2010.8.31更新
印が主な更新個所です。)

■諸教派

0.全 体

教派の相違を知るためには、各教派の成立の歴史を知らなければならない。それはすなわちキリスト教会の歴史全体を学ぶことになるので、教会史の教科書が重要。

まず揃えておくべき超基本の2冊

八木谷涼子、『知って役立つキリスト教大研究』(新潮OH!文庫133)、新潮社、2001、432頁、829円。
信徒にも教職にも、信者にも未信者にもおすすめのすごい本。教派の特徴についてよくぞここまで調べたっ!各教派について、名称の由来と起源、特徴と教義、サクラメント、組織形態、礼拝堂の様子や礼拝式の内容、信徒の傾向、国家や社会との関わりや他教派との関連、その教派にまつわるエピソード、用語や表記に関する翻訳者へのアドバイスなど。巻末には、これらをまとめて、さらに正典の範囲、重要とされている信条等、教理や教会史に関するキーワード、職制、教会暦、関連学校、ゆかりの人々、小説や映画などを加えて一覧表になっている。教会の"業界"用語集も楽しい。参考文献表も豊富。聖職者の服装や祈りの姿勢などイラストも豊富。もちろん一面的に過ぎない記述もあるが、そんなのが気なる以上に情報満載。第3刷以降で校正ミスなどが修正されているようだ。→著者のサイト(膨大な文献リストあり)
徳善義和、今橋朗、『よくわかるキリスト教の教派』、キリスト新聞社、19972、186頁、1200円。
第1版は1996年。2007年に新装版、1680円。これでよくわかるかどうか分からないが、とりあえずどんな教派があるかわかる。主な教派の主要な特徴と、日本における教派教団の歴史と特徴。後半には、「『教派』がなぜ出来るのか」「『合同教会』とは何か」そして職制の種類と教派の関係についての著者2名の対談。

大居雅治、佐藤哲典、松本利勝(八代崇監修)『キリスト教資料集――キリスト教史・新共同訳・聖公会』(聖公会出版、1992、147頁、1900円)のpp.78-86に、信仰の源泉、信条と教義、救済の手段、教会制度、国家と教会の五つの観点から、各教派1ページで特徴がまとめられている。

その他、百瀬文晃編『諸教派の証しするキリスト――福音宣教と宗教教育の新しい視点』(サンパウロ、1991)は、見ていないので何とも言えない。古本屋で見つけた石原正己『教会の歴史と系譜――キリスト教のダイナミズム』(ともしびシリーズ7、聖文舎、1971、214頁)は、歴史的経緯を押さえながら諸教派の特徴を1冊で簡潔に紹介ていると感じた。

神学的な相違

ヴィルヘルム・ニーゼル(渡辺信夫 訳)、『福音と諸教会――信条学教本』、教文館、2008、432頁、3675円。
1978年に改革社から発行されたものの復刊で判型もそのまま。若干の誤植の訂正はあるらしい。原著初版は1953。翻訳の底本は、19302にあわせて刊行前の第3版の原稿に基づいている。各教派の教理的特徴の概説。教派間の教理上の対比ではなく、「諸教会の宣べ伝える使信を、イエス・キリストの福音の光のもとに見なおし、また問いなおすこと」が目的である(「日本語版への序文」)。第一部がカトリック、第二部が正教会、第三部がルター派と改革派の比較と、アングロ・サクソンの地盤に成長した諸教会(アングリカン、会衆主義、バプテスト、メソジスト、フレンド派)。
「信条学」とは、そもそもは信条を扱った書物ではない。Symbolik, Symbolicsとは、「信条そのものよりも信条によって表されているその教会の信仰的特性についての叙述」である(渡辺信夫『古代教会の信仰告白』、p.331-332)。「このような呼び方は、ルター派の地盤で行われるようになったものである」(『福音と諸教会』、p.25)。今日では「諸教派学」(Konfessionskunde)が普通に用いられている(『福音と諸教会』、p.23)

類型論

類型論の嚆矢は、M.ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(1904-05)と、「プロテスタンティズムの教派と資本主義の精神」(1906)。後者は中村貞二訳『世界の大思想』U−7、河出書房新社、1963。後に『世界の大思想』第30巻、1972。『ウェーバー 宗教・社会論集』河出書房新社、1988にもあり。

トレルチは、"Die Soziallehren der christlichen Kirchen und Gruppen," 1911. チャーチ、セクト、ミスティシズムの3類型。『講座宗教学』第三巻(東京大学出版会、1978)のp.167に、トレルチの三類型の対照表あり。

