加 藤 常 昭

(かとう つねあき)
1929.4.15 -
2015.11.23更新(印が主な更新個所です。)

「国内では熊谷政善、渡辺善太、竹森満佐一、矢内原忠雄などに、ドイツでは、誰よりもルドルフ・ボーレン教授に出会いました。」『キリスト新聞』2006.11.4の「特別インタビュー“神の言葉に生きた50年”【前】」より。

著 書

→ 『福音主義教会形成の課題』と『説教論』の収録論文一覧

『聖書の読み方』、日本基督教団出版部、1961。
グリーン・ブックスのシリーズ。1984に新装版。2002にも新装版?
『入信への道』(グリーン・ブックス)、日本基督教団出版部、1963。
『主の道を生きて――第一コリント講解説教』(新教新書106)、新教出版社、1964。
カトツネの最初の説教集。「全く『読む説教』として書かれた」。1997に「名著復刊」の「第4集 み言葉に聞く」の一つとして復刊。その際、「復刊に際して」というあとがきが付された。初版の「あとがき」で「ひとつの教会での説教をそのまま書物にすることは多くの理由で不可能です。また、語られる説教と書かれる説教とは根本的に性格が違います。」と書いたことに対し、「復刊に際して」の中で、「この書物のあとがきのことばに背き、その後、語り続けた説教の多くが、そこで語られたままに記録され、わたしの説教集として読まれ続けてきた・・・」と記している。
高柳、佐藤らと共著、『キリスト教名著案内』(上・下)、日本基督教団出版部、1965。
『説教――牧師と信徒のために』(現代と教会新書)、日本基督教団出版部、1965。
紹介文へ
『ほんとうの自由』(「キリスト教のポイント」シリーズ2)、日本基督教団出版部、1971。
『説教の聞き方』(「キリスト教のポイント」シリーズ7)、日本基督教団出版部、1971。
『主イエスの背を見つめて――キリスト教の神髄』(現代説教選書3)、ヨルダン社、1971。
1970年頃、鎌倉雪ノ下教会に就任後間もなく語られた25の説教集。『主の道を生きて』が読む説教として書かれたのに対し、これは実際の説教の録音を元に書き上げられた。→『説教全集』第26巻、教文館、2006。
『日本の説教者たち――日本キリスト教説教史研究1』、新教出版社、1972。
「序論的諸問題をめぐって」のあと、植村正久、宮川経輝、海老名弾正、山室軍平、高倉徳太郎を取り上げる。2007年からオンデマンド。
森有正、古屋安雄と共著、『現代のアレオパゴス』、日本基督教団出版局、1973。
『福音主義教会形成の課題』(今日のキリスト教双書15)、新教出版社、1973。
『クリスマス・ページェント』、日本基督教団出版局、1975。
北村宗次、賀川純基、原恵と共著、『教会音楽ガイド』、日本基督教団出版局、1975。
『すこやかな歩みを――第一テサロニケ書講解説教』、ヨルダン社、1976。
→『説教全集』第21巻に収録(教文館、2005)。
『礼拝・諸集会』(教会生活の手引き3)、日本基督教団出版局、1979。
『山上の説教』(上・下)、ヨルダン社、1980。
高橋保行、土屋吉正、長久清、奈良信、岩井要と共著、『教会建築』、日本基督教団出版局、1985。
『祈祷集 教会に生きる祈り』、教文館、1986。
2006に新装版。
『祈りへの道』、教文館、1987。
2013に新装重版。
『主イエスの歩み・わたしたちの歩み』、ヨルダン社、1987。
『聖書を読む3 ルカによる福音書』、筑摩書房、1989。
後に、1〜4が合本でキリスト新聞社、2005。
『雪ノ下カテキズム 鎌倉雪ノ下教会教理・信仰問答』、教文館、1990。
ドイツ語訳が、S.イエーガー訳、"Japanischer Katechismus", Hurtmut Spenner, 2005。ISBN: 3899910362。
2010年に聖餐についての問答を加えた改訂版が出た。
『ヴァイツゼッカー』(センチュリーブックス人と思想111)、清水書院、1992。
2015年新装版。
『ハイデルベルク信仰問答講話』(上・下)、教文館、1992。
『説教論』、日本基督教団出版局、1993。
『鎌倉雪ノ下教会 教会生活の手引き』、教文館、1994。
『説教者カール・バルト――バルトと私』、日本基督教団出版局、1995。
『講解説教 ヨハネの黙示録』(上・下)、教文館、1998。
1996.4.21から1997.3.29に鎌倉雪ノ下教会で語られた最後の講解説教。→上下合わせて『説教全集』第25巻、教文館、2006。
『愛の手紙・説教――今改めて説教を問う』、教文館、2000。
『み言葉の放つ光に生かされ――一日一章』、日本基督教団出版局、2000。
『子どものための説教入門――信徒のための神学講座』、日本キリスト改革派教会西部中会教育委員会(聖恵授産所出版部)、2001。
加藤常昭文、金斗鉉絵『みんなでいこうベツレヘム――クリッペへのみち』、日本基督教団出版局、2001。
20のお話と20枚の紙細工で楽しむしかけ絵本。
『祈り』、日本基督教団出版局、2002。
日々の祈り366編とイエスの受難から復活までの祈り28編。
牧田吉和監修、『福音主義神学における牧会』、いのちのことば社、2003。
2002.11の福音主義神学会の全国研究会議の「結実」。共著者は加藤常昭、河野勇一、堀肇、宮村武夫、窪寺俊之。カトツネのは「福音主義神学における牧会」(pp.22-135)。
東京説教塾編、『わたしたちは神の子』、2003。
『これからの日本の教会の伝道』、日本基督教団出版局、2003。
『自伝的説教論』、キリスト新聞社、2003。
説教塾編、『説教者を問う』(説教塾ブックレット1)、キリスト新聞社、2004。
賀来周一、井ノ川勝、山岡三治と共著、『日本の教会と「魂への配慮」』、日本基督教団出版局、2005。
高柳俊一、加山久夫、石川康輔と共著、『新約聖書のこころ――福音書が物語るイエスの生涯』、キリスト新聞社、2005。
筑摩書房から「こころの本」シリーズとして発行された4冊を合本。加藤常昭の執筆部分は、元は『聖書を読む3 ルカによる福音書』筑摩書房1989。
『黙想と祈りの手引き』、キリスト新聞社、2006。
2004年の日本基督教団改革長老教会協議会の全国青年修養会での講演第1〜5部と第6部は質疑応答。
『黙想 十字架上の七つの言葉』、教文館、2006。
クリスティアン・メラーと共著、『説教の喜び――クリスティアン・メラー講演集』(説教塾ブックレット5)、キリスト新聞社、2006。
2000年秋にメラーが来日した際の講演と説教を4編。
『礼拝を問い、説教を問う』(説教塾ブックレット6)、キリスト新聞社、2007。
初めて礼拝について真正面から論じた。
『文学としての説教』、日本基督教団出版局、2008。
『説教批判・説教分析』、教文館、2008。
『み前に注ぐ祈り――頑なな心を、あなたの愛が溶かしてください』、キリスト新聞社、2008。
『救いはここに――説教によるキリストへの手引き』、キリスト新聞社、2009。
説教20編。
『改訂新版 雪ノ下カテキズム 鎌倉雪ノ下教会教理・信仰問答』、教文館、2010。
第6部「聖餐に生きる恵みへ」を追加。「聖句付き」で付録の解説等が加筆訂正されているA5版、352頁、3465円のものと、聖句なし、解説や参考文献紹介もなしの四六判、247+7頁、1575円の二種類。
『老いを生きる――教会の課題、キリスト者の課題』(キリスト教カウンセリング講座ブックレット17)、キリスト新聞社、2010。
『ヨハネの黙示録』(グループスタディ12章)、日本基督教団出版局、2010。
森島豊編、『これからの日本の説教――説教者加藤常昭をめぐって』(説教塾ブックレット9)、キリスト新聞社、2011、240頁、1890円。
加藤常昭、佐藤司郎、平野克己、井ノ川勝、森島豊。
『出来事の言葉・説教』、教文館、2011。
6つの論文集。「出来事の言葉・説教」、「再び問う、出来事の言葉を」、「伝道し、教会を造る説教」、「改めて問うわれわれの課題」、「私の説教を語る」、「パウロの説教論」
『慰めのコイノーニア――牧師と信徒が共に学ぶ牧会学』、日本基督教団出版局、2012。
『信仰への道――使徒信条・十戒・主の祈り』、教文館、2013。
『加藤常昭信仰講座』の第6巻と第7巻を合本にして発刊。
『キリストの教会はこのように葬り、このように語る』、日本基督教団出版局、2013。
死と葬儀の意味、そして11の葬儀説教。自死した方の葬儀説教もあるらしい。

