関 川 泰 寛

(せきかわ やすひろ)
(2001.4.1〜教授)
2015.11.23更新(印が主な更新個所です。)

著 書

『ニカイア信条講解――キリスト教の精髄』、教文館、1995。
後藤正敏、長谷川宣恵、船本弘毅と共著、『信仰30問30答』、日本基督教団出版局、1997。
『聖霊と教会――実践的教会形成論』、教文館、2001。
『二つの信仰告白に学ぶ』、全国連合長老会出版委員会、2003。
日本基督教団全国連合長老会日曜学校委員会編『子どもと共に学ぶ 明解カテキズム』、キリスト新聞社、2005。
解説を関川が担当しているので、「著書」の範疇に入れた。
『アタナシオス神学の研究』、教文館、2006。
関川のこれまでのアタナシオス関連の論文はすべて収録されているらしい。
日本基督教団全国連合長老会日曜学校委員会編『子どもと共に学ぶ 続・明解カテキズム――説教・聖礼典・十戒・主の祈り』、キリスト新聞社、2009。
解説を関川が担当しているので、「著書」の範疇に入れた。
『ここが知りたいキリスト教――現代人のための道案内』、教文館、2010。

訳 書

レオン・モリス(佐々木勝彦ら4人と共訳)、『愛――聖書における愛の研究』、教文館、1989。
K. シュヴァルツヴェラー(K. Schwarzwaller)「キリスト教倫理の根本問題」日本基督教学会編、『日本の神学』、29号、1990。
A.ヘロン、『聖霊――旧約聖書から現代神学まで』、ヨルダン社、1991。
C.E.B.クランフィールド、『使徒信条講解』(新教新書244)、新教出版社、1995。
N.ブロックス、『古代教会史』、教文館、1999。
D.ファーガソン、『共同体のキリスト教的基礎』、教文館、2002。
J. W. ヴァン・ハイスティーン(関川とT.J.ヘイスティングス共訳)「人間の起源と宗教的認識を探求する神学」『神学』69号、教文館、2007)。
アリスター・E. マクグラス(神代真砂実、関川泰寛訳)、『キリスト教思想史入門――歴史神学概説』、キリスト新聞社、2008。
C. スティッド(関川泰寛、田中従子訳)、『古代キリスト教と哲学』、教文館、2015。

編集・監修

A.リチャードソン、J.ボウデン編(古屋安雄監修、佐柳文男訳)『キリスト教神学事典』(教文館、19951、2005新装版)の編集協力者。
Stephen G. Post編、生命倫理百科事典翻訳刊行委員会編、『生命倫理百科事典』(丸善、2007)の編集委員、翻訳。
日本基督教団全国連合長老会日曜学校委員会編(関川泰寛監修)、『日曜学校ハンドブック――『カテキズム教案』を用いて』、キリスト新聞社、2012。
袴田康裕、三好明と共編、『改革教会信仰告白集――基本信条から現代日本の信仰告白まで』、教文館、2014。
関川は、ニカイア信条、カルケドン信条、アタナシウス信条の訳と解説、使徒信条の解説を担当。

論 文

東京神学大学神学会編、『神学』の論文

初登場:45号、その後、58号〜 (76号までcheck済)
三位一体における聖霊――フィリオクエ問題をめぐって45号、1983。
アタナシオスにおける政治と神学――統合と排除の弁証学58号、1996。
バシレイオスにおける聖霊の教理と洗礼59号、1997。
アタナシオスの禁欲倫理――『アントニオス伝』のアントニオス像をめぐって60号、1998。
アタナシオスの『アントニオス伝』における諸霊の識別62号、2000。
アタナシオスにおける聖書理解――福音としての統一性63号、2001。
古代教会における神論の探求――三位一体論的神論形成の道65号、2003。
アタナシオスにおける旧約聖書と教会――『マルケリノスへの手紙』の詩編解釈をめぐって66号、2004。
伝道する教会の神学的課題――三位一体論と伝道71号、2009。
古代教父における創造論の神学的意義――エイレナイオスからアウグスティヌスまで73号、2011。
カルヴァンの希望の神学――「律法と福音」及び「聖餐」理解から74号、2012。
三位一体論の形成と母なる教会76号、2014。

