2015.11.23更新
印が主な更新個所です。)

■東神大関連の神学者の著作情報

※印は、このページ下部へのリンク。

東京神学大学の専任教員、あるいは過去に専任教員を務めていたなどで個人的に関心のある神学者の著書、訳書、編書などのリスト。あるいは、リストの所在に関する情報。ただし、単行本収録の論文や論文誌等は調査しきれないので、目に留まったもののみ。

『神学』の出版年は、奥付の発行年ではなく、それぞれの表紙に記された年。

このページ作成の動機

このページは、東神大の神学的伝統を尊重するゆえに、直接薫陶を受けた先生のみならず、謦咳に接し得なかった先生についても、その書き記されたものを通して、少しでも多くその知見と洞察に触れたい思いに突き動かされて、作成しています。

情報源

このページは、先生に最近の著作について尋ねることをせずに得られた情報に基づいています。すなわち、出版案内とか図書館とか。そのために、常にアンテナを張り続けています(本業がおろそかにならない程度に・・・)。もっとも、執筆著作を教えてくださったり論文リストを提供してくださる先生は一人もいらっしゃらないのですが(笑)。。。

東京神学大学「教員組織」のページに公式情報あり。でも、私のページの方が詳しい(と思う)。

東神大の先生方にお願い

このような仕方で東神大の学統を重んじる者のために、先生方にはぜひ著作目録をネット上に公開していただきたいと願っています。

ご注意

というわけで、データは目に着くままに収集したものです。そのため、はなはだ断片的であったりします。見落としがあるかもしれません。教えていただけると幸いです。

2.独立したページを作っていない神学者

赤木善光

1929.9.23 -

『神学』59号(1997)にその時点までの著書、訳書、主要論文目録あり。

最近の著作等

「献身の喜び」、東京京神学大学教授会編『献身の喜び』東京神学大学募集委員会、1996。

『聖餐論』、日本基督教団三島教会刊行会から2005年に第3版として復刊(発売:静岡聖文舎)。

『宗教改革者の聖餐論』、教文館、2005。

『なぜ未受洗者の陪餐は許されないのか――神の恵みの手段としての洗礼と聖餐』、教文館、2008、144頁、1680円。

『イエスと洗礼・聖餐の起源』、教文館、2012、460頁、3675円。

アウグスティヌス(金子晴勇他訳)『神の国 上』(キリスト教古典叢書)、教文館、2014。『アウグスティヌス著作集』の第11〜15巻の『神の国』を上下2巻にしてキリスト教古典叢書から刊行。

辞事典項目

『キリスト教大事典』(教文館、1963)の執筆項目 : 「ヴェッセル」、「浄福」、「逐語霊感説」、「ラテラノ総会議」。

『キリスト教組織神学事典』(東京神学大学神学会編、教文館、1972初版、1983増補版)の執筆項目 : 「現代フランス神学」。

『岩波キリスト教辞典』(大貫隆、名取四郎、宮本久雄、百瀬文晃編、岩波書店、2002)の執筆項目 : 見かけたところでは、「石原謙」、「北森嘉蔵」、「熊野義孝」、「桑田秀延」。

その他

「典礼への関心」(『神学ダイジェスト』、上智大学神学部、53号の巻頭言)。

『神学』

初登場:17号。号が最後。(全調査済)
ストラスブール時代のカルヴァン――教会憲法作成の準備期間として17号、1959秋。
カルヴァンの教父観18号、1960春。
サクラメントの限定性47号、1985。
自然と天然(上)――漱石と鑑三との場合49号、1987。
キリスト教の国家観について54号、1992。
「教会とサクラメント」について――回想として59号、1997。
カルヴァンの聖餐論の根本問題――特に「チューリヒ協約」をめぐって59号、1997。

北森嘉蔵

1916.2.1 - 1998.9.29

『神学』45号(1983)にその時点までの著書、訳書、主要論文目録あり。

宮本威『神の痛みの神学を読む』(キリスト新聞社、1993、474頁、5000円)の巻末に1993.7までの北森の著作リストあり。

日本基督教団千歳船橋教会「北森神学とは何か」に、北森嘉蔵の著作一覧と北森神学の研究書リストあり。

『日本の説教 第二期第12巻 北森嘉蔵』(日本基督教団出版局、2006)の巻末の朴憲郁による解説の中に著作目録あり。

「北森講話刊行会」のサイトに情報あり。

辞事典の執筆項目

『聖書事典』(日本基督教団出版部、1961)の執筆項目 : 「救い」、「人間」。

『キリスト教大事典』(教文館、1963)の執筆項目 : 「愛」、「義」、「苦難」、「原罪」、「コンクピスケンティア」、「受肉」、「処女降誕」、「聖餐論争」、「罪」、「復活」、「メランヒトン」、「ルター」。