H・リチャード・ニーバー(柴田史子訳)、『アメリカ型キリスト教の社会的起源』、ヨルダン社、1984(1929)、310頁。
"The social sources of denominationalism." トレルチの影響を受けて、宗教学的・社会学的側面からアメリカの多様な教派の展開を教団類型論でとらえた、デノミネーション論とエキュメニズム論。

カール・バルト(山本和訳・解説)『教会と諸教派』(長崎書店、1941)は、著作集には入っていない模様。

日本の教団教派

日本における具体的な教団教派とそれぞれの沿革については、『キリスト教年鑑』(キリスト新聞社)や『クリスチャン情報ブック』(いのちのことば社)などを見る。

アメリカの教団教派

Frank S. Mead and Samuel S. Hill (11th Edition Revised by Craig D. Atwood), "Handbook of Denominations in the United States," Abingdon Press, Nashville, 200111.
2005年に第12版(ISBN10: 0-687-05784-1)。
Peter Day, "A Dictionary of Christian Denominations," London / New York: Continuum, 2003.
別にアメリカに限らない。ISBN : 0-8264-5745-2

教派間の対話と一致

1965年に、1054年の西方教会と東方教会との相互破門が解消された。

聖公会・ルーテル共同委員会編、『共同の宣教に召されて――聖公会・ルーテル教会の対話とヴィジョン』、教文館、2008、232頁、1575円。
第一部「座談会 宣教のためのエキュメニズム」、第二部は合意文書として、「ポルヴォー共同声明」、「共に宣教の使命に召されて」、「同意の協約」、第三部は「日本国内での一致と宣教協力への動き」、資料として、「教会の使徒性における監督の職務」、「『教会の使徒性における監督の職務』に対するアングリカン・コミュニオンからの応答」。
聖公会・ローマ・カトリック教会国際委員会(聖公会・ローマ・カトリック合同委員会訳)、『マリア――キリストにおける恵みと希望』、教文館、2007、160頁、1050円。
ローマ・カトリック教会、ルーテル世界連盟(ルーテル・ローマ・カトリック共同委員会訳)、『義認の教理に関する共同宣言』、教文館、2004、109頁、1000円。
1999.10.31(宗教改革記念日!)に調印された共同宣言。「人間の無力さと罪」、「罪の赦しと義とすること」、「信仰により、恵みゆえの義認」、「義とされた者が罪人であること」、「律法と福音」、「救いの確かさ」、「よい行い」など、義認についての細密な議論は他のプロテスタントにとっても重要。巻末では、徳善義和と高柳俊一それぞれが、宗教改革以後カトリックとルーテル教会の一致への歩みを解説。
「一致というものは教会に対する神からの賜物であって、教会がそれ自身の力で達成することのできるものではありません。」(p.14)
なお、2006年、世界メソジスト協議会(WMC)もこれに賛同し、調印した。
この「共同宣言」に対するユンゲルの批判とパネンベルクの擁護については、近藤勝彦『キリスト教の世界政策』(教文館、2007)の中の第16章「現代のエキュメニズムについての一考察――カトリック教会とルター派教会との「義認の教理に関する共同宣言」をめぐって」。
徳善義和、百瀬文晃編、『カトリックとプロテスタント――どこが同じで、どこが違うか』、教文館、1998、224頁、1260円。
単に相違を比較して述べただけでなく、カトリック教会と日本福音ルーテル教会との共同執筆としても大きな意義がある。『義認の教理に関する共同宣言』の「あとがき」でも「併せて読んでいただきたい」とされている。

1995.5.25の教皇ヨハネ・パウロ二世の回勅「キリスト者の一致」(Ut Unum Sint)は、カトリック中央協議会、1996、144頁、1121円。

「神学は自らの教派的出自に捕らわれるものなのだ。そういう考え方に踏みとどまる人たちがまっとうな神学者なのである。・・・だから、現に在る教派の伝統から離れて、抽象的な価値中立的な形でのエキュメニズムの神学が成立するという考え方は完全に誤っている。」佐藤優『神学部とは何か――非キリスト教徒にとっての神学入門』(シリーズ神学の船出00)、新教出版社、2009、pp.44-45。

