国はわたしを守ってくれるかもしれない
もし日本人なら、そして死人のように黙っていれば・・・
私たちは戦争に備えるように求められている。この世界は暴力に満ちているのだから、
私たちも暴力の行使に慣れなければならないと。
そうして今も、新しい戦争の準備は着々と進められ、イスラエル軍による
パレスティナ人虐殺疑惑には調査さえも受け入れらず、
この国では市民の抵抗の術をとりあげてしまう法案が作られようとしている。
何が「テロ」で何が「有事」なのか。どんな暴力なら許されなくて,どんな形の
暴力行使なら正当化されるのか。その判断を誰かに預けてしまうことなど、私た
ちはできない。なぜなら私たちは知っているから。権力による暴力は多くの場合
暴力と名指されないことを。女性に対する暴力は忘却を強いられてきたことを。
イスラエルで始まったWOMEN IN BLACKの静かな抗議は、
暴力に反対する世界中の女性たちに伝わり、続けられてきた。
恐怖による沈黙、力による支配は、私たちの生きる
この社会と歴史の中に、深く埋め込まれている。
すべての暴力の犠牲者を悼み、恐怖と暴力による秩序を拒否して、
私たちも世界各地の WOMEN INBLACKと行動をともにします。
この行動は、上記の趣旨に賛同する個人の自発的な参加によっています。
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