『キリスト教倫理辞典』(佐藤敏夫、大木英夫編、日本基督教団出版局、1967)の執筆項目 : 「聖化」。

『キリスト教組織神学事典』(東京神学大学神学会編、教文館、1972初版、1983増補版)の執筆項目 : 「神のことば」、「教義」、「キリスト」、「啓示」、「贖罪」、「信条」、「聖書」、「組織神学」、「復活」、「伝統」。

最近の書(北森講話刊行会による、朝日カルチャーセンターでの聖書講話のカセットテープに基づくもの)

『詩篇講話』(上・下)、教文館、2004、226頁+224頁、各1890円。

『創世記講話』、教文館、2005、318頁、1995円。

『聖書と西洋精神史』、教文館、2006、248頁、1890円。

『ヨブ記講話』、教文館、2006、226頁、1890円。

『ローマ書講話』、教文館、2007、248頁、1890円。

『エレミヤ書講話』、教文館、2008、236頁、2100円。

『マタイ福音書講話』(上・下)、教文館、2009、上:248頁、2100円、下:226頁、1995円。

『神の痛みの神学』、教文館、2009、356頁、3360円。付録として、卒業論文『キリストに於ける神の認識』(1938)、倉松功と高柳俊一の解説。

『使徒行伝講話』、教文館、2010、212頁、1890円。

『マルコ福音書講話』、教文館、2011、288頁、2205円。

その他

北森嘉蔵は「唯一世界的に知られている日本の神学者」倉松功、『本のひろば』2007.9、19頁。

『絶妙の真理』、教文館、2000。

『聖書百話』(講談社学術文庫)、講談社、2002。

『宗教改革の神学』、新教出版社、2004からオンデマンド。

『聖書と西洋精神史』、教文館、2006。

『聖書の読み方』(講談社学術文庫)、講談社、2006。

『日本の説教 第二期第12巻 北森嘉蔵』、日本基督教団出版局、2006。

『神の痛みの神学』教文館、2015年新装版。

熊澤義宣

1929.2.27 - 2002.8.7

『神学』58号(1996)にその時点までの著書、訳書、主要論文目録あり。

東京神学大学神学会編『神学』58号(1996)は「熊澤義宣教授献呈論文集」。

最近の書

『キリスト教死生学論集』(教文館、2005、310頁、2625円) 死生学等に関する論考を一書に収録。
『教会暦説教』、教文館、2005。
『マタイによる福音書講解説教T、U』、教文館、2006。

辞事典の執筆項目

『キリスト教組織神学事典』(東京神学大学神学会編、教文館、1972初版、1983増補版)の執筆項目 : 「悪」、「解釈学」、「奇跡」、「史実的イエスとケリュグマのキリスト」、「聖書と伝統」、「摂理」、「創造」、「天使と悪魔」、「ブルンナー」、「エキュメニズム(プロテスタント)」、「解放の神学」、「プロセス神学」。
『新約聖書神学事典』(東京神学大学新約聖書神学事典編集委員会編、教文館、1991)の執筆項目 : 「解釈学」、「神」、「啓示」、「自然神学」、「実存論的解釈」、「非神話化」、「ブルトマン」。
『旧約新約聖書大事典』(教文館、1989)の執筆者・翻訳者・閲読者。
小口偉一、堀一郎監修『宗教学辞典』(東京大学出版会、1973)の「説教」、「伝道」、「伝道学」の項の執筆者。