東京神学大学総合研究所、『紀要』の論文

『紀要』すべてcheck済。
聖書と信仰告白――正典成立史をふりかえりつつ4号、2001。
第11回日本伝道協議会公開講演。後に加筆されて『聖霊と教会――実践的教会形成論』(教文館、2001)第5章。
伝道――21世紀の教団の使命6号、2003。
第13回日本伝道協議会主題講演。
教団の信仰の一致を求めて13号、2010。
日本伝道協議会主題講演。

その他の論文 (目についたもの)

「セラピオンへの手紙」におけるアタナシウスの聖霊論『東北学院大学論集 教會と神學』、15号、1984。
アタナシウスのContra GentesとDe Incarnationeにおけるキリスト論の特色『東北学院大学論集 教會と神學』、17号、1986。
聖霊の発出論の現代的展開『東北学院大学キリスト教研究所 紀要』、2号、1984。
『東北学院大学キリスト教研究所 紀要』、3号、1985。
アタナシウスにおけるキリストの人間的魂1『東北学院大学論集 教會と神學』、20号、1988。
アタナシウスにおける頌栄的モチーフ『東北学院大学キリスト教研究所 紀要』、6号、1988。
ニケア・コンスタンチノポリス信条の現代的意義 『宣教』、429号、1990。
古代教会における礼拝『季刊 教会』、4号、日本基督教団改革長老教会協議会、1991の「シリーズ共同研究<礼拝(リタージー)>」のその4。
アリウス主義の思想的系譜(その1)『東北学院大学論集 教会と神学』、22号、東北学院大学学術研究会、1991.3。
アリウス主義と苦しむ神日本基督教学会編、『日本の神学』、30号、1991.9。
古代教会における聖餐――聖餐と信仰をめぐって 『東北学院大学キリスト教研究所 紀要』、11号、1993。
日本の神学の方向と課題『日本の神学の方向と課題――神学は何をなしうるか−−25人の提言』(新教コイノーニア12)新教出版社、1993、pp.54-58。
古代教会における聖餐『聖餐――なぜ受洗者の陪餐か』、日本基督教団改革長老教会協議会、1994。
古代教会の信条の特質とバルメン宣言『福音と世界』、1994年7月号、新教出版社。
アタナシオスにおける福音と文化――『異教徒駁論』の世界倉松功、近藤勝彦編、『福音の神学と文化の神学−−佐藤敏夫先生献呈論文集』、教文館、1997。
信仰告白と伝道『季刊 教会』、28号(1997秋号)、1997。
聖霊の信仰と日本基督教団の再生『季刊 教会』、31号(1998夏号)、1998。
礼拝における言葉の新しい可能性――歴史の中に言葉の鉱脈を探る山口隆康、芳賀力編、『説教と言葉――新しい時代の教会と説教−−加藤常昭先生献呈論文集』、教文館、1999。
古代教会における終末論・・・使徒教父からオリゲネスまでルーテル学院大学・神学セミナー編、『終末からの展望』、学校法人ルーテル学院、2000、29-52頁。
古代教会史から見た牧師論『アレテイア』、32号(特集:牧師とは何か)、日本基督教団出版局、2001.3、16-21頁。
教理と説教――古代教父の著作からの考察説教塾紀要編集委員会編、『紀要 説教』第7号、教文館、2005。

FEBCのCD

霊性の源流を訪ねて――古代教父との対話
聞き手:吉崎恵子。全2巻。1、2とも、全26話、CD9枚組、約10時間。
御霊よ、来てください――聖霊と教会
聞き手:吉崎恵子。全2巻。1:全26話、CD9枚組、約10時間。2:全27話、CD9枚組、約10時間。
2000年から2001年頃、カセットで、「賛美に生きる――ニカイア信条に学ぶ」全2巻、各24話、各9時間、各カセット6本(C-90)というのが出たようだが、どうなったか。

その他(目に留まったもの)

