たいしん一家のラーメン食べ歩き日記(その4)


98年11月までの記録です。

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11/30(月) 昼 「ぎょうてん屋」(平塚) 4人で

所用で会社を休んで、家族で平塚に行ったので、お昼にラーメンを食べることになりました。
たまたま「つくし」が休みだったので、家族の反対を押し切って、噂の「ぎょうてん屋」に行ってしまいました。
平塚市内のあちこちに、「横浜の吉村屋直伝の味」と書かれた、怪しいステ看板が置かれていました。
すでに、この時点で×なのは明らかなのですが、「怖い物見たさ」で、行ってみたかっただけです。

店に着くと、なんとお店のガラスにも、でっかく「吉村屋直伝の味」と書かれていて、笑ってしまいました。
店内にも「TV・雑誌でおなじみの横浜の吉村屋直伝の味」とあちこちに貼られていました。
「どこにあるんだ、そんな店は」と突っ込みながら、ここまでくると、狙っているとしか思えなくなってきました。

お店は広くて、カウンターが18席。全部の席に番号が書かれて、まるで競馬場のスタートゲートのようです。
ついでに、枠番号ごとに色分けしてほしかったです。
それと、テーブル席(5〜6人掛)が4席もあり、家族連れにもなかなかおすすめです。
さて、メニューは、およそ家系とは思えないものばかりで、「味噌」だとか「コーン」とかあったり、
定食などもやっているようです。
「ラーメン\600」「大盛り\100」で2つと「たまご\50」が安かったので食券を買いました。
「チャーシュー\300」は、高いし、ちょっと恐ろしいので止めておきました。

しばらくして出てきたラーメンは、なんと海苔が5枚も乗って、ちょっと家系っぽく仕上げてあります。
スープの色も「吉村家」に似た、茶褐色で、ややドロっとした感じです。
安いのでちょっと心配した「たまご」「生卵」ではなく「ゆで卵」でした。
しかし、「ほうれん草」の代わりに「メンマ」が乗っていたり、「レンゲ」が木製のだったりと
明らかに「家系」とは違うようです。

さて、味の方は、やはり「どう考えても家系とは違う味」ですが、「吉村家に近づけよう」という意識は感じられます。
しかも、下手な「家系」よりはマシで、臭くもなく、これはこれで十分美味しいと思います。
ただ、麺が、中途半端な太さで、歯ごたえもいまいちで、ちょっといただけません。
それと、オマケで付いてきたチャーシューは、超薄切で悲しい物でした。

まあ、ただのラーメン屋としてみればそこそこの店だと思います。

ところで、
「どう見ても家系なのにあくまでもオリジナルと言い張る店」「家系とは到底思えないのに直伝だと言う店」
どっちの方が罪が重いのでしょうか?

待てよ、この店は「家系」とは言っていないか・・・


11/29(日) 夜 「一期一会」(成瀬) 4人で

夜に、ちょっと遠征して、「ラーメン王」の本に出ていた「一期一会」に行って来ました。
成瀬駅から、ちょっと離れた住宅街の中にある、できたばかりのきれいなお店でした。
店内は、カウンター10席ほどと、テーブルが2つですが、テーブルではちょっと狭いので3人ぐらい
しか掛けられません。カウンターの中では店主のオヤジさんが一生懸命ラーメンを作っています。
店員は、アルバイトか、新人らしき兄ちゃんが1人で、お客は、カウンターがほぼ満席状態でした。
テーブル席では、酔っぱらいのオッサンたちが騒いでいました。
深夜営業(18:00〜翌6:00)というせいもあり、半分は飲み屋のような状態です。
それは、別にかまわないのですが、禁煙でないのは、ちょっと困ります。しかも食券の販売機の隣には
タバコの自動販売機も置かれています。ちょうどテーブル席から煙が来るので、困りものです。

さて、まずは「オリジナルとんこつラーメン\600」「とんこつ醤油ラーメン\650」「大盛り\100」と
「チャーシュー\300」の食券を買って、席に着きましたが、いつ注文するのかがわかりません。
とりあえず、前を通った店員さんに渡しましたが、どうやら、声を掛けられるまで待っているのが正しいようです。
一度に作るラーメンの量が限られているので、順番に片づけているようです。
やっと、順番になったようで、まずは前菜の重箱が出てきました。「味付玉子」「メンマと紅生姜」
「ポテトサラダ」「モヤシとキャベツのあえ物」の4品です。確かに、ちょっとしょっぱ目の味付けでしたが
なかなか美味しくいただきました。ラーメンを待つ間に前菜を出すとはなかなか良いアイディアです。

太麺なので茹で上がるまで時間がかかります。ちゃんと泳がせて茹でているようです。
しばらくして、出てきたラーメンは、見た目はどろどろしたようなスープです。
一口飲んでみて「あっ コレは『雅』の味だ」と思いました。
豚骨を下手に煮ると、こんな味になると思っていたのですが、実はこれは「八角」の味のようです。
この味は、あまり好みでは無いのですが、しばらく食べていると、いくらか慣れてきてそれほど悪くはありません。
まあ、好みの問題なので、「とんこつらーめんまにあ」の間にはうけているのでしょう。

しかし、あとで「とんこつ醤油ラーメン」のスープを一口すすったら、「なんじゃコレは?」という味がしました。
気持ち悪い豚骨に無理矢理、醤油を入れたような、何とも言えない不快な味でした。
たぶん、最初からコレを食べていれば、徐々に舌が慣れてきて、問題は無いのでしょうが、両方一度に食べるのは
やめた方が良さそうです。
そういえば「くじら軒」の時も、「支那そば」を食べてから「ラーメン」のスープを飲んでみたら、
何とも奇妙な味に思えました。
どうも「最初に食べた方が美味しいの法則」があるようです。

麺の方は、太麺で噛みごたえもあり、茹で加減もちょうど良く、まずまずです。
チャーシューは、かなり大きな厚切りが3枚で、味も良く、納得のいくものでした。


11/28(土) 昼 「元祖桃家」(大和) 4人で

お昼にラーメンが食べたくなり「桃家」まで行ってしまいました。
お昼に行くのは初めてでしたが、2時前でも、なかなかにぎわっていました。
思った通り、店内には「横浜ウォーカー」「ラーメン王」の本が2冊も置かれていました。
「大和駅前店」の準備のためか、店主さんはいなくて、若い兄ちゃんが作っていました。
久々に「肉野菜ラーメン中盛り\800」を注文しました。ママと子供たちは「ももこラーメン中盛り\700」です。
野菜が大量に乗っていて、ボリュームは満点ですが、やはりちょっとスープの味が薄くなるようで、
「家系」本来の味を楽しむには不向きのようです。
しかし、3回に1回くらいの割で、食べるのには良いのではないでしょうか。
「ももこラーメン」は子供たちには大変好評で、カニ蒲とかを喜んで食べていました。
ただ、チャーシュはいまいちだったようで、「チャーシュー麺」を注文しなくて正解でした。
また、おみやげの風船が、前は1袋ずつもらえたのに、今回は1人一個ずつしかもらえなくて残念でした。
元祖桃家 元祖桃家
↑ 大和駅前店の情報が出ていました。