『神学』

初登場:11号。59号が最後。(全調査済)
A.リッチルにおける神学的思惟構造の問題(上)11号、1956.10。
A.リッチルにおける神学的思惟構造の問題(下)12号、1957春季。
無前提的釈義の可能性をめぐって14号、1958(冬・春季合併号)。
現代プロセス神学におけるキリスト論36・37号、1975。
神問題における絶対的なものと相対的なもの――一つのアジア的貢献の試み39号、1977。
聖霊論文献目録39号、1977。
竹森満佐一、赤木善光、熊澤義宣、近藤勝彦、大木英夫、加藤常昭(司会)、討論「教会論」40号、1978。
左近淑、松永希久夫、赤木善光、熊澤義宣、加藤常昭、「教会論参考文献案内」40号、1978。
日本におけるキリスト告白42号、1980。
書評 ブルトマン学派の人びとに対する献呈論文集43号、1981。
いと小さき者の信仰告白――教会の祭司的役割の問題をめぐって44号、1982。
北森神学について45号、1983。
セオドア・ラニアン(熊澤義宣訳)「原サクラメントとしての世界」47号、1985。
「ブルトマンとバルト研究」序説――その最初の出会いをめぐって49号、1987。
ディアコニア論55号、1993。
日本プロテスタント神学における終末論的伝統――熊野義孝と大木英夫57号、1995。
基礎神学としてのキリスト教弁証学59号、1997。

その他、たまたま目についたレアもの

「今日の問題と明日の問題」、in 『キリスト教年鑑』1995年版、1994、pp.45-49。
「十戒の基本的な性格――恵みへの招きの発見」、in 日本キリスト教団出版局『信徒の友』編集部編、『聖書の学びは楽しい――豪華執筆陣があなたを聖書の世界へ導く!』(TOMOセレクト)、日本基督教団出版局、2010。『信徒の友』1996年11月号の再録。
「足をとどめたもう主」、東京京神学大学教授会編『献身の喜び』東京神学大学募集委員会、1996。
「神学教育者としての桑田秀延先生」 (日本神学校同窓会レバノン会編『日本神学校史』、レバノン会、1991)。
「エキュメニズムに関する二、三の考察」(上智大学神学会神学ダイジェスト編集委員会編『神学ダイジェスト』50号の巻頭言。
「神観の将来」(日本神観研究会編『神観の研究――小田切信男博士感謝記念論文集』、創文社、1978)。
『熊澤義宣選集――聖書の伝える終末の希望』、日本FEBC、CD6枚組、約7時間、7400円。
お話し「聖書の伝える終末の希望」(3話)、講演「いと小さき者の信仰告白――教会の祭司的役割の問題をめぐって」、説教4本「新しい律法」、「裁きの日」、「忍耐」、「十字架のキリスト」。

熊野義孝

1899.5.9 - 1981.8.20

著作集一覧

熊野義孝全集刊行会編『熊野義孝全集 第十二巻 日本のキリスト教』(新教出版社、1982)の巻末に完全な著作目録あり。

著作集以降のもの

『信仰・教会・教理』(教会双書2)、日本基督教団全国連合長老会、1982。

土岐健治編、『熊野義孝説教集』、教文館、1981。

編集

『日本キリスト教歴史大事典』(教文館、1988)の編集委員。

辞事典の執筆項目

『聖書事典』(日本基督教団出版部、1961)の執筆項目 : 「終末」。

『キリスト教大事典』(教文館、1963)の執筆項目 : 「教会」、「教義」、「教義学」、「キリスト論」、「功徳」、「権威」、「神学通論」、「信条」、「信条学」、「信条集」、「聖書解釈学」、「組織神学」、「歴史、歴史哲学」、「歴史主義」。

『キリスト教倫理辞典』(日本基督教団出版局、1967)の執筆項目 : 「死」。

『キリスト教組織神学事典』(東京神学大学神学会編、教文館、1972初版、1983増補版)の執筆項目 : 「愛」、「祈り」、「恩恵」、「回心」、「完全」、「義認」、「希望」、「功績」、「神学の方法」、「信仰」、「聖化」、「聖霊」。

記念出版物

熊野義孝記念論文集編集委員編(竹森満佐一監修)、『熊野義孝の神学――記念論文集』、新教出版社、1986。

熊野義孝先生追憶文集刊行会編、『追憶 熊野義孝先生』、新教出版社、1994。

熊野義孝・清子先生記念文集編集委員会編、『熊野義孝・清子先生と武蔵野教会』、日本基督教団武蔵野教会、2000。

その他

「神学的には今日の東神大の存在は熊野神学に負うている。」大木英夫「バルト神学と熊野神学」in 『熊野義孝の神学』p.137。

永井修『地のはてまで――歴史と永遠の切点を生きる』(一麦出版社、2008)に、熊野義孝の「卓上談話」がたびたび紹介されているとのこと。久保義宣による書評(『本のひろば』2009.2)による。

賀川豊彦記念松沢資料館編、『日本キリスト教史における賀川豊彦――その思想と実践』、新教出版社、2011。この中に、熊野義孝「賀川豊彦と藤井武の場合」が収録されている。