1.東方正教会

入手容易な基本文献としては、以下の4冊を押さえればよいだろう。なお、正教会全般に関する情報は、Cirilさんの「イコンの在る世界」に詳しく、資料も豊富。

オリヴィエ・クレマン(冷牟田修二、白石治朗 訳)、『東方正教会』、白水社 文庫クセジュ607、1977、173頁、980円。
正教会の人も一押しの概説書。西方への批判も多く書かれているが、神学的に述べられている。付録に、聖職者の名称の日本語、英語、フランス語、ロシア語の一覧表と、日本ハリストス正教会の教会暦。
高井寿雄、『ギリシア正教入門』、教文館、1978改訂版、212頁、1,700円。
正教の入門書。イコン、聖歌、服装と聖器物、奉神礼(礼拝)、機密(サクラメント)などについて。付録に「日本で出ている聖歌関係のレコードおよび楽譜」と略年表。
高橋保行、『知られていなかったキリスト教――正教の歴史と信仰』、教文館、1998、232頁、2200円。
これも正教の紹介という感じ。祈りや美術などについて。付録に正教会での聖書各巻の呼び名がまとめられているのは興味深い。その他、用語集、十二大祭一覧、全世界の正教会一覧(ほんとに列挙だけ(^^;)。図書館で借りた。
高橋保行、『ギリシヤ正教』(講談社学術文庫500)、1980、318頁。
けっこう良い本。付録に、詳しい年表、教会法、暦、聖体礼儀の種類、経典、神品の名称など。

正教会の用語としては、礼拝が「奉神礼」、聖霊が「聖神」、サクラメントが「機密」、教父が「聖師父」。

ロシア正教会の歴史をたどるには、N. ゼルノーフ(宮本憲訳)、『ロシア正教会の歴史』、日本基督教団出版局、1991、254頁、2957円がよいらしい。原著"The Russians and Their Church"の第三版からの翻訳。

2.カトリック

Vaticanのカタカナ表記は、バチカンだったり、ヴァチカンだったり、ヴァティカンだったり。バティカンもあるのか。

南山大学監修、『第2バチカン公会議・公文書全集』、サンパウロ、1986、437頁、1900円。
第2バチカンの路線を知るのに重要。「教会憲章」、「エキュメニズムに関する教令」、「キリスト教以外の諸宗教に対する教会の態度についての宣言」などが興味深い。
ちなみに、これに解説を加えた、南山大学監修『第二バチカン公会議解説叢書』(中央出版社、1969)は全7巻。
世界に開かれた教会現代世界憲章と諸宗教に関する宣言の解説
世界に呼びかける教会宣教活動教令、啓示憲章、エキュメニズム教令の解説
自覚を深める教会教会憲章とカトリック東方諸教会教令の解説
光をおびる教会キリスト教的教育宣言、信徒使徒職教令などの解説
新風かおる教会信教の自由宣言、典礼憲章、修道生活刷新教令などの解説
歴史に輝く教会教会会議の神学、公会議史、公会議後の神学
公会議公文書全集(別巻)羅和対照
なお、第二ヴァチカン公会議公文書集の改訳が着手されたらしい。山岡三治「第二ヴァチカン公会議から40年を過ぎた今」(『キリスト教年鑑2007年版』、キリスト新聞社、2006)による。
日本カトリック司教協議会教会行政法制委員会訳、『カトリック新教会法典 羅和対訳』、有斐閣、1116頁、15000円。
教団の教憲教規ではカバーしきれない問題を考えるのに役立つ、プロテスタントの牧師も必携の教会法。世俗の法と擦れ合う部分をどう自己規制するかがよくわかるとのこと。
H.デンツィンガー(浜寛五郎訳)、『改訂版 カトリック教会文書資料集』、エンデルレ書店、19924、810頁、9806円。
プロテスタントの牧師にとっても、実践神学的に重要。熊澤先生が「ぜひ買っておけ」と言ったらしい。
『カトリック教会のカテキズム』、カトリック中央協議会、2002(1995)、840頁、3600円。
1985年の第二バチカン公会議閉会20周年記念の世界代表司教会議をきっかけに編纂され、第2バチカン公会議開会30周年の記念として1992年12月7日に初版発行。その後1997年9月に出た改訂版からの邦訳。16世紀のトリエント公会議以来4世紀ぶりのカテキズム。しかし、信徒向けというよりも、教理を教える側の参考書、カトリック信仰を研究する人々の研究書を目的としているとのこと。
この「新カテキズム」を要約し、牧者に質問する問答形式にした新書判の本が、ドミニコ会研究所編(本田善一郎訳)『カトリックの教え――カトリック教会のカテキズムのまとめ 改訂版』(ドン・ボスコ社、2004、200頁、840円)。『カトリック教会のカテキズム』改訂版の邦訳に合わせて、用語やカテキズムとの対応部分を明記しているとのこと。
日本カトリック司教協議会常任司教委員会編『カトリック教会のカテキズム要約(コンペンディウム)』(カトリック中央協議会、2010、350頁、1260円)は、『カトリック教会のカテキズム』に従った598の問答。
『カトリック教会の教え』、カトリック中央協議会、2003、552頁、2500円。
『カトリック教会のカテキズム』に準じつつ、「インカルチュレーション」の観点から、現代の日本人の意識や諸問題に対応した、日本独自の「要理書」とのこと。『カトリック教会のカテキズム』が受洗前教育向けであるのに対し、『カトリック教会の教え』は受洗後の教理と信仰生活の学びとの解説がどこかにあったが。
『カトリック要理』、中央出版社、1972、225頁。
小さな本。持っていて損はないと思うが、『カトリック教会のカテキズム』に取って替わったのか?
岩下壮一(稲垣良典校訂・解説)『カトリックの信仰』(講談社学術文庫1131)、講談社、1994、2205円)という文庫にしてはかなり厚い本があるようだが、いつの時代に書かれたものか? 岩下壮一は1889.9.18-1940.12.3だから、戦前の本。公教要理の解説という形らしい。
信徒向けの解説として、百瀬文晃『キリストを知るために――カトリック要理解説』(サンパウロ、1985、273頁、1300円)とその続編の『キリストとその教会――カトリック要理解説』(サンパウロ、1988、392頁、1700円)というのがあった。

