山 口 隆 康

(やまぐち たかやす)
2015.11.23更新(印が主な更新個所です。)

著 書

『教会学校教師のための聖書講解――CS説教黙想集』、日本基督教団福音主義教会連合、1982。
未確認
大木英夫と共著『響き出る神の言葉――第一テサロニケ、ヨハネ福音書の講解説教』、聖文舎、1986。
山口の筆は、ヨハネによる福音書の講解説教9つと「あとがき」。
『アブラハムと実践神学――聖書的<実践的神学>入門』(東神大パンフレット27)、東京神学大学出版委員会、1988。
『教会形成の要点(ポイント)』(鳥居坂教会文庫4)、日本基督教団鳥居坂教会、1990。
『聖徒の交わり――教会形成の要点2』(鳥居坂教会文庫5)、日本基督教団鳥居坂教会、1991。
『献身と見神生活――これが聖書の世界1』、日本伝道出版、1995。
『無言の雄弁に生きる――これが聖書の世界2』、日本伝道出版、1995。
『この一句につきる――これが聖書の世界3』、日本伝道出版、1995。
『聖徒たちへの手紙――講解説教 コリントの信徒への手紙一』(T〜V)、日本伝道出版、1996。
第2版は上下2巻で玉川平安教会出版部(メタ・ブレーン発売)、2004、オン・デマンド出版。
『ペトロの信仰――講解説教 ペトロの手紙一』、日本伝道出版、1997。
『祈りの預言者――講解説教 ハバクク書・マラキ書』、日本伝道出版、1998。
『葬儀説教集』、玉川平安教会出版部、2003.11。
オン・デマンド出版。普及版1000円、上製本4000円。
『神を見る礼拝堂――センター北駅前礼拝堂説教集』、玉川平安教会出版部、2004.4。
発売・東京聖文舎。
『聖書の黙想 ローマの信徒への手紙(上)第一章〜第七章』、玉川平安教会出版部、2004.6。
発売・東京聖文舎。初版に編集ミスがあって、新版が2004.8に出た。申し出れば交換してくれる。
『キリスト者と葬儀』、玉川平安教会出版部、2005、182頁、1500円。
発売・東京聖文舎。業者主導で葬儀を行うのではなく、聖書の言葉と祈りに導かれる教会らしい葬りを目指す。第1章は教会での葬儀を望む方向けの手引き、第2章は実際に行われた葬儀式辞12編(著者は「葬儀説教」とは言わない)、第3章は、死と復活に関する説教2編、第4章は附録として、墓前の祈り(著者は「墓前礼拝」とは言わない)での式辞と、『神学』57号所収の論文「最近の『葬儀説教』についての一考察」。
『伝道の幻に生きる教会の建設』(美竹文庫No.1)、日本基督教団美竹教会、2006。
非売品。初版は2006.4。2006.9に「改訂版」。初版の「はじめに」と「第一部 伝道の幻」が大幅に書き改められて、「第一部 伝道の幻」になった。これまでの伝道論の分析と批判は削除された。伝道黙想の提唱という形もなくなった。なお、初版の文章は『二十一世紀伝道の幻U』に収められている。

訳 書

ペーター・ビクセル、「机は机」(説教者のための物語)、説教塾機関誌編集委員会編『説教塾』第1号、1988.5。
エーバハルト・ユンゲル(近藤勝彦と監訳)、『霊の現臨』(ユンゲル説教集2)、教文館、2002。

編集・監修

山口隆康と共編、『説教と言葉――新しい時代の教会と説教−−加藤常昭先生献呈論文集』、教文館、1999。
日本基督教団五反田教会・玉川平安教会(山口隆康監修)、『二十一世紀 伝道の幻(ヴィジョン)――私たちの教会の「郊外伝道計画」』、日本基督教団五反田教会・玉川平安教会、2003。
オン・デマンド出版。
日本基督教団五反田教会・玉川平安教会(山口隆康監修)、『二十一世紀伝道の幻U――わたしたちの教会の「郊外伝道計画」』、玉川平安教会出版部、2006。
発売:東京聖文舎。第一部は山口隆康「伝道の幻に生きる教会」は美竹文庫No.1の初版と同じ。第二部は各地からの伝道報告で、川島隆一、勇文人、小林克哉、佐々木美知夫、具志堅篤。第三部は「郊外伝道計画」の記録。
ちなみに、『キリスト新聞』2006.6.3号に、ペンテコステ・メッセージとして、山口隆康の「伝道の幻に生きる教会」がある。

