マウスが発明される1960年代には、ライトペンとトラックボールは既に有りました。
しかし、本来直感的に使えるライトペンは、下記のような問題点がありました。
そこでダグラス・エンゲルバート氏は、画面に直接入力せずに、キーボードと同じように間接入力できるマウスを開発しました。
また、両手キーボードとその端で使用する片手マウスでは、片手落ちとなり作業性が悪いため、片手キーボード(2つ以上のキーを同時に押す)も同時に開発しましたが、現実は片手キーボードは普及していないので片手ポインティングデバイスが必要なのではなく、両手キーボードと併用性の良いポインティングデバイスが必要なのです。 もし片手だけで操作するのがいいのなら画面に直接ペンでインタラクションした方がいいでしょう。
時代は現代になり、画面は薄型の液晶になりましたが、(1.箱型CRTの垂直画面に、ペンを持ち上げたまま書くのが疲れる)という問題は解決できるのですが、依然下記のような問題が残ってしまっています。
液晶(画面) ← ペン(音声)
4.両手キーボードに比べて、テキスト入力が的確でなく、時間が掛かる。
5.画面に直接と間接入力の併用性は悪いものとして、別の端末形態によって普及している。
液晶(CRT)
両手キーボード+マウス(代替ポインティングデバイス)
6.両手キーボードと併用一体化して操作性の良いポインティングデバイスがない。
7.画面に直接ペンで入力するように、フリーハンドや直感的な操作ができない。
フィットコムは、タブレット画面と両手キーボードとペンを逆転の発想で融合させ、これらの問題を根本的に解決しました。
1.箱型CRTの垂直画面に、ペンを持ち上げたまま書くのが疲れる。
2.画面にペンで直感的に入力する際、両手キーボードが邪魔になる。
3.ホルダーから、ペンを取り出したり置いたりするのが面倒くさい。
4.ペン入力は、両手キーボードに比べてテキスト入力が的確でなく、時間が掛かる。
5.画面に直接と間接入力の併用性は悪いものとして、別のPCの形態によって分けられている。
6.両手キーボードと併用や一体化して、操作性の良いポインティングデバイスがない
7.画面に直接ペンで入力するように、フリーハンドや直感的な操作ができない。
まず、ペンをホルダーから取り出したり置いたりするのが面倒なら、キーボードと同じように画面の正面に置かれたホルダー(トレイ)に丸いペンを置いたまま、両手でペンをローラーとして回転スライドするという逆転の発想で、必要に応じてホルダーからペンを取り出しスタイラス・ペンとして使うように構成した、ポインティングデバイス◎penerによってこれらの問題を解決しました。
さらに、ペン入力時は画面を寝かせてペンで直接入力すれば楽なのですが、両手キーボードを打つ時は、両手キーボードを挟んで画面を立てて見るのが使いやすいでしょう。 画面に直接ペンで入力する時と、両手キーボードを打ちながら画面を見る時のベストポジションは違うのです。 フィットコムでは、画面の傾斜と、画面と両手キーボードの引き出しを、別々に調整可能に構成したZigZag-Note(モバイルデスク)やスライド式タブレット画面によって、これらの問題を解決しました。
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