シリーズもの

『加藤常昭説教全集』全20巻、ヨルダン社、1989-1996。
教文館から再版2004-2006。
『ヨハネによる福音書講解説教』全5巻、ヨルダン社、1997-1999。
『加藤常昭信仰講話』全7巻、教文館、1999-2001。
主イエスの生涯(上・下)、主イエスの譬え話、主イエスに出会った人びと、教会、使徒信条・十戒・主の祈り(上・下)
『加藤常昭説教全集』全30巻、教文館、2004-2006。
ヨルダン社版に新収録を加えたもの。全32巻の予定だったが30巻で完結となった。第21巻の中の「テサロニケ人への第一の手紙」は元はヨルダン社、1976。第25巻「ヨハネの黙示録」は元は上下二巻で教文館、1998。第26巻「主イエスの背を見つめて――福音の真髄」は元は現代説教選書3、ヨルダン社、1971。新録は、第24巻の中の「ヨハネの手紙一」、第28巻の中の「ルターの小教理問答」、第29巻の全部(ニケア信条・バルメン宣言・わたしたちの信仰告白)、第30巻(雪ノ下カテキズム講話)。

鎌倉雪ノ下教会伝道パンフレット

「生と死を貫く勝利」、第一号、1975。
「人間の悲惨と栄光」、第二号、1976。
「キリストと共に生きる−−テモテへの手紙二 2:8-13」、第六号、1991。

東神大パンフレット、教会が出版したブックレットなど

『教会とは何か』(東神大パンフレット2)、東京神学大学出版委員会、1971。
『神の民の家・祈りの家をここに建て』、日本基督教団鎌倉雪ノ下教会、1985。
『伝道』(鳥居坂教会文庫3)、日本基督教団鳥居坂教会、1989。
『教会に生きる喜び――聖書講座:愛宕町教会三年連続研修会《加藤常昭先生をお迎えして》主日礼拝説教・講演集』(愛宕町教会ブックレット4)、日本基督教団愛宕町教会、2005。