11/27(金) 昼 「仙香園」(田町) 1人で

お昼に、会社の向かいの「仙香園」にまた行ってしまいました。
今日は「サンマーメン(もやしそば)\650」を注文してみました。
とろみの付いたモヤシがラーメンに乗って出てきました。
ちょっと熱かったですが、味は薄味なので、スープの味は普通のラーメンとほとんど変わりません。
この値段なら、まずまず満足です。


11/25(水) 夜 「無邪気2号店」(自由が丘) 1人で

会社帰りに、自由が丘に用事があったので、「無邪気2」に寄ってきました。
家系のホームページに出ていたので、前から気になっていたお店です。
お店はカウンターだけの15席ほどですが、夜8頃でほぼ満席の状態です。
さっそく自動券売機で「ラーメン\600」と、つい「のり\100」「玉子\100」も買ってしまいました。
店員は2人で、そのうち1人は外国人のお兄さんでした。
席に着くと、右隣は30過ぎぐらいのお姉さんが1人で、ビールを飲みながら餃子を食べていました。
左隣も、若い女の人が1人で、ラーメンと餃子を食べていました。「さすが自由が丘、恐るべし!!」
さて、出てきたラーメンは、見た目はほとんど家系で、ネギがちょっと多いかなという印象でしたが、
一口スープを飲んでみたら、「ありゃりゃ〜、こりゃ違う」家系の味とは全然違いました。
でも、「下手な豚骨ラーメン」のように臭くはなく、「あっさり醤油のトンコツ味」という感じで
決して不味くはありません。
麺は、箱に「無邪気」と書かれていて、製麺所は不明ですが、少し縮れていて家系とは違う感じです。
食感は悪くはないですが、ちょっとモノ足りない感じです。
チャーシューは、ほとんど飾りにしか過ぎないモノでした。海苔は、5枚ほど乗っていましたが、
家系の海苔ではなく、ただの海苔でした。スープに浸けたら、すぐに溶けてしまいました。
玉子は、味が付いていましたが、ちょっとしょっぱかったように思います。

まあ、家系だと思わなければ、そこそこの味だと思います。
一番好感が持てるのが、店員さんの元気の良さです。


11/23(月)祝日 夜 「みやこ」(東林間) 4人で

以前から行こうと思いながら、なかなかいけなかった東林間の「みやこ」に行ってきました。
東林間の駅からはちょっとあるようで、曲がる道を2回間違えてしまいました。
「ラーメン王」の本の影響か、5時半ごろでしたが、けっこう混んでいました。
カウンターだけですが、15席ほどあり、なかなか広い店です。家族連れも来ていてにぎわっていました。
さっそくCOZYさんの掲示板でおすすめの「生野菜ラーメン中盛り\800」を注文しました。
子供達は、「のり」と「おにく」と「玉子」が食べたいというので「チャーシュー玉子\850」を「中盛り\150」で、
「のり増しはできますか?」ときいたら「チャーシューのりたまラーメン\1100」を作ってくれました。

さて、味の方は、「中島家」の姉妹店だと聞いていたので、ギトギトのラーメンを想像していましたが、
以外とあっさり(私から見れば)で、ややライトな家系と言う感じですが、家系のテイストは十分に
出ていると思いました。しかも、この生野菜(レタス、セロリ、ネギをゴマ油であえたもの)が、トンコツの
スープになぜか合い、トンコツ臭さを消して、後味もスッキリで、なかなか気に入りました。
(今、野菜が高騰しているので、量はちょっと少な目だったような気はしますが・・・・)

麺は、「大橋製麺」の太麺ですが、丸山製麺とほぼ同じような感じです。茹で加減もまずまずです。
問題は具なのですが、チャーシューがちょっとスジがあって固く、なかなか噛みきれなかったのと
海苔が普通の家系よりちょっと小さめでモノ足りない気がしました。
ドンブリが巨大で、持つのに苦労しますが、小さいドンブリに無理矢理入れて、こぼしてベトベトするよりは
よっぽど良いと思います。ただ、ドンブリの割りには、量が少なかったような気も・・・・・
まあ、総合的にはまずまず満足のいく店でした。
それにしても「生野菜ラーメン」は癖になるかも?


11/21(土) 夜 「吉本家」(厚木インター) 4人で

「吉本家」の支店が厚木インター近くにできたとの情報を聞き、さっそく行ってきました。
場所を間違えてちょっと迷ってしまいましたが、厚木インターの次の信号を右折してすぐでした。
パチンコ屋の隣で、道路の脇に空き地もあるので、車を止めるのは楽です。
カウンターが15席ほどと、テーブルが4人掛けが5席あり、けっこう広い店内でしたがほぼ満席でした。
「チャーシュー麺中盛り\950」2つに「海苔増し\150」「味付玉子\100」「ライス\200」を
注文しました。メニューは伊勢原店とほぼ同じですが、「特盛り」というのがありました。
「大盛り」の200円増しということは3玉分ということでしょうか。
さて味は、伊勢原の店とほぼ同じ印象です。スープは家系としては、醤油がやや強めの感じで、
バリバリの家系とは違いますが、これはこれで十分美味しいと思います。
麺は、「丸山製麺」の太麺ですが、やや固めの茹で加減でちょうど良い歯ごたえです。
チャーシューがなかなか柔らかく、味もまずまず、かなりレベルは高いと思います。
ほうれん草は、茹でたての鮮やかな色で、量も多く満足です。
不満なのは、海苔が150円増しの割には枚数が少なく、すぐスープに溶けてしまい、いまいちなことと
値段が他の家系より高いことです。
東名で出かけた帰りには、また行きたいと思います。


11/20(金) 夜 「仙香園」(田町) パパ

お昼に会社の向かいの「仙香園」という中華料理屋に行きました。
ランチや中華料理もたくさんあるのですが、「チャーシュー麺 \650」を注文してみました。
出てきたラーメンは、ごく普通の「中華そば」に縁が赤く染められたチャーシューが6枚ほど乗ったものです。
鶏ガラの透明なスープに、ややコシのある細目の縮れ麺、その他にチンゲンサイが乗っていました。
ただの中華料理屋と侮っていたのですが、これがなかなかいける味です。
店員の中国人らしきお姉さんも愛想良くてなかなか好感が持てます。
「タンタン麺」や「サンマー麺」などラーメンだけでもたくさん種類があるようです。
たまにはこういうラーメンもいいかな

仙香園
港区芝4-5-15 クレール芝
TEL 03-5442-2887
田町駅より第1京浜を浜松町方面に向かい、
日比谷通りのT時路のちょっと先の左側


11/19(木) 夜 「井出商店」(新横浜) パパ

会社の「和歌山ラーメンファンクラブ」(2人しかいない)のクラブ活動で、帰りに「のりや」に行きましたが
7時20分ごろ到着したら、とんでもない行列で、数えたら44人並んでいました。びっくり!!