非カトリック向けの解説に、小高毅『よくわかるカトリック――その信仰と魅力』(教文館、2002、286頁)。カトリックとプロテスタントを比較したものはいろいろあるが、最近のものでは、徳善義和、百瀬文晃編『カトリックとプロテスタント――どこが同じで、どこが違うか』(教文館、1988,221頁、1200円)がある。これは、ルター派教会とカトリックの比較と対話。

増田祐志編、『カトリック神学への招き』、上智大学出版(発売:ぎょうせい)、2009、304頁、2100円。「1 神学の基礎としての哲学」、「2 歴史から学ぶ」、「3 聖書学」、「4 教義学」、「5 実践神学」、「6 現代の神学」の6部からなる。教義学では、神学的人間学(光延一郎)、キリスト論(岩島忠彦)、教会論(増田祐志)、教会と秘跡(具正謨)。実践神学では、典礼(具正謨)、倫理(竹内修一)、教会法(菅原裕二)、霊性(山岡三治)。現代の神学は現代神学の課題(増田祐志)。

第二バチカン後の歩みや日本での取り組み

G. アルベリーゴ(小高毅監訳)、『第二ヴァティカン公会議 その今日的意味』、教文館、2007(2005)、272頁、2415円。
光延一郎編著、『日本の教会と神学――第二ヴァチカン公会議後40年の歩み』、サンパウロ、2007、384頁、2310円。
山田経三、『第二バチカン公会議、その時・・・――『現代世界憲章』のこころ』(真生会館ブックレット4)、サンパウロ、2007、38頁、263円。
名前の「経」は旧字。山田経三は、「解放の神学」関連の著書訳書が多い。
カトリック東京教区生涯養成委員会編、『講演集 第二バチカン公会議と私たちの歩む道』、サンパウロ、1998、186頁、1155円。
松本三朗、『神の国をめざして――私たちにとっての第二バチカン公会議』、オリエンス宗教研究所、1990、260頁、1365円。

『キリスト教年鑑 2007年版』(キリスト新聞社、2006)に、山岡三治「第二ヴァチカン公会議から40年を過ぎた今」あり。

3.聖公会

イギリスではThe Church of Englandすなわち英国国教会、アメリカではAnglican Church。ローマ教皇の権威を否定する点ではプロテスタント、しかし使徒伝承を保持する点ではカトリック的。主教制をとることと祈祷書(The Book of Common Prayer)が特徴。日本での祈祷書の現行は第4版1996年らしい。森紀旦編『聖公会の礼拝と祈祷書』(聖公会出版、1989)という本がある。三十九箇条(The Thirty-Nine Articles、1571年)も重要。これは信仰告白文書ではなく教義的立場を明らかにしたもの(八代崇は、告白するものではなく「同意するもの」と言っている(東神大パンフ19『教会論』、p.38))。ランベス四綱領(Lambeth Quadrilateral、1888,1930)(聖公会綱憲)も注目。東神大パンフレット19の『シンポジウム 教会論』に八代崇が四綱領を中心に聖公会の教会観を解説した講演録がある。