訳 書

E.トゥルナイゼン、『この世に生きるキリスト者』(新教新書33)、新教出版社、1960。
E.トゥルナイゼン、『牧会学 慰めの対話』、日本基督教団出版部、1961。
2007年度オンデマンド。
F.E.D.シュライエルマッハー、『神学通論』、教文館、1962。
Chr.ブルームハルト、『夕べの祈り』、日本基督教団出版部、1962。
日々の祈り366編。聖書箇所付き。この中の12月24日の祈りが、小塩節、小塩トシ子編『クリスマスの祈りと歌』(日本基督教団出版局、2007)に収録されている。2010年新装版。
K.バルト、『福音主義神学入門』、新教出版社、1962。
後、『カール・バルト著作集』第10巻(1968)に収録。さらに、2003年に新教セミナーブック18として再版。
E.トゥルナイゼン、『牧会学U 世俗化時代の人間との対話』、日本基督教団出版部、1970。
2007年度オンデマンド。
H.ティーリケ、『現代に信仰は可能か――神学の課題と説教の位置』、ヨルダン社、1970。
J.ファングマイアー(蘇光正と共訳)、『神学者カール・バルト』(アルパ新書28)、日本基督教団出版局、1971。
M.ヨズッティス、『現代説教批判』、日本基督教団出版局、1971。
Kazoh Kitamori (Berechtigte Übersetzung von Tsuneaki Kato und Paul Schneiss), "Theologie des Schmerzes Gottes," Theologie der Ökumene: Band 11, Vandenhoeck & Ruprecht, Göttingen, 1972.
北森嘉蔵『神の痛みの神学』のドイツ語訳。
C.H.スポルジョン(H.ティーリケ編)、『説教学入門』、ヨルダン社、1975。
2010年にいのちのことば社から復刊。
R.ボーレン、『説教学T』、日本基督教団出版局、1978。
2001に新装版。
P.ティリッヒ、『説教集』(ティリッヒ著作集別巻1)、白水社、1978。
別の訳者で出ていた「地の基が震い動く」、「新しい存在」、「永遠の今」の合本? 1999新装版では、『ティリッヒ著作集』の第11巻。
R.ボーレン、『説教学U』、日本基督教団出版局、1979。
R.ボーレン、『祝福を告げる言葉』、日本基督教団出版局、1979。
R.ランダウ編、『明治期のキリスト教――日本プロテスタント史話』、教文館、1979。
R.ボーレン(村上伸と共訳)、『聖霊論的思考と実践』、日本基督教団出版局、1980。
S.サウィジル、『星と船と王さまたち』、日本基督教団出版局、1984。
ヤン・ミリーチェ・ロッホマン、「J.L.ロマドカーカール・バルトとの友情とその違い」(『神学』47)、1985。
E.エッカー、『丘のむこうに何がある』、日本基督教団出版局、1986。
K.バルト、E.トゥルナイゼン、『神の言葉の神学の説教学』、日本基督教団出版局、1988。
2007年度オンデマンド。
R.v.ヴァイツゼッカー、『想起と和解――共に生きるために』、教文館、1988。
4講演の翻訳。「荒れ野の40年」として有名な「一九四五年五月八日――四〇年を経て」あり。この講演は、後に加藤常昭『ヴァイツゼッカー』(清水書院、1992)に若干改訂されて収録されている。
R.ランダウ編、『光の降誕祭――20世紀クリスマス名説教集』、教文館、1995。
リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー、『良心は立ち上がる――ヴァイツゼッカー講演集』、日本基督教団出版局、1995。
原著1991からの抄訳に「愛――それは政治の尺度であり得るか」を追加したもの。「政治における赦し」は、「もっとも強い感動、ほとんど衝撃ともいうべきものを感じた」(「訳者あとがき」、p.191)。
R.v.ヴァイツゼッカー、『ヴァイツゼッカーのことば』、日本基督教団出版局、1996。
タイトルの「ことば」は仮名書き。ヴァイツゼッカーのアンソロジー。Reiner Ansén 編。原著1994。
R.ボーレン、『憧れと福音』、教文館、1998。
R.ボーレン、『天水桶の深みにて――こころ病む者と共に生きて』、日本基督教団出版局、1998。
Ch.メラー、『慰めの共同体・教会――説教・牧会・教会形成』、教文館、2000。
A.カミンスキー、『ベルリンの壁に打ち勝って――東独に生きたキリスト者女性の証言』、教文館、2001。
Anneliese Kaminski。6講演と1編。第1講演は教会婦人会連合、東京教区婦人部、銀座教会が協力して1990.12.21に行われたもの。
E.ユンゲル、『第一説教集』(エーバハルト・ユンゲル説教集1)、教文館、2001。
R.ボーレン、『預言者・牧会者エドゥアルト・トゥルンアイゼン』(上、下)、教文館、上2001、下2003。
R.ボーレン、『日本の友へ――待ちつつ速めつつ』、教文館、2002。
C.メラー編『魂への配慮の歴史』全12巻、日本基督教団出版局、2000-2004。
ヨハネス・ラウ、『大統領が語るキリスト者人間像』、教文館、2004。
Johannes Rau ( - 2006.1.27)。1999.5-2004.6ドイツ連邦共和国大統領。講演22編。
クリスティアン・メラー、『慰めのほとりの教会』、教文館、2006。
『慰めの共同体・教会』の続編。
カール・バルト(井上良雄、佐藤敏夫、加藤常昭、小川圭治、山本和監修)、『カール・バルト著作集12 十九世紀のプロテスタント神学 中』、新教出版社、2006。
クリスティアン・メラー(説教塾編、加藤常昭訳)、『説教の喜び』(説教塾ブックレット5)、キリスト新聞社、2006。
2000年秋と2006年秋に来日した時の講演「説教の喜び」、「『魂への配慮の歴史』の基本線――魂への配慮の変遷」と説教2本。
F.シュライアマハー(加藤常昭、深井智朗訳)、『神学通論(1811年/1830年)』、教文館、2009。
第1版(1811年、深井智朗訳)と第2版(1830年、加藤常昭による改訳)。巻頭に加藤常昭「はじめに」。
ハンス・ヨアヒム・イーヴァント、『イーヴァント著作選1 説教学講義』、新教出版社、2009。
アンネリーゼ・カミンスキー、『開かれた扉――分断されたベルリンから統一ドイツへ アンネリーゼ・カミンスキー自伝』、教文館、2010。
F.G.イミンク、『信仰論――実践神学再構築試論』、教文館、2012。