出村彰、『宗教改革論集1 カルヴァン 霊も魂も体も』、新教出版社、2009。この中に、「宗教改革を神学する熊野義孝 義認と予定」、「熊野神学におけるサクラメント」あり。

鳥羽和雄、『教会員のための神学ノート――熊野義孝先生の神学をやさしく解説』、2013。

桑田秀延

1895.2.28 - 1975.4.16

著作集一覧

著作集収録以外の著書、訳書、編書等一覧

左近淑

(1931.1.2 - 1990.9.7)

著作集一覧

最近のもの、その他

『日本基督教団金沢教会 伝道説教集第5号 「乏しさと空しさの終わり」』。これは、1978.10.28-29の金沢教会における特別伝道集会でなされた説教3扁。詩篇23:1-6「乏しさと空しさの終わり」、詩篇106:1-23,ルカ22:39-46「これからの世界の希望」、創世記22:1-19「神を信じる信仰とは」。情報は金沢教会のページ

『旧約聖書の学び』(上、下)が2004年からオンデマンド。

『左近淑 日本の説教U-14』、日本基督教団出版局、2007。説教15編。解説は大島力。

「預言者とは」、in 日本キリスト教団出版局『信徒の友』編集部編、『聖書の学びは楽しい――豪華執筆陣があなたを聖書の世界へ導く!』(TOMOセレクト)、日本基督教団出版局、2010。『信徒の友』1987年2月号の再録。

C.ヴェスターマン(左近淑、大野恵正訳)『聖書の基礎知識 旧約篇』(日本基督教団出版局、1984)が、新共同訳準拠、横組みで改訂新版、2013。

辞典の項目執筆

『聖書事典』(日本基督教団出版部、1961)の執筆項目(木下淑の名で)。

『旧約新約聖書大事典』(教文館、1989)の執筆者・翻訳者・閲読者。

『新約聖書神学事典』(東京神学大学新約聖書神学事典編集委員会編、教文館、1991)の執筆項目 : 「アラム語」、「ギリシャ語」。

『世界宗教大事典』(山折哲雄監修、平凡社、1991)の執筆項目で見かけたもの:「聖書」の項の中の「古代語訳」「聖書翻訳」、「聖書学」の項の中の「旧約聖書学」。

記念論文集

大野恵正、大島力、大住雄一、小友聡編、『果てなき探究――旧約聖書の深みへ−−左近淑記念論文集』、教文館、2002年。

論文等

左近淑「聖書翻訳に関する邦語文献」(『聖書翻訳研究』7号、日本聖書協会、1973.10)。

左近淑「TEV旧約聖書翻訳の輪郭――TEV(旧約)委員会に出席して」(『聖書翻訳研究』10号、日本聖書協会、1975.1)。

『聖書セミナー』No.3(新共同訳記念)に、「旧約聖書とそれを貫くもの」が収録されている。

『日本語による旧約文献表』、日本旧約学会、1981。1950年代〜1981年8月までに発表された論文を項目別に配列。あとがきで「さらに啓蒙的な文献を加え、オリエント関係も加えた形のものは、教文館発行の「旧約神学事典」に掲載される予定である。」と記している。

『紀要』の論文は、「日本伝道研究所派遣報告 沖縄地区訪問記」(左近淑と共著)第1号、1990。のみ。

『神学』

初登場:10号。52号が最後。(全調査済、タイトルと年を要確認)
(木下淑)アリステアス書簡研究(1)――緒論、翻訳および註10号、1956.5。
(木下淑)アリステアス書簡研究(2)――私訳本文に対する註11号、1956.10。
(木下淑)最近の旧約学における祭儀理解の問題26号、19。
出エジプト記20章2節の類型批判的研究――ヤーウェの自己顕現形式31号、19。
崩壊期の思想としての旧約聖書36・37号、19。
旧約聖書の注解書38号、19。
左近淑、平野保、松永希久夫、赤木善光、北森嘉蔵、加藤常昭、討論「聖霊論」39号、1977。
G.F.Hasel, "The Remnant"の書評40号、19。
左近淑、松永希久夫、赤木善光、熊澤義宣、加藤常昭、「教会論参考文献案内」40号、1978。
キリスト教学校における信仰と歴史――CoC学校協議会アンケート結果を踏まえて52号、1990。