近藤勝彦『歴史の神学の行方』の書評日本基督教学会編『日本の神学』33号、教文館、1994。
『福音と世界』新教出版社、1993年5月号、1994年7月号。
「天に国籍を持つ」『鎌倉雪ノ下教会伝道パンフレット』、10号、1995。
フィリピの信徒への手紙 3:17-21の説教。
命の言葉をたずさえて東京神学大学教授会編『献身の喜び』、東京神学大学募集委員会、1996。
キリストと教会に仕える――特に信条をめぐって『教会青年』54号、全国教会青年同盟、1996.12。
1996.8の青年修養会の講演要旨。
永遠に変わることのない言葉『婦人之友』1998年1月号。
「聖書のこころ」のコーナー。
土井健司著『神認識とエペクタシス』の書評日本基督教学会編『日本の神学』38号、教文館、1999。
古代教会における信条の成立――信条の本質『礼拝と音楽』107号、2000年秋号。
福音を宣べ伝える光栄『東京神学大学報』No.212、2000.12.8。
21世紀の日本伝道を担う青年の集い 開会礼拝説教。ローマ10:14-17。
伝統と創意工夫の力日本基督教団福音主義教会連合『教会学校教案』、2001.2(第265号)の巻頭言。
伝道――21世紀の教団の使命『東京神学大学報』No.220、2002.7.7。
第13回日本伝道協議会、主題講演の要旨。後に、『紀要』6号、2003に全文掲載。
安らかな謙虚さをもって――教派的伝統の尊重と日本基督教団形成『季刊 教会』、2004年夏号。
渡辺信夫『古代教会の信仰告白』の書評日本基督教学会編『日本の神学』42号、教文館、2003。
聖なる神との交わりの中で聖なるものとされ『信徒の友』、2004.9(通巻695号)。
現代社会における伝道――教会内外の課題を克服して『東京神学大学報』No.240、2006.7.7。
日本伝道協議会公開講演。
土戸清『ヨハネ福音書のこころと思想(1)〜(7)』の書評日本基督教学会編『日本の神学』45号、教文館、2006。
土井健司『愛と意志と生成の神』の書評日本基督教学会編、『日本の神学』46号、2007。
大切なものは目に見えない『婦人之友』2008年1月号(通巻1253号)。
「聖書 呼びかける言葉」のコーナー。
聖餐の奥義『東京神学大学報』No.252、2008.12.12。
公開夜間神学講座 主題講演。
赤木善光『なぜ未受洗者の陪餐は許されないのか』の書評『本のひろば』、2009.4、財団法人キリスト教文書センター、2009。
金子晴勇『ヨーロッパ人間学の歴史』の書評日本基督教学会編、『日本の神学』48号、2009.8。
pdfファイルあり
F.ヤング(木寺廉太訳)『ニカイア信条・使徒信条入門』の書評『本のひろば』、2009.10、財団法人キリスト教文書センター、2009。
講演「使徒教父からアウグスティヌスまで」『婦人教職のひろば』No.36、2010.6.21、日本基督教団全国婦人会連合婦人教職問題研究委員会。
カルヴァン(アジア・カルヴァン学会編訳)『カルヴァン説教集2 神への保証金 エフェソ書第1章(下)』の書評『本のひろば』、2010.8、財団法人キリスト教文書センター、2010。
説教 「信仰の戦い」『教会婦人』第578号、2011.2、日本基督教団全国教会婦人会連合。
古代教会におけるイースターの祝い『信徒の友』、2011.4(通巻774号)。
A.ラウハウス(菊地純子訳)『信じるということ 下 ハイデルベルク信仰問答を手がかりに』(教文館、2011)の書評『本のひろば』、2011.6、財団法人キリスト教文書センター。
小高毅編『シリーズ・世界の説教 古代教会の説教』(教文館、2012)の書評『本のひろば』、2012.6、財団法人キリスト教文書センター。
伝道と教会――今を見つめ、明日を考える『東京神学大学報』No.273、2013.3.8。
全学修養会基調講演1。
オールド(金田幸男、小峯明訳)『改革派教会の礼拝 その歴史と実践』の書評『本のひろば』2013年3月号(通巻661号)、財団法人キリスト教文書センター。
三位一体の神と伝道『東京神学大学学報』274号、2013.5.10。
公開夜間神学講座春季講習会
古代教会における三位一体論の形成と母なる教会『東京神学大学学報』279号、2014.5.9。
始業講演。
日本キリスト改革派教会大会教育委員会『子どもと親のカテキズム』の書評『本のひろば』2015年3月号(通巻686号)、財団法人キリスト教文書センター。