編集・監修

加藤常昭編、『植村正久説教集』、新教出版社、1972。
大塚野百合と共編、『愛と自由のことば 一日一章』、日本基督教団出版局、1972。
2010年に新装版。
加藤常昭編、『海老名弾正説教集』、新教出版社、1973。
竹森満佐一先生竹森トヨ先生吉祥寺教会牧会40年記念刊行会編、『ガラテヤ書講解説教』、ヨルダン社、1980。
森田武夫、松永希久夫、平出亨らと刊行委員会を構成。この中で加藤の筆は、1:3-5、3:23-26。
日本基督教団出版局編『キリスト教人名辞典』(日本基督教団出版局、1986)の編集委員。
項目執筆もしている。
『日本キリスト教歴史大事典』(教文館、1988)の編集委員。
もちろん項目執筆も。
セリナ・ヘイスティングス文、エリック・トーマス絵(田辺希久子、山川さら訳)『おとなと子どものための聖書物語』(フレーベル館、1995)の監修。
加藤常昭編、『思い起こせ、キリストの真実を』(上、下)、教文館、1999。
説教塾の参加牧師50名が実際に教会で語った説教集。この中で加藤常昭のものは、上巻に「涙に仰ぐ主」(ルカ7:36-50)、下巻に「思い起こせ、キリストの真実を」(2テモテ2:1-13)がある。
W.H.ウィリモン、R.リシャー編(加藤常昭・深田未来生日本語版監修、加藤常昭責任監訳)、『世界 説教・説教学事典』、教文館、1999。
Edited by Tsuneaki Kato, "Preaching as God's Mission," Studia Homiletica 2, Kyo Bun Kwan, 1999.
1997.6.2-6に京都で行われたThe Third Conference of Societas Homileticaの講演録。ISBN: 4-7642-9921-6.
加藤常昭のは、"Preaching as God's Mission" (pp.66-84), "A Yellow Christ - Yellow Christians?" (pp.207-225), "Preaching of the Gospel in the Japan Protestant Church" (pp.226-244), "What We Relay On" (pp.245-254)(1987.4.27の鎌倉雪ノ下教会でのRom7:7-25からの説教)、"We Are Letter From Christ" (pp.255-265)(1994.10.23の鎌倉雪ノ下教会での2Cor3:2-3の説教)。
Societas Homileticaは、各国の説教者によって創立された国際説教学会とでも言えるもの。(『キリスト新聞』2006.11.11)
説教塾編、『説教塾』1〜8号、1988.5〜1994.7。
説教塾編、『紀要』(教文館)、1999-。
加藤常昭編、『帰郷――島崎光正遺稿詩集』、教文館、2001。
加藤常昭「島崎光正・その詩と信仰」、葬儀説教も収録とのこと。島崎光正は1919年11月2日−2000年11月23日。
加藤常昭、鵜沼裕子、船本弘毅監修、『日本の説教』全15巻、日本基督教団出版局、2003-(2005予定)。
加藤常昭の解説は、第2巻「植村正久」、第4巻「中田重治」、第9巻「渡邊善太」の三つ。
加藤常昭、鵜沼裕子、船本弘毅監修、『日本の説教U』全14巻、日本基督教団出版局、2005-2007。
加藤常昭の解説は、第2巻「村田四郎」。
加藤常昭監修、『島崎光正全詩集』、日本基督教団出版局、2007。
加藤常昭の文章は、pp.3-4の「監修者のことば」。解説:森田進、書誌・年譜:橋本洽二。
加藤常昭編訳、『説教黙想集成』全3巻、教文館、2008。
1:序論・旧約聖書(2008): 加藤常昭、H.J.イーヴァント、G.アイヒホルツによる説教黙想論、及び、旧約7箇所の黙想と説教。Gen4:1-16、Ps22、Ps90、Is55:5-11、Is63:15-64:4、Jer17:5-14、Lam3:21-33。
2:福音書(2008): Mt10:7-15、Mt16:21-27、Mt18:15-20、Lk5:1-11、Lk7:11-17、Lk16:1-9、Lk18:1-8、Lk19:1-10、Jn1:1-14、Jn11:1-44、Jn16:4-16、Jn21:15-19。
3:書簡(2008): Act3:1-10、Rom13:11-14、1Cor15:12-20、2Cor1:4-7、Gal2:16-21、Eph4:11-16、Phil2:12-18、Phil3:17-21、Jam5:13-16、1Pet1:3-9、1Jn2:28-3:3、Rev21:1-7。
(以上の聖書箇所は出版案内と教文館のサイトより)
加藤常昭編、『立ち上がり、歩きなさい――イエス・キリストの名による説教』、教文館、2008。
『思い起こせ、キリストの真実を』(上下2巻、1999)に続く、説教塾で学ぶ塾生たちの説教56編。加藤常昭のも何本かある。
リチャード・リシャー編(加藤常昭監訳)、『説教をめぐる知恵の言葉 古代から現代まで』(上下巻)、キリスト新聞社、上:2010、下:2011。
「CDで聴く日本の説教」のシリーズの内、竹森満佐一(2011)と渡辺善太(2012)の監修、日本基督教団出版局。
加藤常昭編、『ドイツ告白教会の説教』(シリーズ・世界の説教)、教文館、2013。
加藤常昭編、『主が、新しい歌を 加藤さゆり説教集』、教文館、2014。
ピラリン・バイェス絵、轟志津香訳(加藤常昭監修)、『絵でよむ聖書』、原書房、2015。