佐藤敏夫

1923.1.1 - 2007.6.5

『神学』52号(1990)にその時点までの著書、訳書、主要論文目録あり。

『神学』の最初は、「ヘルマンにおける「信仰と歴史」の問題――近代神学史研究」4号、1952.6。

1971〜1975年、東京神学大学学長。

最近の著作等

『紀要』の論文は、「日本伝道研究所派遣報告 北九州地区訪問記」(G.D.レーマンと共著)第1号、1990。のみ。

『日本人は宗教が分かっているか 福音の原点 (3)』、新教出版社、1997。

『植村正久 植村正久とその弟子たち1』、新教出版社、1999。

『近代キリスト教思想史(1)ルネサンス・ヒューマニズムと宗教改革』、新教出版社、1999。

カール・バルト(井上良雄、佐藤敏夫、加藤常昭、小川圭治、山本和監修)、『カール・バルト著作集12 十九世紀のプロテスタント神学 中』、新教出版社、2006。

『救済の神学』からの抜粋が、大貫隆編著『イエス・キリストの復活――現代のアンソロジー』(日本基督教団出版局、2011)の中にあり。

辞事典の執筆項目

『キリスト教大事典』(教文館、1963)の執筆項目 : 「信仰と歴史」、「世俗化」、「調停神学」、「ハーマン」、「ヘルマン」、「リッチュル」、「リッチュル学派」。

『キリスト教倫理辞典』(佐藤敏夫、大木英夫編、日本基督教団出版局、1967)の執筆項目 : 「希望」、「教会と国家」、「キリスト教的社会主義」、「キリストに従う」、「禁酒禁煙」、「禁欲」、「世俗化」、「文化プロテスタンティズム」。

『キリスト教教育辞典』(高崎毅、山内一郎、今橋朗編、日本基督教団出版局、1969)の執筆項目 : 「レジャー」。

『キリスト教組織神学事典』(東京神学大学神学会編、教文館、1972初版、1983増補版)の執筆項目 : 「神認識」、「神の本質と属性」、「三位一体」、「終末論」、「正統主義」、「弁証学」、「予定」、「歴史の神学」、「日本の組織神学」、「スタウロスの神学」。

『日本キリスト教歴史大事典』の執筆項目で偶然目にとまったもの : 「バルト」、「弁証法神学」。

『世界日本キリスト教文学事典』(教文館、1994)の執筆項目 : 「贖い」、「啓示」、「十字架」、「聖化」、「高倉徳太郎」、「弁証法神学」。

その他、目にとまったもの

『高倉徳太郎著作集』全5巻(新教出版社、1964)の各巻の解説が佐藤敏夫。
力と愛――ニーバー思想の核心『聖学院大学総合研究所 紀要』4号(ラインホールド・ニーバー生誕100年記念)、1994。
「日本の近代神学史研究について」、「原歴史概念の求心性と遠心性」 『日本の神学』34号、1994。
青山学院大学キリスト教文化研究センター キリスト教教育思想研究プロジェクト編、『現代におけるキリスト教教育の展望』、ヨルダン社、1996。
この中の第1章「キリスト教学校と文化倫理学」と第5章「日本における弁証法的神学とキリスト教教育」。
神学の射程 雰囲気、気分、空気倉松功、並木浩一、近藤勝彦編、『知と信と大学――古屋安雄・古稀記念論文集』、ヨルダン社、1996。
神学史から見たロマン主義土戸清、近藤勝彦編、『宗教改革とその世界史的影響――倉松功先生献呈論文集』、教文館、1998。
言葉の宗教とサクラメントの宗教日本基督教学会編、『日本の神学』38号、1999。

「高倉徳太郎先生について」、「神学教育者としての桑田秀延先生」、「旧日本基督教会の神学校の伝統――東京神学大学」 (日本神学校同窓会レバノン会編『日本神学校史』、レバノン会、1991)。

「高倉徳太郎と『福音と現代』」(『季刊教会』1号、1990.11(冬期号))。

「キリスト教文化倫理学の構想――キリスト校学校再興」 (学校伝道研究会編、『教育の神学』、ヨルダン社、1987)。

「教育と神学の接点――羽仁もと子の場合」 (『東北学院大学キリスト教研究所 紀要』3号、1985.3)。

『教義学講座 第一巻 教義学要綱』(1970)、『教義学講座 第二巻 教義学の諸問題』(1972)、『教義学講座 第三巻 現代の教義学』(1974)(いずれも熊野義孝、松村克己監修、日本基督教団出版局)を、第一巻と第二巻は高尾利数と共編、第三巻は佐藤の単編。第一巻の中の佐藤の論文は「総論 序説」。第二巻の中の論文は「信仰と歴史――救済史と世俗史」。第三巻の中の論文は、「歴史の神学」。