あきらめて、新横浜まで行き「井出商店」に行ってきました。
こちらは思っていたほど混んでいなくて、10人並んでいて、10分ぐらいしか待ちませんでした。
開店してからしばらく経ったので、慣れてきて手際も良くなったのでしょう。
今日はまだ残っていたので「特選中華そば(大盛り)\950」を注文しました。
「早寿司」もまだ残っていましたが、なぜか「巻寿司」と「ゆで卵」が売り切れていました。
さて、味の方は、前回(10月1日)と大きくは変わっていないようです。
麺の茹で加減はやや硬めでちょうど良いくらいですが、スープの味がちょっと物足りないかなぁ。
ただ、本店で食べた味よりは、こっちの方がまだ好みです。
チャーシューは「特選中華そば」でも同じ肉で、脂が多くあまり好みではありません。本店の方が美味しかったと思います。
今日はちょっと、トンコツの臭いが強いように感じました。
まあ、「まっち棒」を食べた後で、これを食べても物足りなさが残るだけです。
相対的に評価すると1点ダウンです。

おみやげコーナーに、「井出商店」のラーメンも置かれたようでしたが、残念ながら売り切れていました。


11/17(火) 夜 「まっち棒」(池尻大橋) パパ

日曜日に閉まっていて悔しかったので、会社の帰りに池尻の「まっち棒」に行きました。
FRIDAYの「ラーメンオブ・ザ・イヤー」の関東6位にランクされたせいもあってか9時頃に
着いたときには15人ほど並んでいました。並んでいる間、店の前にけっこう強烈なトンコツの臭いがしていました。
25分ほど並んで、いよいよ次の番になり、席が空いたので中に入ったら、「お呼びするまでお待ち下さい」
と注意されてしまいました。(^_^;) 店が狭いので片づけるのに邪魔になるからでしょう。
店内は、カウンターが8席と、テーブル(2人用)が2つだけです。カウンターの席に着いたら、目の前は
透明なアクリルでふさがれており、下の方は目隠しがしてあり厨房の様子は見えません。
そのおかげで、店内に強烈なトンコツの臭いはほとんどしません。
さっそく「中華そば(こってり)\650」「麺大盛り\150」を注文しました。
カウンターに置かれたカゴには、限定品の「早寿司\150」が置かれていました。和歌山から送られてくる本場のものです。
細麺なので、出来上がるのは早く、5分ほどで出てきました。「麺大盛り」はちょっと大きいドンブリのようです。
「のりや」と同じで小さいお盆の上に乗って出てきました。見た目は、かなり濃厚な茶褐色で、ドロドロした感じです。
さっそく一口スープを飲んでみると、やっぱりかなりドロドロしています。しかし、見た目ほどではなく、しょっぱくもなく、
何口か飲んでみて、なかなかいける味だと思えてきました。
麺は、やや柔らかめですが、食感は悪くはありません。他のお客さんで「麺硬め」を注文している人がけっこういました。
大盛りの麺を無理矢理詰め込んだ感じですが、ちゃんとほぐれており、最後まで美味しく食べられました。
ただ、麺だけ大盛りなので、スープが少なすぎる感じはしました。
具は、チャーシュ2枚、カマボコ、メンマ、青ネギで、他の和歌山系の店と同じですが、特筆すべきはチャーシューです。
ボロボロに砕ける寸前ぐらいの柔らかさで、箸で摘むと崩れてしまいますが、味はなかなかいけます。
ちょっと濃い目味付けですが、スープに浸けて食べるのではなく、そのまま食べるのが良いと思います。
気がつくと、スープを最後まで飲み干して、何とも言えない満足感がしてきました。
「のりや」や「井出商店」とはひと味違った「パンチの効いた味」という感じです。とても衝撃的な味でした。
満足して店を出ると、行列は長くなり30人ぐらい並んでいましたが、もう一度並んで食べたくなってしまいました。


11/15(日) 夜 「百麺」(経堂) 4人で

家族で東京に出かけたので、帰りに「のりや」でも寄って行こうかと思って、6時頃に行ってみたら、とんでもない行列
をしていました。店の前から角を曲がって、30人ぐらいが並んでいました。

しかたなくあきらめて、池尻の店は日曜日は休みなので「まっち棒@豪徳寺」を目指して世田谷方面に向かいました。
世田谷通りから、世田谷ジャングルに飛び込み、途中で何度も道に迷いながら、なんとか店の前に着くと、なんと
「本日都合により、6時で閉店します」と書かれてシャッターが閉まっていました。ガーン・・・
まあ、開いていたとしても、車を停めるスペースを探すのは至難の業のようです。

再び、世田谷ジャングルを迷いながら、なんとか世田谷通りに戻り、世田谷通り沿いの「百麺」に行きました。
お店は、小綺麗なしゃれた店構えでしたが、一歩中に入ると、トンコツの臭いがけっこうしていました。
カウンターのみの店ですが奥行きがあるので、席はけっこうあります。カウンターの中には若い店員が4人いて
タオルを鉢巻きではなく、頭からかぶっていました。
まず、中央のレジで注文をしてお金を払ってから席に着くシステムになっていたので、とりあえず、
「ラーメン太麺大盛り\700」2つと「チャーシュー\250」「のり\50」のトッピングを注文しました。
ラーメンには、「太麺」と「細麺」があり「替え玉(細麺)\100」というメニューもありました。
さらに、トッピングに「ラフティー」や「モヤシ」「メンマ」などがあり、ちょっと普通の家系とは変わっています。
家系のスープに「細麺」なんて、どうも想像できません。「モヤシ」を入れるのも意図がよく分かりません。
しかも「ネギ」は博多ラーメンに乗っているような細ネギです。
さて、壁には、何やらうんちくが書かれています。
「美味しいラーメンを探して世界中を歩き回ったけど、納得のいく味には巡り会えなかった。」
「それなら、自分で作ろうと、58種類の麺と33種類のスープを作り試したところ、100番目の組み合わせが
気に入ったので『百麺』という店名になった。」とのこと・・・・「ふぅ〜ん」
そして、ちょっとしたら、すでにラーメンが出来上がってきました。
一食ずつ小さいザルで茹でているので、それほど待たずに出てくるようです。
出てきたラーメンは、見た目はタダの「家系」でした。スープを一口、「やっぱりただの家系じゃあねぇか〜」
「試行錯誤の末に生み出したと味です」と言われれば、「そうですか」と納得しますが、デフォルトのトッピングが
「家系」と全く同じというのは、どう考えても、納得がいきません。
冷凍のホウレンソウを使っているあたりが、手抜きの家系と全く同じです。
唯一の違いは「海苔」がデフォルトで1枚しかなく、「海苔増し」にしてもたった3枚しかないことです。
まあ、味の方は、スープは、やや薄めの、油少な目で、醤油の味がちょっと目立った感じの、マイルドな感じですが、
「家系」のテイストは十分出ています。「中の上」ぐらいの評価です。
ただ、ドンブリがベトベトしていて、それを触った手が、しばらく臭かったのは、いまいちでした。
麺は、「丸山製麺」の太麺ですが、やや硬めの茹で加減でした。
小ザルで茹でていますが、湯きりはしっかりしており、それほど違いはわかりませんでした。
7時過ぎでしたが、ほぼ満席で、次々に家族連れやカップルがやって来て、席が空くのを待っている人もいました。
レジの隣の席だったので、注文を聞いていると、「ネギ」や「モヤシ」や「細麺」を注文する人が結構いました。
「コイツら「家系」を勘違いしてるんじゃないのか」と思っていたら、隣の席のカップルの兄ちゃんは
「細麺」を注文し食べ終わってから、女の子の前で「通のように」「替え玉\100」を注文しています。
「おいおい アンタ何考えてんだ」と言いたくなってしまいましたが、見ているとザルのまま、
湯きりをしながら店員が麺を持ってきました。
「きっとこの人たちは、本当に美味しい家系を食べたことが無いにちがいない」と妙に納得して店を出ました。