辞事典の執筆項目

『キリスト教大事典』(教文館、1963)の編集実務者。
項目執筆 : 「アウグスティヌス会」、「エトス」、「キリスト教出版事業」、「近世哲学」、「刑罰」、「実践神学」、「修道会」、「象徴」、「職業」、「職制」、「信仰の確かさ」、「人権問題」、「説教」、「宣教学」、「戦争」、「伝統」、「天皇制」、「ブッシュネル」、「ボーデルシュヴィンク」、「貧しさ」、「礼拝学」。
『キリスト教倫理辞典』(佐藤敏夫、大木英夫編、日本基督教団出版局、1967)の項目執筆。
「祈り」。
『キリスト教礼拝辞典』(岸本羊一、北村宗次編、日本基督教団出版局、1977)の項目執筆。
「職制」、「聖餐」、「説教」、「礼拝学」。
『キリスト教組織神学事典』(東京神学大学神学会編、教文館、1972初版、1983増補版)の項目執筆。
「教会」、「聖餐」、「聖礼典」、「説教」、「洗礼」。
『日本キリスト教歴史大事典』(編集委員会編、教文館、1988)の編集委員、項目執筆。
偶然目に留まった項目は、「贖い」の項の前半、「恩寵」、「執事」、「実践神学」、「信仰告白」、「信徒」、「真理一斑」、「救い」、「聖霊」、「説教」、「説教学」、「宣教」、「宣教学」、「宣教長老」、「葬儀」、「長老」、「伝道」、「万人祭司」、「ペンテコステ」、「訪問伝道」、「牧会」、「牧会学」。
『世界宗教大事典』(山折哲雄監修、平凡社、1991)の項目執筆。
見かけたところでは、「神学校」、「説教」。
『世界日本キリスト教文学事典』(教文館、1994)の項目執筆。
執筆項目:「川上喜久子」。
『キリスト教礼拝・礼拝学事典』(今橋朗、竹内謙太郎、越川弘英監修、日本基督教団出版局、2006)の項目執筆。
「教会堂建築」、「説教」、「説教前後の祈り」、「伝道礼拝」、「牧会と礼拝」。

目についた論文・講演録など

『神学』の論文等

初登場:20号。47号が最後。(全調査済)
実践神学基礎論に関する試論20号、1960-61(冬)。
山室軍平の説教――日本説教史の一面24号、1963。
Dietrich Ritschl, "A Theology of Proclamation"の書評29号、1966。
実践神学のパースペクティブ32号、1969。
『福音主義教会形成の課題』(新教出版社、1973)に収録。
説教メディタチオーン文献概観33号、1970。
実践神学のパースペクティブにおけるキリスト論36・37号、1975。
『説教論』(日本基督教団出版局、1993)に収録。
左近淑、平野保、松永希久夫、赤木善光、北森嘉蔵、加藤常昭、討論「聖霊論」39号、1977。
実践神学のパースペクティブにおける聖霊論39号、1977。
『説教論』(日本基督教団出版局、1993)に収録。
竹森満佐一、赤木善光、熊澤義宣、近藤勝彦、大木英夫、加藤常昭(司会)、討論「教会論」40号、1978。
教会の実践の学としての実践神学――聖霊論的視点から40号、1978。
左近淑、松永希久夫、赤木善光、熊澤義宣、加藤常昭、「教会論参考文献案内」40号、1978。
礼拝論パースペクティブにおける教会職務論41号、1979。
『説教論』(日本基督教団出版局、1993)に収録。
「見る」ということ――実践神学のパースペクティブにおける信仰告白44号、1982。
『説教論』(日本基督教団出版局、1993)に収録。
教会建築文献案内44号、1982。
旧約聖書の説教――ひとつの実例46号、1984。
説教と聖餐47号、1985。
『説教論』(日本基督教団出版局、1993)に収録。

初期の説教塾の機関誌『説教塾』(1988.5〜1994.7)

説教塾開塾に際して われわれの課題第1号、1988.5。
ハイデルベルク大学創立600年記念 国際説教学シンポジウム報告第2号、1988.8。
ハイデルベルクグループ(加藤常昭訳)「説教分析のためのテーゼ」第2号、1988.8。
わたしの説教分析第4号、1990.2。
説教とは何か――説教を説教たらしめるもの・説教が造りだすもの第5号、1990.10。
黄色いキリスト――黄色いキリスト者?第6号、1991.7。
説教とは何か――神の言葉としての説教第7号、1992.6。
説教の出来事の終末論的構造第8号、1994.7。

説教塾『紀要 説教』の主なもの

説教 神のミッション第1号、1999。
ゲルリット・F・イミンク(加藤常昭訳)、「説教におけるミッシオ・デイ――神を語る言葉と人間の受容」第1号、1999。
島崎光正 その詩と信仰第2号、2001。
説教と牧会第5号、2007。
説教するとはどういうことか第9号、2007。
説教を語る者の喜び第11号、2010。
Chr.メラー、R.ランダウ他(加藤常昭訳)、「ルードルフ・ボーレンの葬りのための礼拝から」第12号、2011。
私の説教を語る第12号、2011。
「第1の黙想・緒論・釈義・最終説教原稿」(ヘブライ人への手紙第2章10-18節の説教)第14号、2013。
ターニングポイント・シンポジウム第14号、2013。