塚田理、『イングランドの宗教――アングリカニズムの歴史とその特質』、教文館、2004、8820円。
聖公会を総合的に描く初めての本格的紹介書だそうだ。
西原廉太、『聖公会が大切にしてきたもの』、聖公会出版、2010、96頁、1260円。
100ページ弱で知る聖公会。

ウィリアム・テンプルは「聖公会の使命は消えてなくなることにある。」と言ったらしい。(『シンポジウム 教会論』東神大パンフ19、p.46)

4.ルター派、ルーテル教会

なぜか「ルーテル派」とか「ルター教会」とは言わない。ルター派は、古代教会における三つの基本信条(使徒信条、ニカイヤ信条、アタナシオス信条)と宗教改革期の六つの信仰告白文書(改訂されないアウグスブルク信仰告白、アウグスブルク信仰告白の弁証、ルターの大小教理問答、シュマルカルデン条項、和協信条)を重んじる。1580年の「和協信条書」でこれらがまとめられた。これを『一致信条書』と呼ぶ。ただし、北欧系のルター派教会では、三つの基本信条とアウグスブルク信仰告白と大小教理問答以外は、取りたてて重んじられていないらしい。

信条集専門委員会訳、『ルーテル教会信条集《一致信条書》』、教文館、2006、1080+138頁、26250円。
以前は、聖文舎、1982。

5.改革教会、改革派、長老主義

基 本

I.ジョン・ヘッセリンク(廣瀬久允 訳)、『改革派とは何か』、教文館、1995、247頁、2500円。
牧田吉和、『改革派神学入門 改革派信仰とは何か』、日本基督改革派教会西部中会文書委員会(発売:聖恵授産所出版部)、1999、261頁、2000円。
ジョン・H・リース(吉田信夫訳)、『改革派教会の伝統』(教会と宣教双書14)、新教出版社、1989(1977,1981Rev.)、307頁。
引用や注、索引はほとんど省略されている。
アメリカの長老派での伝統を中心に記述している。「1 信仰の伝承」で伝統ということについて、「2 改革派の諸教会」で宗教改革からの歴史、「3 改革派の伝統の気質」、「4 神学と改革派の伝統」、「5 教会政治と改革派の伝統」、「6 礼拝と改革派の伝統」で教会生活や神学、教会政治、礼拝の特徴、「7 文化と改革派の伝統」で文学、絵画、建築、音楽、政治経済との関わり、最後に「8 将来の展望」。
原著で第1章の冒頭にある「伝承と諸伝承」の節は、この章の最後に置かれている。訳者は「読者が「伝統」の問題提出の背景を最初に読んだ方が、問題の所在把握に便利かと思ったから」という(「訳者あとがき」、p.306)。これについて加藤常昭は、「これは暴挙である。この伝統と福音との本質的な関係を論じる短い部分が、書物全体の出発点となっていることは一読して明らかである。・・・教会の伝統は、社会的コンテキストよりも、福音のコンテキストにおいてまず理解されるべき・・・少なくともリースの理解はそうであって、訳書がその筋道を変更することは許されない」。 (加藤常昭、「礼拝史の視点」、『季刊 教会』1号の「シリーズ共同研究<礼拝(リタージー)>その一」、1990.11)
ドナルド・K. マッキム(原田浩司訳)、『長老教会の信仰――はじめての人のための神学入門』、一麦出版社、2009、189頁、2100円。
長老教会の信仰を、「啓示し、創造し、そして導いてくださる神」、「わたしたちのような罪人を救ってくださる救い主」、「信仰が生まれ、養われ、育まれる教会」の三部に分けて紹介。そのどれもが「神の栄光」に至るとのこと。