11/12(木) 夜 「ONOMICH2」(東戸塚) 4人で

夜、家族でラーメンを食べに行くことになり、「六角家」に行きたいというリクエストがありましたが、
ちと遠いので、「六角家姉妹店」の「ONOMICHI2」に行ってみました。
国道一号線と環状2号線の交差点のちょっと手前のパチンコ屋の敷地内にある店です。
駐車場は、パチンコ屋と共通です。
看板には大きく「六角家姉妹店」と書かれ、店名よりもそちらの方が目立っています。
お店の前に販売機があり、そちらで食券を購入しますが、「両替はパチンコ屋でお願いします」とのこと・・・
「角煮ラーメン」にも惹かれましたが今回は「チャーシュー麺大盛り \950」「ラーメン中盛り海苔増し \800」
それと「六角家」で美味しかった「味付玉子 \100」を注文しました。
店内は、カウンターのみの10席ほどで、入り口の扉との隙間がとても狭く、お水を取りに行くのにも苦労します。
カウンターの中には、若い兄ちゃんが1人で、食券を受け取って、「好みはありますか」と聞いていました。
さっそく麺を茹で始めて、まず、お子様のお椀に海苔が2枚入って出てきました。それと、「味付玉子」が別皿で
出てきました。ゆで卵を半分に切ったモノですが、切り口はきれいにギザギザになっていました。
すぐに子供達が食べ始めてしまったので、あわてて一口だけ食べさせてもらいましたが、「六角家」のモノとは違う
ただの「味付玉子」でした。ちょっとガッカリです。
それといっしょに、おみやげのキャンディーも持ってきてくれました。不二家のペロペロキャンディーです。
「うっ、これはやばい!!」と思ったのですが、やはり下の子は、これが気になってしょうがありません。
しばらくして、ラーメンが出てきましたが、キャンディーが気になって、ラーメンを食べようとしません。
そのうち、「キャンディー食べるぅ〜」と泣き出してしまいました。仕方がないので、キャンディーを持たせて
泣きやませて、自分はさっさとラーメンを食べることにしました。
しばらく、そのままにしていたら、ラーメンを食べ始めたので、一安心です。
さて、味の方は、「うーむ、コレはまさに家系!!」という味です。やや獣臭さが残っていますが、まあ、許容範囲です。
麺は、六角家と同じ酒井製麺の極太麺です。やや、柔らかめかなという感じですが、悪くはありません。
スープは、ちょっと濃厚かなぁという感じですが、家系のテイストは十分に出ており、満足のいく味です。
ただ、濃厚すぎて、後半ちょっと飽きてきました。ライスがあるとちょうど良いのですが、頼むのを忘れていました。
「壱六家」などのように、もう少しネギが入っていると、いい感じです。
ホウレンソウは、冷凍ではなくちゃんと茹でたモノのようです。チャーシューは、脂身の少ない肉でしたが、
味はまずまず、ごく普通の評価です。
カウンターには、お決まりの調味料の他に、「タレ」が用意されていて、「味が薄いときは入れて下さい」と
書かれていました。ラーメンに入れているものと同じ「タレ」のようです。
また、味が濃いときはスープで薄めてくれるようです。
味が濃いのはデフォルトなのか、閉店前で煮詰まっていたのかは不明ですが、まずまずのレベルの味ではないかと
思います。期待していた以上の味でした。
ただ、夜中にやたらとのどが渇いて大変でした。


11/7(土) 夜 「都亭」(茅ヶ崎) 4人で

ラファールさんから情報をいただいた「都亭」にさっそく行ってきました。
駐車場が無いので、こっそりとパチンコ屋の駐車場に止めてしまいましたが「無断駐車の場合は2万円いただきます」
という貼り紙にビクビクするよりは、ちゃんと有料駐車場に入れておく方が安心です。
茅ヶ崎駅の真ん前ですが、通りからちょっと入ったビルの1階で、目立たない店です。
7時半頃でしたが、お客は誰もいなく、かなり年をとった爺さんと、もうひとりのおじさん(息子さん?)が
ひまそうにTVを見ていました。よくある、中華料理屋の雰囲気です。
店内を見回すと、メニューがたくさん貼られていて、ラーメンの他に中華丼などもあるようでした。
子供たちがワンタンが大好きなので「チャーシューワンタン麺」と久々に食べたくなった「味噌バターラーメン」
をそれぞれ大盛りで注文しました。
待っている間に、お客が2人ほど来ました。常連さんのようです。
ラーメンを作るのがお爺さんで、盛り付けと運ぶのが、おじさんの担当のようです。
さっそく、出来上がってやって来ました。見た目はそれほどインパクトはありませんが、よーく見ると
かなりの具が乗っています。「チャーシューワンタン麺」は、モヤシとネギと、ワンタンが7〜8個。
チャーシューはかなりの厚切りのモノが乗っています。そのほかは、大量のメンマとナルトが一枚です。
「味噌バターラーメン」も、モヤシがたっぷりと、ネギと、肉のかけらが入っています。
バターは普通の店の3倍はあると思えるもので、30グラムぐらいはありそうです。
さて、スープの味は、ごく普通のどこにでもあるようなただのラーメンです。
麺は、細目の縮れ麺ですが、コシはちゃんとあって、悪くはないです。
しょうゆ味の方は、鶏ガラのしょうゆ味で、ちょっとしょっぱい感じがしました。
ところが、このラーメンが「食べても食べても全然減らない」のです。
子供達に、お皿に2杯ずつ食べさせても、まだまだ麺が残っています。ママは途中であきらめてダウンしました。
私は、なんとか麺だけは食べましたが、とても苦しくて動けません。
こんなに苦しいのは「ラーメンショップ大庭店」と「平塚の味噌一」以来です。
ドンブリはそれほど大きくはないのですが、麺がぎっちり詰まっていて、普通の店の2.5倍はあると
思われます。
後から来た常連らしき学生は、大盛りを注文して、ぺろりと食べて帰っていきました。おそるべし・・