その他の論文等

実践神学概観山本和編、『日本の神学――その成果と展望』No.2、日本基督教学会、1963。
渡辺聖書論の組織神学方法論にたいする意義(日本基督教会第12回学術大会シンポジウム 主題「神学方法論としての聖書解釈学の問題」の発題(2))『日本の神学』No.4、日本基督教学会、1965。
「方法論」が「方法諭」になっているミスプリ。
教会論佐藤敏夫、高尾利数編(熊野義孝、松村克己監修)、『教義学講座 第一巻 教義学要綱』、日本基督教団出版局1970。
森井真氏の書評に答える『日本の神学』No.10、日本基督教学会、1971。
『日本の神学』No.9、1970の中の『ピューリタニズムの倫理思想』に対する森井真の書評に対する応答。と言えば聞こえはいいが、この書評がいかに非学的なものであり、学的回答に値しないものであるかを述べる。
「聖書的説教」の方法論的考察渡辺善太米寿記念文集刊行委員会編、『渡辺善太――その人と神学』、キリスト新聞社、1972。
成果と展望 実践神学『日本の神学』No.15、日本基督教学会、1976。
実践神学パースペクティヴにおける熊野神学熊野義孝記念論文集編集委員編、『熊野義孝の神学 記念論文集』、新教出版社、1986。
『説教の課題と現実』、日本基督教団出版局、1987。
『説教者のための聖書講解』の記事の合本。この中に、「説教のための黙想について」、「説教黙想の模索の試み」、「現実的説教への道」(その1、その2)、「説教者の書斎のために(3) 説教集その他」、「聖書を読む者としての説教者」、「説教と牧会」、「説教の始め方――ひとつの問題提起」が収録されている。これらのうち、「現実的説教への道」(その1、その2)は、最低限の範囲で書き改められて、『説教論』に収録されている。
日本基督教団改革長老教会協議会準備委員会編、『信仰告白を規範とする教会形成』、1988。
この中に加藤常昭の「日本における改革長老教会の課題」(1985.4.29第1回全国協議会の講演)と「今、われわれは何を信じて立つのか」(1987年の第2回全国協議会前日の公開講演)がある。他は、永井修、出村彰、竹森満佐一、上良康。
「礼拝の言葉」 (『礼拝と音楽』57号、1988.5(特集:礼拝とことば))、1988。
「改革長老教会の伝統と日本基督教団」 (日本基督教団「教職者懇談会」編『合同教会としての日本基督教団――その教派的伝統と特質をめぐって』(新教コイノーニア6)、新教出版社)、1989。
「礼拝史の視点」 (『季刊 教会』1号、1990.11、「シリーズ共同研究<礼拝(リタージー)>」その1)、1990。
「「御言葉によってたえず改革される」とは パートT・発題 総合的視点から」(『季刊教会』3号、1991.5)、1991。
「信仰の告白・伝道・教会の制度」 (日本基督教団改革長老教会協議会編『教会の信条と制度』、日本基督教団改革長老教会協議会事務局、1995。
1994.9.19-20の改革長老教会協議会第4回全国牧師会の講演。
伝道論 (『季刊 教会』27号(1997夏号))、1997。
ニカイア信条を規範とする教会 (『季刊 教会』30号(1998春号))、1998。
日本基督教団のこれから歩むべき道 (『季刊 教会』31号(1998夏号))、1998。
「説教・われわれの課題」 (山口隆康、芳賀力編、『説教と言葉 新しい時代の教会と説教――加藤常昭先生献呈論文集』、教文館)。、1999。
「伝道者・竹森満佐一」 (『吉祥寺教会の歩み』編集委員会編、『吉祥寺教会の歩み』、日本基督教団吉祥寺教会)。、1999。
「説教とカウンセリング」 (三永恭平、斎藤友紀雄、平山正実監修、『講座 現代キリスト教カウンセリング 第1巻キリスト教カウンセリングとは何か』、日本基督教団出版局)、2002。
「改めて問う、三要文の位置と意味」 (『季刊 教会』50号(2003春号))、2003。
「説教――牧師の仕事?」 (『福音と世界』、新教出版社、2003.8)、2003。
聖書の読み方――改めて問う日本聖書協会編、『今、聖書を問う。――国際聖書フォーラム2006講義録』、日本聖書協会、2006。
すこやかに教会を生かす聖餐を祝おう芳賀力編、『まことの聖餐を求めて』、教文館、2008。

