眺めはほんとに美しいです。
ニューヨークよりもアジア系の人が多いですね。日本人も多いです。住友銀行や三和銀行がなんでもない普通の街道沿いにありました(笑)。ホテルには当然、日本語の案内やメニュー
がありました。ただ、ホームレスもニューヨークよりも多い感じがしました。
San JoseにあるNECを訪ね、そのほか、カリフォルニア大Berkeley校やStanford大に行きました。こっちの大学のキャンパスはいいですねえ。みんな生き生きとして勉強しているという感じが伝わってきます。芝生が青々と茂り、ヤシ系の木々が並木道をつくり、
Tシャツ姿の学生がローラーブレードで走りすぎてゆきます。
市内を走る有名なケーブルカーに乗るとき、どどどっとたくさんの人が降りてたくさんの人が乗るどさくさの中、料金2ドルをわたしそびれて、ただ乗りしてしまいました。
土曜日は快晴の中、FMをがんがんかけながら、ゴールデン・ゲート・ブリッジから海岸沿いの1号線を南にドライブし、太平洋に沈むサンセットを見てきました。めちゃくちゃ西海岸してしまいました(笑)。
ニューヨークはまだ冬しか知らないので、今のところは、どっちがいいかと言われたら、サンフランシスコの方がいいですね。超気に入りました。こんどはサンフランシスコに住んでみたいです。
ニューヨークに帰ってくると、エンパイアステートビルでの銃乱射事件で大騒ぎです。
1997.2.18
そういえば、日本食の食材屋さん、「新日本堂」へ行ったときのこと。常連と見える女性のお客さんとレジを打っていた店の若だんながこんな会話をしていた。
お客さん:きょうは、おたくのお子さん、どうしてらっしゃいます?
若だんな:あの子はいまごろ奥の方でなんとかを巻いてるよ。
お客さん:???
若だんな:あれ、何を巻くって言うんだっけ?「ネギを巻く」じゃないし、「しっぽを巻く」でもないし。。。
お客さん:そうねえ、何だったかしら。
若だんな:「トロを巻く」でもねえなあ。トロ巻いたら手巻き寿司になっちまうよなあ。
すのはら:「管(くだ)を巻く」じゃないですか?
若だんな:ああ、そうだった、そうだった。「管を巻く」ね。
1997.2.17
アメリカでの生活といえば、外は雪が降って寒い中、部屋の中では暖房がガンガンきいていてTシャツ一枚で過ごすというのにあこがれていた。ところが実際は、大家のおばさんが同じアジアの中国系のためか、セントラルヒーティングをほどほどの室温にしている。少し寒いくらいの時もある。こんなはずではなかった。
1997.2.15
11月末から乗り始めた車も、はや3,000マイル。きょうはオイル交換しました。オイルはちゃんと下から抜いて、ウォッシャー液も補充して、車内の掃除もやってくれて、その他、細かいところも点検してくれて、全てひっくるめて税込み$19.48でした。エンジン快調!
1997.2.14
ちなみにこちらには”義理チョコ”というものはないようです。
全くないというのもさびしいもんですね。
1997.2.12
最近、家主のおばさんは、声楽を習いはじめたようです。けっこう本格的です。かなり気合い入っているようで発声練習の声がいつも聞こえます(^^; はやく上達して欲しいです。(笑)
1997.2.11
英語で雑談している輪の中にいると、話題についていくのが大変です。"これを言おう"と思ったことを頭の中で英訳している間に話題はほかへ移っているのでさみしいです。。。
1997.2.10
先日、のりたまふりかけを購入しました。ごはんがおいしくなって幸せっ!