11/3(火)祝日 夜 「吉本家」(大和) 4人で

私が体調を崩して、週末はラーメンを食べに行けませんでしたが、大和に「吉本家」が出来たとの
情報がありましたので、さっそく行ってみました。
詳しい場所を調べずに出かけましたが、いつも通る道路沿いだったのですぐわかりました。
467号からだと、マクドナルドの角を駅に向かって行き、小田急線の高架のちょっと手前の右側です。
場所的には「厚木店」「伊勢原店」の系列かと思っていたら、メニューの裏には、「中山店」「戸塚店」
「水道橋店」の地図が書いてあり、こちらの系列のようです。
お店は外見がとてもオシャレで、店内もきれいで、喫茶店風でした。テーブルが13人掛け1つと、
4人掛け2つ、カウンターが合計9席と、かなりの人が座れます。その他に、待つための椅子が6席
ほど用意されていました。
8時頃でしたが、開店から今日まで「全品半額サービス」ということで、店内は満席でした。
しばらく、椅子で待っていると、慣れない兄ちゃんが注文を取りに来ました。
ギョウザは売り切れのようだったので、「チャーシュ中盛り \900」と「ラーメン中盛り海苔増し \800」
と「ライス \150」を注文しました。しかし、目の前のテーブルの13人は、誰1人ラーメンを食べていません。
1度に作れる量は限りがあるので、しょうがないことですが、席が多すぎる気もします。
開店セールということもあり、応援に来ているのか、厨房には3人、レジにマネージャーらしき人と、
バイトらしき配膳係が3人いましたが、ラーメンがなかなか出来ないので、暇そうにおしゃべりをしていました。
しばらくして、一番奥の4人掛けのテーブルが空いたので、そこに通されました。
おかわり自由のソフトドリンク(通常\100)も無料サービスだったので、ウーロン茶を入れてきて飲んで
いましたが、ラーメンはなかなか出来てきません。
悲劇はその時起こりました。
やっと出来上がったらしい「ラーメン中盛り海苔増し」を、バイトの姉ちゃんが、隣の家族連れのテーブル
に持って行くのが見えました。「くそ〜、こっちが先だったのに」と思っていたら、どうやら間違いだった
らしく、もう一度持ち上げた時、後ろを歩いていた別のアルバイトにぶつかって、スープを床にぶちまけて
しまいました。あわてて床を拭いていましたが、しばらくしたら、そのラーメンを何事もなかったかのように
こちらへ持ってきました。
あまりに頭に来たので「このラーメンを喰えって言うのか!!」と怒鳴ったら、あわてて下げていきました。
しばらくしてから「作り直しますので、しばらくお待ち下さい。」と、もう1つの「チャーシュ中盛り」だけ
がやって来ました。
さて、味の方は、スープはまずまず家系の味が出ていますが、麺がほとんど延びかけた状態で、最悪でした。
一度にたくさん作りすぎて、後の方はこうなってしまうのでしょう。
チャーシュは、脂がやや多いようですが、味はまずまずで、子供達も喜んで食べました。
中盛りを1杯食べ終わった後で、作り直した「ラーメン中盛り海苔増し」がやって来ました。
「チャーシューのほうサービスさせていただきました。」この一言で、今までの怒りはどこかへ飛んでいって
しまいました。しかも、今度のチャーシューは、さっきのチャーシューとは全然違います。
脂身の全くない、最上級のチャーシューです。当然味もグーです。
しかも、今回は、麺の硬さもちょうど良い硬さです。たぶん一番最初に上げた麺だからでしょう。
というわけで、当たり外れが大きいということがわかりました。
それにしても、手際が悪いようで、隣の家族連れも、注文を間違えられて、こちらも作り直していました。
後で店員が事情を説明に来ましたが、こぼしたラーメンを拭いている間に、カウンターに置いてあった
ラーメンを別の子が知らずに持って来てしまったのだそうです。
なるほど、いくら何でも酷すぎると思ったらそう言うわけでした。
今日で開店セールも終わりなので、お店の前に飾ってあったお花をもらって帰り、ママも大喜びでした。


10/27(火) 夜 「こうや」(四谷) パパ

曙橋に用事があったので、会社の人と2人で、帰りに四谷まで歩いて「こうや」に行きました。
店の前には、7人ほどの団体が待っていましたが、カウンターの席は空いていました。
ラーメンの本によく出ているので、ラーメン専門店かと思っていたら、店内は思ったより広く、
中華料理店と居酒屋を合わせたような店でした。
席に着くと、お通しが出てきて、「飲み物は」と聞かれたので、ビールを頼みました。
もう既に飲んでいたのですが・・・・(ちなみにビールは大瓶でした)
とりあえず、「支那そば」を注文しました。
なるほど、「ラーメン」と言うよりは台湾の屋台の「支那そば」という感じのモノでした。
麺は、細目で、スープは透明に近い塩味、具はチャーシュー2枚とシナチクと青ネギだけでした。
スープは、トンコツと鶏ガラのようでしたが、どうもこの臭いが気持ち悪くて、好みではないです。
店を出ると、また外に20人ぐらいの団体が待っていました。