FEBCのCD

聖書をあなたに 山上の説教
聞き手:吉崎恵子。全51話、CD13枚組、約20時間。
聖書をあなたに イエスの生涯
全50話、CD18枚組、約20時間。
聖書をあなたに イエスのたとえ話
全26話、CD9枚組、約10時間。
聖書をあなたに イエスに出会った人々
全26話、CD9枚組、約10時間。
聖書をあなたに ヨハネによる福音書
全2巻。1:全53話、CD18枚組、約20時間。2:全52話、CD18枚組、約20時間。
聖書をあなたに 祈り
全26話、CD9枚組、約13時間。
聖書をあなたに 使徒信条・十戒・主の祈――信じること・生きること・祈ること
全52話、CD13枚組、約20時間。
聖書をあなたに ハイデルベルク信仰問答
全52話、CD18枚組、約20時間。
キリスト信仰の基本――雪ノ下カテキズムにより
全2巻、1:全52話、CD19枚組、約20時間。2:全52話、CD18枚組、約20時間。
聖書をあなたに 使徒言行録
全52話、CD18枚組、約20時間。
聖書をあなたに ローマ人への手紙
全2巻。1:全52話、CD13枚組、約20時間。2:全52話、CD13枚組、約20時間。
聖書をあなたに コリントの信徒への手紙一
全52話、CD18枚組、約20時間。
聖書をあなたに コリントの信徒への手紙二
全52話、CD18枚組、約20時間。
聖書をあなたに ガラテヤの信徒への手紙
全26話、CD9枚組、約10時間。
聖書をあなたに ヨハネの黙示録
全52話、CD18枚組、約20時間。
み言葉を生きた人びと
全52話、CD18枚組、約20時間。
老いと死と希望
2時間の講演と質疑応答、CD2枚組。
これからの日本の教会の伝道――日本基督教団美竹教会創立70周年記念講演
CD1枚、80分。
ただ、神にのみ栄光あれ――日本FEBC放送開始50周年記念式典<2002年12月7日>
CD2枚。この中の第2部が加藤常昭の特別講演。
人を造り上げ、教会を造り上げる説教――加藤常昭師伝道50周年記念講演会2006.11.23
CD1枚、80分。
カセットでは他に、「教会」というのがあったようだが、CDでどうなったのか?(全26話、10時間、46分テープ13本)また、「獄中書簡」(エフェソ、フィリピ、コロサイ)(全78話、30時間、カセット21本(C-90,46))、「テサロニケの信徒への手紙一、二、テモテへの手紙一、二」(全53話、21時間、カセット14本(C-90))、「ヘブライ人への手紙への手紙」(全52話、20時間、カセット13本(C-90))、「ペトロの手紙一、二、テトスへの手紙」(全48話、18.5時間、カセット12本(C-90))

その他(目に留まったもの)