『神学』

初登場:号。53号が最後。
新生について47号、1985。
イエス・キリストの復活48号、1986。
経済的メタファーとしての十字架−−「十字架のメタファー的解釈」再論50号、1988。
わたしと「信仰と歴史」問題52号、1990。
日本プロテスタンティズムの神学的原点−−福音同盟会に触れて53号、1991。

献呈論文集

倉松功、近藤勝彦編、『福音の神学と文化の神学――佐藤敏夫先生献呈論文集』、教文館、1997年。巻末にその時点までの著作目録あり。

『日本基督教団福音主義教会連合』2007.7(第361号)に近藤勝彦による「佐藤敏夫先生を天に送って」あり。

平野保

1920.6.11 - 2000.10.26

『神学』50号(1988)にその時点までの著書、訳書、主要論文目録あり。平野保「救済史と聖書解釈の根本問題」(市川恭二献呈1987)は入っているか?

W. D. デーヴィス(平野保訳)、『ユダヤ教の国土観』(聖書の研究シリーズ)、教文館、1992。

辞事典の執筆項目

『聖書事典』(日本基督教団出版部、1961)の執筆項目 : 。

『旧約新約聖書大事典』(教文館、1989)の執筆者・翻訳者・閲読者。

『新約聖書神学事典』(東京神学大学新約聖書神学事典編集委員会編、教文館、1991)の執筆項目 : 「愛」、「あがない」、「あがないの供え物」、「アバ」、「怒り(神の)」、「エペソ人への手紙」、「エレミアス」、「仮現論」、「神の義」、「神の国」、「神の子」、「義」、「義認」、「救済」、「救済史」、「旧約聖書の引用」、「キリストのからだ」、「苦難」、「クルマン」、「ゲツセマネ」、「コロサイ人への手紙」、「最後の晩餐」、「再臨」、「サクラメント」、「シナゴグ」、「主」、「十字架」、「受難預言」、「主の祈り」、「主の僕」、「信仰告白」、「聖、聖化」、「聖餐」、「パリサイ人、パリサイ派」、「人の子」、「ピレモン人への手紙」、「マラナ・タ」、「メシヤ(キリスト)」、「ヤコブの手紙」、「ラビ」、「ラビ文学」、「律法」、「律法学者」、「良心」、「礼拝」。

『神学』

初登場:23号。54号が最後。
共観福音書における「人の子」23号、19。
最後の晩餐と聖餐式47号、1985。
イエスの復活と高挙48号、1986。
日本聖書協会訳新約口語聖書改訂の提案――日本における伝道と教会形成のために49号、1987。
日本聖書協会訳新約口語聖書改訂の提案(2)――日本における伝道と教会形成のために50号、1988。
書評  W. D. Davies and C. Dale Allison, Jr., "A Critical and Exegetical Commentary on the Gospel according to Saint"54号、1992。

船水衛司

1917.2.24 - 1988.12.31

『神学』46号(1984)にその時点までの著書、訳書、主要論文目録あり。

『聖書事典』(日本基督教団出版部、1961)の執筆項目 : 「総説」の中の「旧約聖書思想」と「預言」「預言者」「律法」の項。

船水衛司『苦難からの解放ではなく――幻の旧約聖書神学を求めて』(教文館、1991)は、死去後に編集された説教と講演集。東京神学大学の最終講義も収録されている。

『左近淑著作集 第5巻 講演とエッセイ』のp.354fに、「船水衛司先生を送る」という文章あり。「神学校トイレ論」は船水先生の得意な話だったという。

婦人之友社編『聖書の人びと』(婦人之友社、1968初版、2010新版)に、「イエスの系図の中の旧約の女たち」という8ページの文章あり。

婦人之友社編『聖書にみるドラマ』(婦人之友社、1982初版、2012新版)に、「苦難の謎/ヨブ記のテーマ」という8ページの文章あり。

『神学』

初登場:7号。号が最後。(全調査済)
律法から旧約書へ――「旧約聖書とパウロ」研究序説7号、1954.12。
聖書の解釈(紹介)9号、1955.12。
旧約聖書神学文献表16号、1959(冬春季合併号)。