論 文

東京神学大学神学会編、『神学』の論文

初登場:48号 (76号までcheck済)
説教分析基礎論48号、1986。
説教分析基礎論(U)49号、1987。
説教分析理論の展開(T)50号、1988。
説教分析理論の展開(U)51号、1989。
説教の聴聞について――会衆席の説教学からの一考察52号、1990。
説教における説教者53号、1991。
説教における引用の問題54号、1992。
説教における「主題」についての一考察55号、1993。
最近の「葬儀説教」についての一考察57号、1995。
現代説教学の課題――「会衆席の説教学」の基礎論としての聴衆論60号、1998。
説教学と修辞学(T)62号、2000。
日本基督教団の法制に関する研究(1)64号、2002。
日本基督教団の法制に関する研究(3)65号、2003。
ちなみに、(2)は東京神学大学総合研究所、『紀要』No.6(2003)に所収。
日本基督教団の法制に関する研究(4) 合同教会としての日本基督教団――その法的基盤と教派的伝統66号、2004。
日本伝道論と旧約聖書――日本伝道論のための覚え書き67号、2005。
日本基督教団教憲と伝道論――日本基督教団の法制に関する研究(6)第68号、2006。
「退屈な説教」と「退屈な聖書科クラス」の問題――説教学と聖書科教授法の対話第70号、2008。
Zen-Meditation für Christen第70号、2008。
独文。
現代説教学の課題――説教学の定義の問題第71号、2009。
日本基督教団における「戒規」について第72号、2010。
日本基督教団の「教会のかたち」――世俗法と教会法第74号、2012。
説教黙想論――「旧説教学」から「新説教学」へ第75号、2013。

東京神学大学総合研究所、『紀要』の論文

『紀要』すべてcheck済。
日本伝道研究所派遣報告 北海道地区訪問記1号、1990。
信仰告白――伝道と教団再建の基盤として2号、1999。
第8回日本伝道協議会主題講演。
日本基督教団の法制に関する研究(2)6号、2003。
日本基督教団の法制に関する研究(5)8号、2005。
8号、2005。
「日本基督教団紅葉坂教会における違法な聖礼典の執行の問題」について11号、2008。
牧師(伝道者)をどう立てるか――教会をしっかり建てるために12号、2009。

その他の論文

説教の始め方に関する二つの命題倉松功、近藤勝彦編、『人類・文明の救済とキリスト教――市川恭二先生喜寿献呈論文集』、聖文舎、1987。
説教における<内容と形式>の問題(上)「説教塾」出版委員会編『説教塾』第2号、1988.8。
説教における内容と形式の問題(下)――説教聴聞とパラダイムの転換「説教塾」出版委員会編『説教塾』第3号、1989.8。
説教者の能力か神の全権か?――Kompetenz order Vollmacht?「説教塾」出版局編『説教塾』第4号、1990.2。
説教の言葉――CS説教に関する二、三の考察「説教塾」出版局編『説教塾』第5号、1990.10。
「講演のための覚書」ということで、末尾に(未完)と記されている。
正典論と説教聴聞「説教塾」出版局編『説教塾』第6号、1991.7。
信仰告白と隠喩的言語――<イエスはキリスト>であると言葉で言うのは簡単か?「説教塾」出版局編『説教塾』第7号、1992.6。
鈴木正久の説教に関する一考察「説教塾」出版局編『説教塾』第8号、1994.7。
日本の神学における日本伝道論『日本の神学』35、日本基督教学会、1996。
未確認
「宗教的語り」についての一考察倉松功、近藤勝彦編、『福音の神学と文化の神学――佐藤敏夫先生献呈論文集』、教文館、1997。
「聖餐の乱れと教職論」に関する一考察――日本基督教団兵庫教区における「未按手者礼典執行」決議の問題 土戸清、近藤勝彦編『宗教改革とその世界史的影響――倉松功先生献呈論文集』、教文館、1998。
日本基督教団の会議における「意思決定」に関する考察――とくに選挙による意思決定をめぐって芳賀力と共編、『説教と言葉――新しい時代の教会と説教−−加藤常昭先生献呈論文集』、教文館、1999。
伝道黙想論――日本伝道論序説古屋安雄、倉松功、近藤勝彦、阿久戸光晴編、『歴史と神学――大木英夫教授喜寿記念献呈論文集 下巻』、聖学院大学出版会、2006。