主の祈りによる小説教 試みにあわせず『福音と世界』(vol.13、No.41)、新教出版社、1958.6。
特集 主の祈りについて。
森野善右衛門、雨宮栄一、宝珠山幸郎との座談会「ボンヘッファーの現代的意義」『福音と世界』、新教出版社、1968.6。
竹森満佐一編、『ハイデルベルク信仰問答講解説教』、新教出版社、1971。
この中の、第11聖日(問29-30)、第21聖日(問54-56)、第29聖日(問78-79)、「解説」。
パウル・シュナイダー四竈揚、関田寛雄編、『キリストの証人たち――抵抗に生きる1』、日本基督教団出版局、1974。
国立国会図書館のOPACのデータに間違いあり。パウル・シュナイダーは、ナチスによって殺された最初の牧師。
ドイツ福音主義教会における葬儀日本基督教団信仰職制委員会編、『死と葬儀』、日本基督教団出版局、1974。
葬儀式文に関するひとつの私案日本基督教団信仰職制委員会編、『死と葬儀』、日本基督教団出版局、1974。
日本基督教団聖書日課研究委員会編、『新しい教会暦』、日本基督教団出版局、1975。
聖書日課研究委員会委員名に名を連ねている。
日本基督教団出版局編、『われらの祈り』、日本基督教団出版局、、19781、1979再版。
執筆者18名のひとり。
クリスマスメッセージ「のぼりゆく星を見て」AVACO教会協力部編、『必ず役だつクリスマスの本 第1集』、財団法人キリスト教視聴覚センター、1979。
マタイによる福音書2:1-12。
教会建築文献案内『神学』44、1982。
教会に生きた人・上河原雄吉先生上河原先生追想集発行委員会編、『救いの岩――上河原雄吉牧師追想集』、日本基督教団金沢教会長老会、1983。
竹森満佐一編、『講解説教 イエス伝――マルコ福音書によって』、新教出版社、1990。
後付、表紙で「竹森満佐一編」とあるのを確認済。編集後記の中で、加藤常昭、平出亨、森田武夫、松永希久夫の4名が編集委員を担ったことが記されている。加藤常昭の執筆は、1:2-11、3:20-30、8:1-10、15:42-47。
プロテスタント教会の葬儀――改革長老教会の立場とその実践日本ルーテル神学大学教職セミナー編、『現代葬儀事情』、キリスト教視聴覚センター、1994。
『改革長老教会 Q&A』 (日本基督教団改革長老教会協議会教会研究所・季刊『教会』編集委員会編)、不明(1994頃)。
この中の、問1「改革長老教会の名称について」、問2「役員会と長老会の違い」、問25「万人祭司であるプロテスタントで特別な職務は必要か」、問26「二重教職制への態度はどうあるべきか」。
トロウガーさんのことトロウガー(迫川由和(さこがわよしかず)訳)、『21世紀の説教を求めて――十人の説教者の物語』、教文館、の巻末)、1998。
原著1992。
『あなたは何を求めていますか』(伝道説教集第13号)、日本基督教団金沢教会、500円。
1997.10.10の修養会での講演と10.12の特別伝道説教。説教「あなたは何を求めていますか」(マタイ7:1-12)、ハイデルベルク信仰問答53〜55の私訳、なぜカテキズムを学ぶのか、カテキズムにおいて何を学ぶのか、カテキズムを学ぶことがもたらす恵みを数えよう、第1・第2講演。
特集 聖なるものと文学 読書室 「富岡幸一郎『使徒的人間 カール・バルト』」『福音と世界』、1999年7月号。
「」遠藤周作、椎名麟三他、『キリストと出会う――洗礼を受けるまで』、日本基督教団出版局、2001。
アンネリーゼ・カミンスキー(加藤常昭訳)、「われわれの時代に生きる教会――教会の課題とは何か」『季刊教会』44号、2001年秋号)、2001。
聖書についてギュスターブ・ドレ、『名画でたどるバイブル』、一橋出版、2002、pp.9-13。
見開きの左に聖書(リビングバイブル)、右のドレの版画を印刷した本に寄せた簡単な解説。
廃墟の中で新垣勉、晴佐久昌英他、『神に呼ばれて――召命から献身へ』、日本基督教団出版局、2003。
いのちの香りに生かされ『私にとって「復活」とは』、日本基督教団出版局、2004。
『日本の説教』を読もう『信徒の友』、2004年11月号、2004。
教会に生きる喜び 聖書講座――愛宕町教会3年連続研修会《加藤常昭先生をお迎えして》主日礼拝説教・講演集愛宕町教会・総務部編、愛宕町教会ブックレット4、日本基督教団愛宕町教会、2005。
慰めと望みの葬りを――葬りは復活の主を礼拝するわざ『信徒の友』、2005年11月号(通巻709号)。
後に、日本キリスト教団出版局『信徒の友』編集部編『慰めと希望の葬儀――キリスト教葬儀の考え方と実際』(TOMOセレクト)(日本基督教団出版局、2010)に収録。この再録で1995年11月号とあるのは誤り。
ドイツ福音主義教会常議員会(楠原博行訳)『聖餐――福音主義教会における聖餐の理解と実践のための指針』(教文館、2006)の中の「本書を読むための手引き」
敗戦の年のクリスマス『信徒の友』、2006年12月号(通巻722号)。
『日本の説教U-3 村田四郎』(日本基督教団出版局、2007)の解説。
本を読もう――言葉が伝える豊かな心『本のひろば』2007年特別号、財団法人キリスト教文書センター2007。
松居直との対談と、「読書の勧め――ブックガイドを兼ねて」。「パチンコ屋と塾がなくならないかぎり、日本の「心の文化」は滅びる」(p.76)
『ジェームズ・デニー著作集第1巻 イエスと福音』の書評『本のひろば』、2008.2。
ヨハネの黙示録に聞く――今の時代をどう生きるか『信徒の友』、2007.4〜。
ボーレンの説教集、小澤良雄訳『喜びへの道』(教文館、2008)の「あとがき」。
第40回「日本伝道の幻を語る会」講演『日本をキリストへ』396〜404号、日本キリスト伝道会、2008.10〜2009.7。
「シリーズ・日本の説教者 第1回」加藤常昭ロングインタビュー『季刊ミニストリー』創刊号(2009年春号)、キリスト新聞社、2009.4。
説教塾ブックレット7『ホーリネス信仰と葬儀説教』(キリスト新聞社、2008)の「はじめに」。
説教者のための注解書を選ぶ『説教黙想アレテイア』特別増刊号、『説教者のための聖書注解書ガイド』(日本基督教団出版局、2009)の序言。
日本伝道会 座談会2「伝道者の、信徒の霊性」『日本伝道会 会報』No.13、2009.9.27。
小島誠志、張田眞らとの座談会。
川中子義勝『詩人イエス』(教文館、2010)の書評『本のひろば』627号、2010.5。
心を高く上げよう(日本伝道150年記念講演)『季刊 教会』79号(2010年夏号)、2010。
カール・バルト(天野有編訳)『聖書と説教 バルトセレクションT』(新教出版社、2010)の書評『本のひろば』628号、2010.6。
ヨッヘン・クレッパー(富田恵美子・ドロテア、富田裕訳)、『キリエ 宗教詩集』(教文館、2011)の書評『本のひろば』639号、2011.5。
真実に確かな<絆>に生きる説教黙想アレテイア特別増刊号『危機に聴くみ言葉――3月11日の後で教会は何を聴き、何を語るか』、日本基督教団出版局、2011.12。
ローマの信徒への手紙5章1〜11節の説教黙想。この本の編集後記も加藤常昭。
藤掛明、『一六時四〇分 がんになった臨床心理士のこころの記録』(キリスト新聞社、2012)の書評『本のひろば』657号、2012.11。
なぜ『聖書的説教とは?』は必読すべき書物なのか渡辺善太、『聖書的説教とは?』(渡辺善太著作選11、ヨベル新書024)、ヨベル、2014。
礼拝論のパースペクティブにおける聖書翻訳『聖書セミナー』No.17、日本聖書協会、2014。
さらにこの号には、土戸清、加藤常昭、木田献一、高柳俊一、渡部信、島先克臣の6名による「≪座談会≫委員会訳と個人訳」がある。
『信徒の友』の「みことばにきく」のコーナーを2014年4月号から2015年3月号まで担当
関川泰寛、袴田康裕、三好明編、『改革教会信仰告白集――基本信条から現代日本の信仰告白まで』(教文館、2014)の中の「バルメン宣言」(1934年)の訳と解説。
慰めの共同体 教会のクリスマス『教団新報』第4811・12号、日本基督教団、2014.12.20。
クリスマスメッセージ。

記念出版物、その他

山口隆康、芳賀力編、『説教と言葉 新しい時代の教会と説教――加藤常昭先生献呈論文集』、教文館、1999。
このpp.19-22に著訳編書一覧あり。
説教塾紀要編集委員会編『紀要 説教』第8号(教文館、2006)は、加藤常昭伝道50年記念号。
説教塾紀要編集委員会編、『紀要 説教』第12号、教文館、2011。
この中に特集「加藤常昭説教の秘密を探る」あり。
藤原導夫、『まことの説教を求めて――加藤常昭の説教論』(説教塾ブックレット11)、キリスト新聞社、2012。
説教塾『紀要 説教』第6号(2004)にある「加藤常昭先生の説教論」が元か。
平野克己、関谷直人責任編集・解説、『DVD日本の説教者 第T巻』、キリスト新聞社、2013。
DVD三枚組。説教「救いとは光そのものになること」(エフェソ5:6〜20)とインタビュー。加藤常昭の他は、深田未来生、榊原康夫、雨宮慧、辻哲子、加藤博道。