1997.2.7
マイクロソフト・ネットワークで電子メールアドレスを検索したら、sunoharaという人が思った以上にたくさんいるのにびっくりしました。それをきっかけに、ついに「全国"春原"さんリンク」を作ってしまいました(^^; リンク集にあります。
1997.2.5
きょうはFAQコーナーです。最近よく、私のアドレスsuno@yt.comについて聞かれるので、説明しておきます。
これは、Cyber Tradingという日本のインターネット関連のコンサルティング会社のメール自動転送サービスです。メール自動転送サービスの利点は、
-
メールアドレスがひとつにまとまる。
-
メールアドレスが短くてすむ。
の2点です。つまり、転勤や転職しても電子メールアドレスは変わらないし、自宅用と会社用に複数のアドレスを人に教えておく必要もありません。また、職場や通常のインターネット・プロバイダでのメール・アドレスは第三ドメイン名まであるいはそれ以上のドメイン名がつくので長くなりますが、電子メールアドレスは極力短い方が覚えてもらいやすいし、入力も簡単です。
このおかげで、私にメールをくださる方は、
-
はじめての場合でも長いアドレスをタイプする必要がない。
-
私がアメリカにいようが日本にいようが、同一のアド レスに送れる。
-
短くてすぐ覚えられるので、インターネットカフェや街中の情報KIOSK、パソコンショップの店頭からでもメールを送れる。
といった利点があります。また、私にとっても、長い休み中には自動転送先をNiftyなどに変えてもらっておけば、自宅や旅先でメールを受信できます。それになによりも、".com"なのがかっこいいでしょっ(^^;
最近、電話番号のワンナンバーサービスというのがありますが、それと同じようなアドレスの一元化ですね。
1997.2.4
マンハッタンを日曜日に歩くと、午前中はお店も閉まっていてとてもひっそりとしています。そのかわり、教会にはたくさんの人が集まっています。
また午後には、駐車場などでガレージセールをやっていておもしろいです。
いろいろマンハッタンを歩き回っている甲斐あって、中古のCD、レコード、ビデオ屋さんを何店か見つけ、この手のはガイドブックにはあまり載っていないので、ひとり喜んでいます。
ちなみに最近聞いているのはエリック・クラプトンのグレイテストヒッツもののCDで、パソコンのCD-ROMで聞いています(^^;。
1997.2.3
今ニューヨークでは、トリ・アモス(Tori Amos)という女性歌手が大人気です。
ピアノを弾きながら歌います。ある曲で見せてくれた前衛的な踊りは、我を忘れて見入ってしまいました。そして、いきなりピアノを弾きはじめるのに、めちゃくちゃ感動しました。
曲もいいです。先週末はさっそくCDを探しに行きました。ケイト・ブッシュとかが好きな人はトリ・アモスも好きになるでしょう。セリーヌディオンとかマライヤキャリーのようなだれでも親しめる一般大衆向けと言うよりも、メッセージ性が強い、ちょっと癖のある感じです。
トリ・アモスはレイプや虐待などにあった女性のための慈善基金RAINN(Rape,
Abuse and Incest National Network)を設立して、社会的にも注目されています。
さらに先日は、ニューヨークのマジソン・スクエアー・ガーデンでのコンサートで新曲をはじめて発表し、その録音が全米5000以上のAM、FM曲にデジタル配信されて、エンターテインメント業界のみならず、電気通信業界でも話題になっていました。
トリ・アモスって日本では知られているでしょうか?
1997.2.2
会社のbossがスポーツ用品店へ行ったら、「こないだ日本人が来てナイキ・エアーを20足も買ってったよ」と言われたそうです。こちらでもエアーは大人気のようですね。最近はエアーNOMOというのが出るとか出たということです。
1997.2.1
運転免許の講習会に行ってきました。なんと、雑居ビルの地下の一室が教習所でした。こちらでは、教習所では講習を受けるだけです。あとは自分で勝手に練習をして、路上試験を受けるのです。
教習所では、なかなかおもしろい光景を見ることができました。
25人くらいで部屋はいっぱいでした。おもしろかったのは、新聞を読みながら講義を聞いている人がいたり、ズボンをずり下げてはいていた10代の若者は帽子をかぶりガムをかみながら聞いていたりしたことです。それに、講師が「〜でしょうか」などと問いかけると、日本では、先へ話が進のを待つか、あるいは講師が誰かを指すのを待ちますが、こちらではみんな条件反射のように"Yah"とか"I
don't think so."とか口々にいいます。そして、自分の考えをしゃべりだすのです。それも、数人の人が同時にしゃべるのです。文化の違いを強烈に感じました。
正味3時間ほどの講習の最後はテストですが、25問中16問正解すればいいので楽勝です。テストといっても、ロシア人は英語のわかるロシア人に聞きながらやってましたし、ドイツ人の女性はhusbandに一緒に来てもらって訳してもらっていました。スペイン語の人は、スペイン語のテスト用紙があったのですが、みんなで答えを教えあっていました。わたしは、日本語のテスト用紙で受けました。何ともいい加減なテストでありました。
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