事典項目

その他(目に留まったもの)

説教奉仕者への助言と勧め日本基督教団福音主義教会連合『教会学校教案』、1992.5(第160号)。
古屋安雄『日本伝道論』、近藤勝彦『教会と伝道のために』の書評日本基督教学会編『日本の神学』35号、教文館、1996。
献身と神を見る生活東京神学大学教授会編『献身の喜び』、東京神学大学募集委員会、1996。
「完全に、余すところなく終末論的である説教をめざして」 (加藤常昭編『思い起こせ、キリストの真実を(下)』、教文館、1999)
テサロニケの信徒への手紙一 4:13-14の説教
旧約聖書の説教をめぐって――ある日の教師会での対話日本基督教団福音主義教会連合『教会学校教案』、2001.5(第268号)。
1990年1月号からの再録。
「ほんとうの言葉」を語りたい!日本基督教団福音主義教会連合『教会学校教案』、2002.6(第282号)の巻頭言。
教会に牧師(教職)がなぜ必要か『東京神学大学報』No.224、2003.5.16。
公開夜間講座春季研修会講演。
伝道――私たちの「日本基督教団○○教会」はどのような教会か『東京神学大学報』No.225、2003.7.4。
日本伝道協議会公開講演。
教会学校と礼拝日本基督教団福音主義教会連合『教会学校教案』、2003.10(第298号)の「特集」、玉川平安教会名で、他にCS教師の田端恭子と田端知子と共著。
合同教会としての日本基督教団――その法的基盤と教派的伝統『東京神学大学報』No.230、2004.7.16。
日本伝道協議会主題講演。
聖句の暗唱日本基督教団福音主義教会連合『教会学校教案』、2005.12(第324号)の巻頭言。
伝道パンフレット『美しく生きる』、玉川平安教会出版部
山口隆康の説教
伝道する教会と礼拝堂『日本基督教団福音主義教会連合』、2007.6(360号)〜2008.1(367号)。
全5回。
「日本基督教団紅葉坂教会における違法な聖礼典の執行の問題」について『日本基督教団福音主義教会連合』、2008.2(368号)〜2008.3(第369号)。
全2回。
初めに空虚な墓ありき『日本基督教団福音主義教会連合』、2008.3(第369号)。
ヨハネ20:1〜10の説教。
「違法聖餐」がなぜ教会を破壊するのか『日本基督教団福音主義教会連合』、2008.9(第375号)。
日本基督教団における「戒規」とは何か(信徒編)『日本基督教団福音主義教会連合』、2009.8(第386号)。
献身の道・運命から摂理へ『東京神学大学報』No.257、2009.12.11。
「21世紀の日本伝道を担う青年の集い」開会礼拝宗教講話。あの「ちまき」の話!
なぜ教団総会で「戒規」を議題にすることが違法であるか『日本基督教団福音主義教会連合』、2010.2(392号)〜。
「戒規」とその手続きについて『日本基督教団福音主義教会連合』、2010.2(392号)〜2010.7(397号)。
全6回。
加藤常昭『説教批判・説教分析』の書評日本基督教学会編『日本の神学』49号、教文館、2010。
説教分析論のスタートは1986年であるといった研究史の紹介が始めになされている。pdfファイルあり
教団総会と戒規『日本基督教団福音主義教会連合』、2011.2(404号)。
もっと大きな愛によって・・・洪水の後で『日本基督教団福音主義教会連合』、2011.10(412号)。
青年のための伝道礼拝。
日本伝道論をめぐって『東京神学大学報』No.268、2012.3.9。
全学修養会基調講演1。神学なき伝道論の問題、伝道の幻に生きる教会の建設。
教会形成のための「教憲・教規」の読み方『日本基督教団福音主義教会連合』、2012.7(421号)〜。
まったく新しい人間とされる道『献身』31号、西日本教会青年同盟、2013.6。
第15回春の献身修養会の講演要旨。エレミヤ1:4-8。ちまきの話、ドンキホーテ、括弧の外のマイナス問題。
世にある教会:変えられる教会、変えていく教会『東京神学大学学報』278号、2014.3.7。
全額修養会基調講演1