10/25(日) 夜 「一寸法師」(十日市場) 4人で

土曜日に、天気が良ければ大宮に遠征する予定でしたが、雨模様のため、断念しました。
そこで日曜日は、「Yokohamaウォーカー」の特集の最初のページに出ていたラーメンが美味しそうに
見えた、「一寸法師」に出かけました。「ラーメン繁盛店98」の写真ではそれほど美味しそうには
見えないのですが、あの写真は大アップで、なぜか美味そうに見えるのです。
出かける前に、調べたところ、どうやら家系のようです。
7時頃到着し、駐車場が見あたらないので店の前に車を停めると、入り口の食券販売機に行列が
出来ていました。けっこう混んでいるようです。
店内は、なかなか綺麗で、長いカウンター20席ぐらいと、テーブルが6席ほどでした。
ちょうど、席がふさがっていたので、「満席ですので、食券を買ってお待ち下さい。」と、
ファミリーレストランのように、親切に案内してくれました。
さっそく、「チャーシュ中盛り \900」と「ラーメン中盛り \700」と「のり \100」×2 を買い
安いので「ギョーザ \150」も買って、「ライス」を買おうとしたら、なぜか見つかりません。
しばらくして気付いたら、「ライス無料」と壁に書いてありました。これはラッキー \(^O^)/
しばらくして席が空き、テーブル席に着いたら、4人掛けのテーブルなのに、ちょうど壁に柱が
あって3人しか座れません。仕方なく、たいしんはパパの膝の上で食べることにしました。
さて、出てきたラーメンは、麺は太め、スープは茶色、具は海苔とほうれん草、見た目は全くの
「家系」のようです。さっそくスープを一口。「むむ、こりゃ家系じゃあないよ・・・」
いわゆる、ただの「豚骨しょうゆ味」のラーメンです。「雅」とか「味道楽」に近い味です。
「豚骨のみを煮込んだ味」というのがこんな味です。
たぶん「鶏油」が入っていないか、入っていても、かなり少な目だと思います。
他のモノを使って臭いを消していると思いますが、それでも若干、臭いは残っています。
私は、個人的にこの味を「家系」とは呼びたくはないですが、ただの「豚骨しょうゆ味」としてみると
まずまずの味は出ていると思います。少なくとも「雅」よりは上でしょうか・・・
まあ、スープはともかく、麺はかなり太く、家系のやや細目の麺とほぼ同じです。
海苔は、普通の家系よりは小さめ(3/2ぐらい)で、枚数も少な目です。
ほうれん草は、冷凍では無いようで、なかなかいけます。
なぜか、「シナチク」が入っていて、これが「非家系」であることを主張しているように思いました。
それと、「チャーシュー」が、普通の家系では見られない「焼ブタ」タイプで、味はなかなかです。
サービスの「ライス」は、小さいお茶碗ですが、ふっくらとみずみずしく炊けており、
とても美味しくいただきました。こちらの方が気に入りました。
それにしても、このラーメンを「家系」だと思って食べている人がいるとしたら、とても
嘆かわしいことだと思います。


10/18(日) 夜 「六角家本店」(六角橋) 4人で

「六角家」は戸塚店には行きましたが本店は行っていなかったので行ってみることにしました。
他のお店でも、本店と支店でずいぶん味が違うので、ちょっと期待して行きました。
天気が悪くて道が空いていたので、藤沢から六角橋まで、行きは50分、帰りは40分でした。
7時頃に付いたら、店の前は行列で、店内にもずらっと並んでいて20人待ちぐらいでした。
それでも、回転が早いので、15分も待ちませんでした。
「チャーシュー」と「のり」と「ライス」を注文すると「味玉子」がサービスのようなので、
「チャーシュー大盛り海苔増し」と「ラーメン中盛り海苔増し」と「ライス」の食券を購入しました。
カウンターのみで、席は25席ほどですが、だいたい半分ずつ総入れ替えで食べていました。
食べている人の後ろで、壁に沿ってずらっと人が並んでいます。まるで「支那そばや」のような光景です。
仕切っているお兄さんが、並んでいる人に味の好みを聞きながら順番に席を決めていきます。
カウンター席の、右半分と、左半分が、ごっそり入れ替わって、次々と席に着くと、すぐにラーメンが
出てきます。みごとな手際の良さです。
さて、我々の順番になり、お兄さんに食券を渡しました。すると、カウンターの一番右端に、お子様用の
テーブルをセットして、お子様用のお椀と海苔が置かれました。
しばらくして、席に着くと、「席は取ってありますからごゆっくりどうぞ」と、我々の席は特別扱いで
ローテーションから外され、ゆっくりとラーメンを食べることが出来ました。
これはとてもうれしいサービスです。
さて、ラーメンは、「さずがに家系の老舗」という感じで、麺もスープも申し分ありません。
「味付玉子」は、中身は半熟で、味も染みていて、これはなかなかの逸品です。
ひとつの玉子を4人で分けて食べました。
ただ、チャーシューが硬くてかみ切れないのと、海苔が油でテカテカして、いまいちでした。
さて、この店には、レンゲがありません。みんなドンブリから直接スープを飲んでいます。
でも、お子様のお椀にはレンゲが付いて来て、「これはラッキー」と、ママがレンゲでスープを飲んでいたら、
「お母さんはレンゲは使わないで下さい」とお兄さんに注意されてしまいました。これは恐るべきです。
ちなみに、「吉村家」と「本牧家」もレンゲ無しですが、「吉村家」はお子様用に付いて来て、
それを使っていても注意はされませんでした。
ということで、「恐るべき度」は 吉村家<六角家<本牧家 の順番です。
しかしここは冷水器が普通ですので、「冷水器の恐るべき度」は 
六角家(普通の)<吉村家(デパート形蛇口付き)<本牧家(デパート形蛇口無し)の順です。


10/17(土) 夜 「旭川ラーメン よしの」(厚木) 4人で

実業之日本社の「おいしいラーメン・餃子の店」の158ページに載っていた「旭川ラーメン よしの」
に出かけました。
この本に載っていた地図では、交差点の名前しか書いてないので、R246から曲がるところを
少し迷ってしまいました。
外見はただのラーメン屋です。店内は、2人用のテーブル2つと、カウンターが15席ほどです。
7時頃に到着しましたが、お客は5〜6人ほどでした。
店内には、「ラーメン繁盛店97年版」と「96年版」のポスターがデカデカと貼られていて、
例によって「木彫りの熊」が掛けられていました。いかにも「旭川ラーメン」という感じです。
一番奥のカウンターについて、「醤油野菜チャーシュー大盛り \800」を2つ注文しました。
やっぱり旭川ラーメンは「醤油」だろうと思ったからです。
でも、どうやら他のお客はほとんどが「味噌」を注文しています。こちらの方が美味いのでしょうか?
さて、出てきたラーメンは、麺はやや太めの硬さはまずまずですが、これといって特徴はありませんでした。
スープは、今までに食べた「旭川系」と比べても、ごく普通の味で、入っている野菜の味が強く感じました。
本来の味は、さらに特徴のないモノではないかと思います。
醤油が強かったり、トンコツが強かったりということはないので、これはこれで「バランスが取れた味」
ということかも知れませんが、「特徴のない味」というのが正解かもしれません。
チャーシューはかなりの薄切りでしたが、味はまずまずでした。
野菜は、モヤシとタマネギが少しだけと、量が寂しかったのですが、「『桃家』の野菜が多すぎる」のだ
という結論で納得しました。
店内には「ラーメン繁盛店」の本の「95年版」「96年版」「97年版」が置いてあります。
なぜか、「98年版」はありません。それもそのはず、掲載されていないからです。
なるほど、わかるような気がします。昔はもっと美味しかったのでしょう。


