8・15 Women in Black アクション
国のために、からだは捧げない
日時:2003年8月15日(金) 12:00−13:00
場所:有楽町マリオン時計前
English
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多くの犠牲を払って、もう二度と軍事占領や武力行使をするような過ちは
繰り返さないと誓ったはずの8月15日が、今年もめぐってきた。
―その誓いを踏みにじる法制化の嵐の中で。
虚偽の情報によって侵略されたイラクへの派兵とは、
アメリカの戦争と軍事占領に荷担すること、そして自衛隊員たちに、
イラクの人々との殺し殺される関係を強いることだ。
私たちは同時に、女性の身体に対する支配を正当化し、
男女の平等を否定しようとするあからさまな動きを目にしている。
「産まない女は年金を受け取る資格はない」「性暴力を受ける女にも責任がある」
「ジェンダーフリーは危険思想だ」といったような言葉を、
多くの国会議員や学者が平然と口にして恥じない。
戦前の日本国家は、侵略戦争・植民地支配を行うために、女たちの身体を支配した。
日本の女たちは「産めよ殖やせよ」と、兵士の母の役割を押しつけられ、
ある者は自ら積極的に、ある者は沈黙したまま、動員されていった。
侵略された国々の女性たちは、性暴力の対象とされた。
私たちは、ふたたび日本国家が、私の身体、
そして他国の人々の身体を支配することを許さない。
過去の国家犯罪の事実から目をそむけ、忘れ去ることを許さない。
アメリカの侵略戦争への荷担に、目をつぶらない。
私たちは、沈黙することを拒否する。
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「産めよ殖やせよ」政策と軍事化の復活に反対して、
8月15日に上記のアクションを行います。
多くの参加で成功させ、メディアにも女性の主張を伝えたいと思います。
どうぞ黒衣でご参加ください。
また、このアクションをきっかけとして、
秋の選挙に向けて女性差別議員を国会から追放する
キャンペーンを立ち上げたいと考えてます。
ご関心のある方、ほかに動きを始めているグループがありましたら、
ご連絡くださると幸いです。
連絡先:wibtokyo@earth.co.jp
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