10/11(日) 夜 「壱六家」(磯子) 4人で

夕方、再チェックの必要があると思っていた「壱六家」に出かけました。
5時過ぎに家を出たのに、途中で「鎌倉街道」の抜け道をチェックしながら、道に迷っていたら
7時前になってしまいました。結局抜け道は見つかりませんでした。(^_^;)
到着したときには、店の前に15人ほどの行列が出来ていました。
並んでいるときに、ちょうど店の前は行楽の帰り車の渋滞で、みんながこの様子を見ていきました。
お客は、ほとんどが、怪しい車やバイクに乗って来た髪を染めた若者達ですが、中には我々のような
家族連れもいました。
約12人づつ総入れ替制で、麺を茹でているため、次回の番には入れませんでしたが、前に待っていた
12人が席に着いてから、12〜3分で食べ終わって出てきましたので、20分待ちぐらいでした。
さて、今回は、「チャーシュー大盛り \950」+「のり増 \50」を2杯注文しました。
今回は、お子様用の「取り皿」と「フォーク」も注文の時に聞かれました。
待っている間に、注文を取りに来たお兄さんが全員の注文を復唱しながら、麺を茹でる担当に伝えて、
さらに、その担当の人がまた復唱しながら麺をほぐして、人数分の麺を鍋に放り込みました。
その間に、「味濃いめ」とか「油多め」とか復唱しながらドンブリにスープも入れていました。
そしてまず、「麺硬め」のラーメンが手際よく作られて次々にカウンターに届けられました。
それから、しばらく間をおいて、普通の硬さのラーメンが出てきました。
さて、出てきたラーメンは、「うーむ、やはり美味い!!」これぞやっぱり「壱六家」という感じです。
始めて食べた時ほどのインパクトはありませんでしたが、ほぼ満足のいく味でした。
やはり、日によってとか、時間帯によって、あるいは作る人によって味が違うのでしょうか?
前回来た時は納得がいかない味でしたが、これなら十分満足できます。
子供達も喜んで、取り皿におかわりして、最後にスープを入れて器ごと飲んでいました。
我々が食べ終わる頃にはまた外に行列が出来ていましたが、全員が食べ終わるまで次のお客を入れずに
待っているようです。
最後はとうとう我々だけになり、ちょっとあせって、急いで子供達に食べさせました。
あまりゆっくりと食べているわけにはいかないようです。
そこで、次回からは「麺硬め」で注文して、早くから食べ始めるようにしようと思います。
それにしても、家族円満の大満足の1日でした。(^_^)v


10/10(土) 夜 「ばりこて」(成瀬) 4人で

今週から、「土曜日は冒険の日」「日曜日は美味しい店に行く日」に決定しました。

さて、今日は町田まで遠征し、インターネットで評価の高い「ばりこて」に行きました。
町田の駅前の道から「成瀬街道」を探したのですが良く解らず、「町田家」という怪しい家系の店
のある商店街を通り抜けて、山を一つ越したらそれらしき街道に出ました。
たぶんこの通りだろうと思って走っていたら、「ばりこて」の看板と隣にコープが見えてきました。
さっそくコープと「ばりこて」の共用駐車場に車を止めて店に入りました。
店内は、テーブル席が2つと、カウンターが8席くらいでした。
厨房には、ご主人らしき人と助手が1人、それにアルバイトらしき女の子が3人もいて、お客より
店員の方が多いような気がしました。
ちょうどテーブル席が1つ空いていたのでそちらに座りました。
メニューを見て、「大盛りは無いですか?」と聞いたら「替え玉にして下さい」と言われたので
「博多ラーメン\600」と「チャーシュー麺\800」それに「ひとくちめんたい\150」と「ごはん\100」
を「硬さ普通」で注文しました。
細麺なので、すぐに出てきました。さっそくスープを一口。「何じゃこれは〜、全然味が無い!!」
と思いしたが、よーくかき混ぜたら、何とか味は付いているようです。まずまずの味です。
でも、替え玉をするのでスープはあまり飲めません。
チャーシューは、なかなか柔らかくて好みの味でしたが、子供たちに取られてしまい、一口しか
食べられませんでした。残念。
さて、麺は、普通の硬さですが、「ちょっと芯があるかな?」というぐらいの硬さです。
コシがあって良いと思いますが、この太さでは、ソウメンを食べているようで、全然食べた気がしません。
すぐに食べ終わり、「替え玉\110」を注文すると「1人用の鍋焼きうどん」のような鍋に入って出てきました。
「うーむ、全然食べた気がしな〜い」と思いながら、すぐに平らげて、もっと食べたい気分でしたが、
ガマンして、「めんたい」と「ごはん」をいただきました。これがなかなか美味しくて、こちらも
おかわりしたかったのですが、ガマンしました。
モノ足りないので、残ったスープを飲みながら、テーブルに置いてあった「辛子高菜」を一口食べたら
「ひぇ〜〜〜〜〜〜っ」
めちゃくちゃ辛くて、舌が麻痺してしまいました。
結局、全然、満腹感が無く(この方が健康的なのだが・・・)お腹がモノ足りなく、帰りにコンビニで
ポテトチップを買ってしまいました。(あ〜 なんて不健康な〜)


10/4(日) 夜 「恵比寿ラーメン」(恵比寿) パパ

「香月」が全然モノ足りなかったので、もう一軒「恵比寿ラーメン」に行きました。
もともと屋台だったらしく、最近までは立ち食いだったらしいですが、ちゃんと椅子が置いてありました。
店にはいると、待っている間に注文を聞きに来て、最初にお金を払いました。
「ラーメン620円」に「味付け玉子」を付けました。
カウンターに座り、すぐにラーメンが出てきました。
まずスープを一口。なるほど屋台のあっさりしょうゆ味ですが、しょうゆがかなり目立っている感じです。
あまり好みではありません。
麺は、やや細目の縮れ麺ですが、まさに屋台ラーメンの麺です。これもまた好みではありません。
チャーシューはかなり硬めで、たくさん噛まなければ飲み込めません。これまた好みではありません。
食べている途中で、「サービスです」と言って「チャーシューのニンニク漬け」がカウンターに置かれ
ましたが、あまり食べたくなかったので、味は未確認です。
2件目なので、ちょっと苦しかったのを考慮しても、やはり好みではありません。


10/7(水) 夜 「香月」(恵比寿) パパ

会社帰りに恵比寿に遠征。まずは「香月」に。
なるほど看板はネオンで輝き、店内はとても綺麗、1人で来ている女の人もいました。
さっそく「ラーメン 700円」を注文しました。
出てきたラーメンは、まず、ドンブリがやたらとデカイ!!。
写真で見たとおり、スープの上に、背脂がぎっしり乗っています。
一口スープを飲み、「なーんだぁ」 がっかり。 スープは豚骨らしいですが、背脂が乗っているだけで、
これといって美味いわけでもなく、ただのスープでした。あっさりし過ぎていて、全然モノ足りませんでした。
麺は、普通の縮れ麺ですが、ちょっと硬すぎて、芯がある感じです。全然好みではありません。
ドンブリのわりには麺は少なく、食べ終わっても全然食べた気がしません。
そこで、もう一軒行ってしまいました。


10/4(日) 夜 「桃家」(大和) 4人で

土曜日に「だし屋」に行ったら7時過ぎにすでに閉まっていて断念、仕方なく近くの「ぐるめ寿司」に行き
回るお寿司を堪能してしまいました。

そこで今日は、再度「だし屋」を目指したのですが、せっかくだから美味しい店に行こうと思い「桃家」まで
足を延ばしてしまいました。
8時頃に到着すると、いつもの席(左のカウンターの一番奥)が空いていたので、さっそくスペシャルシート
を装着して、「肉野菜中盛り」と「大盛りチャーシュ(のりW増し)」と「半ライス」を注文しました。
見慣れないお兄さんが注文を聞きに来ましたが、「のりが20枚くらいになりますがよろしいでしょうか?」
と念を押されてしまいました。ただ、「肉野菜ラーメン」に「海苔増し」したらおかしいから「チャーシュ」に
「海苔W増し」を追加しただけなのに・・・・・
しばらく待っていると、後から来た人もけっこう「肉野菜ラーメン」を注文しています。なかなか人気があるようです。
壁のメニューを見て気が付いたのですが、「味噌ラーメン」とか「キムチ」というトッピングがありました。
今まで全然気が付きませんでした。でも、注文している人は見たことがありません。
さて、ラーメンが出てきましたが、今日はちょっと脂が多くてかなりギトギトしています。
体調のせいかもしれませんが、今日のラーメンはあまり美味しくいただけませんでした。
でも、最後に残ったスープはやはりいつもの味でした。このスープを飲みがら、ご飯を食べるのが一番好きです。
子供たちは相変わらず大喜びで、お肉と海苔と麺を食べていました。
食べている途中で、女の子が風船をもらうのを見て、美穂が「ふうせん ふうせん」と泣き出してしまいました。
「帰りにもらえるから ラーメン食べようね」と言ってもきかず、困っていたら、おばさんが
「じゃあ、先にあげようね」と言って風船をくれました。それと、くじ引きで、またスーパーボールをもらいました。
最後に、アイスも食べて子供たちには大満足のラーメンなのでした。
うーん、やっぱり9点は付けすぎのようなので、8点にしておきます。


10/2(金) 夜 「ラーメン鳳」(品川駅前の屋台) パパ

会社帰りに、「ラーメンマニアックス」に載っていた「ラーメン鳳」に行きました。
ただの屋台なのですが、この道46年というオヤジさんがやっているということで気になっていました。
高輪口の改札を出て、三菱銀行を探したのですがわからなくて、歩いていたら、横断歩道のすぐ脇の
タコ焼き屋のとなりに屋台が出ていて、「鳳」と書かれていました。
ラーメンを作っていたのは確かに本に出ていたオヤジさんでした。
雨でもないのに長靴を履いて一生懸命ラーメンを作っていました。
もう1人、助手のおじさんがいて、お茶を出したりドンブリを片づけたりしていました。
さすがに繁盛店のようで、助手がいるとはスゴイです。
空いていた席に座ろうとしたら、奥のテーブルに通してくれました。
さっそくメニューを見て「スタミナラーメン(750円)」を注文しました。(実はあとで大変なことに・・・)
しばらくしてから、「玉子はどうしますか?」と聞かれました。「ゆで玉子」と「生玉子」が選べるようです。
「ゆで玉子」の方にしました。
席について、後ろからオヤジさんの仕事ぶりを見ていたら、助手のおじさんと2人でニンニクのかたまりを
一生懸命しぼり始めました。ううっ コイツは強力そうだ・・・
しばらくしてラーメンがやって来ました。
スープは透明で、鶏ガラベースのごくあっさりした味です。
麺は細目で、よく見ると透明なところもありますが、まあまあコシもあり、茹で加減はちょうど良いくらいです。
具は、ゆで卵1個と、チャーシューが2枚、あとはネギです。それにスープに溶け込んだニンニクが
強力に効いていて、いい感じです。チャーシュはけっこう大きかったですが、ちょっと硬くていまいちでした。
飲んだ後にはたまらない味なのですが、夕飯にするにはちょっと寂しいラーメンでした。
帰りに電車の中で、臭いがとても気になってしょうがありませんでした。でも美味しかった。


10/1(木) 夜 「井出商店」(新横浜) パパ

いよいよ今日は「井出商店」のオープンです。
会社が終わってから急いで新横浜に行きましたが、電車の乗り継ぎが悪くて、着いたのは7時でした。
さっそく「青葉」があった場所に行くと15人ほど並んでしました。
1時間待ちくらいを予想していたのですが、ほんの10分待ちくらいでした。
さて順番が来て、食券を買おうとしたら、なんと「特製中華そば」と「早すし」は売り切れでした。残念。
しかたなく、「中華そば」と「巻すし」「ゆで卵」を注文しました。とりあえず味はデフォルトです。
カウンターに座って待っていると「巻すし」と「ゆで卵」がすぐに出てきました。
「巻きすし」はただのかんぴょう巻でした。小腹が空いていたのでなかなか美味しく食べましたが、
200円はちと高いような・・・・・
「ゆで卵」は、普通のゆで卵で味はありません。50円は妥当な値段でしょう。
厨房では、オヤジさんが若い兄ちゃんたちに指導していました。兄ちゃんたちは、慣れない手つきで
チャーシューを乗せたり、スープを注いだりしていました。ちょっと不安・・・
さて、やっと「中華そば」が出てきました。見た目はまさにあの井出商店そのものです。
ただ、ちょっとネギが少ない気がしました。カウンターにレンゲが置いてあったので
まずスープを一口。 うーむ、一口目はちょっと豚骨の匂いを感じましたが、味はなかなかです。
和歌山の店のような物足りなさ(味が薄い)はありません。
次に麺を一口。 うーむ、ちゃんとコシがあります。やはり本店より硬くしてあるようです。
和歌山の店は、客層が年寄りが多いので「麺柔らかめ」「味薄め」がデフォルトですが、
どうも、「首都圏向け」と「若者向け」に味をアレンジしてあるようです。
ただ、チャーシューが「特選中華そば」ではなかったので、寂しい肉が3枚あるだけでした。
しかも、半分以上が脂身で、ちょっとガッカリです。
それにしても、スープの味は思っていたよりコクがあり、なかなか気に入りました。
最後にスープを飲み干した後に残る粉は、ちょっと少な目のようです。
「のりや」よりもかなりレベルが高いと思いました。
残念ながら「まっち棒」が未食なので比較は出来ませんが、こちらもぜひ行ってみたいです。
そのあと、2階の居酒屋に行ったら井出商店の「巻すし」が置いてありました。
9時頃もう一度様子を見に行ったら、20人ぐらい並んでいました。
週末は大混雑になるのでしょうか。
井出商店@ラ博
↑初日でしたが、思ったほど混んでいませんでした。

和歌山ラーメン 和歌山ラーメン
↑和歌山ラーメンについて詳しく書かれていました。



↓この続きは、こちらです



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最終更新日:2002”N04ŒŽ17“ú 10:31:42