『シンポジウム 教会論』(東神大パンフ19、1979)の榊原康夫の発題もとても参考になる。

諸信仰告白に言い表された信仰理解について

P.ヤコプス(池永倫明訳)、『改革主義信条の神学』(教会と宣教双書、10)、新教出版社、1981、216頁。
信条の意義について、宗教改革期の諸信条の特徴、そして第3部で改革派神学の基本線を12のテーマから述べられている。どちらかというと、信条に関する部分の方が興味あるので、そこだけコピーした。
ヤン・ロールス(芳賀力訳)、『改革教会信仰告白の神学――その教義学的特質』、一麦出版社、2000(1987)、543頁、6000円。
高っ!。「第一部 改革教会の伝統的な信仰告白の成立事情」は50ページほど。第二部が教理の説明で400ページを超える。「第三部 和解と寛容、改革教会の新しい信仰告白の成立」でバルメン宣言までを述べる。巻末に訳者による教理の論点の要約あり。

カルヴァンとカルヴィニズム

渡辺公平、『カルヴァンとカルヴィニストたち』、小峰書店、1973、282頁、2000円。
渡辺公平は1910.3.7-2005.11.18。
E.パーマー(鈴木英昭訳)、『カルヴィニズムの五特質』、つのぶえ社、800円。
森川甫編、『現代におけるカルヴァンとカルヴィニズム』、すぐ書房、1987。
ポール・ヘルム(松谷好明訳)、『カルヴァンとカルヴァン主義者たち』、聖学院大学出版会、2003(1982)、197頁、3000円。
イギリスのピューリタンがいかにカルヴァンから離れているかを極端に論じているR.T. ケンドール『カルヴァンと1949年までのイギリス・カルヴァン主義』に対して、カルヴァンと後の「カルヴァン主義者たち」との間には神学的連続性があることを論証して反論している著。ここでの関心は特にウェストミンスター神学である。「制限的贖罪」の問題、回心と意志の問題、行いと救いの問題が取り上げられる。また、「日本語版への序文」で著者は、カルヴァン主義者たちはスコラ主義的方法を導入してカルヴァンから逸脱したという批判に対して、カルヴァンの『綱要』は、スコラ学者と意見を異にしつつも、スコラ的な思考様式に負っているところがあるとする。

最近のもの

J.H. スマイリー(山口俊夫訳)、『長老教会の歴史』、教文館、2006、2625円。
ドナルド・K.マッキム(原田浩司訳)、『長老教会の問い、長老教会の答え――キリスト教信仰の探求』、一麦出版社、2006(2003)、187頁、2100円。
「長老教会はどこから来たのか?」から「教会規律とは、またなぜ教会規律は重要なのか?」までの92項目。その間は、聖書、神、イエス・キリスト、人間、聖霊、救い、教会、礼拝、サクラメント、キリスト者の生、神の支配の順。
ドナルド・K.マッキム(原田浩司訳)、『長老教会の信仰――はじめての人のための神学入門』、一麦出版社、2009(2003)、192頁、2100円。

長老制度については、実践神学の教会政治のところで。

6.バプテスト

起源はいろいろだが、実際的には、17世紀初めにイギリスのジョン・スミスがジェネラル・バプテストの立場の教会を設立したことに始まる。バプテストは、バプテスマの方式が浸礼であることに固執し、各個人の自覚的な信仰を強調することが特徴。その他の面ではなんでもありかも。ファンダメンタルあり、リベラルあり。カルヴァン主義あり、アルミニウス主義あり。WCCに参加しているグループあり、非エキュメニカルな人たちあり。個人主義的であるゆえに、各個教会主義的、会衆主義的、非職制論的、サクラメントが形式的である。

とりあえず手元に、木村文太郎、松田正三『バプテストの信仰と歴史』(日本バプテスト連盟、ヨルダン社発売、1970、219頁)という本がある。斎藤剛毅『バプテスト教会の起源と問題――信仰の自由を求めた人々』(ヨルダン社、464頁、3107円)はけっこう本格的。浜島敏『神さまからの手紙(ラヴ・レター)――聖書のお話』(ヨルダン社、2001、161頁、1600円)の付録に、著者の立場からの23ページほどの「バプテスト小史」あり。

H.ホイーラー・ロビンソン(高野進訳)、『バプテストの本質』、ヨルダン社、1985(1911)、94頁。
「信仰のバプテスマ」を解説した短い本。かなり読み継がれているらしい。ロビンソンは、船水衛司訳『旧約聖書における集団と個』(教文館、1972(1936-38))の著者。
高野進、『近代バプテスト派研究』、ヨルダン社、1989、284頁。
バプテスト派の成立史、バプテスマ理解と問題、リマ文書との関わり、政教分離と信教の自由について。また、ウィリアム・ケアリー、ジャドソン、ネイサン・ブラウン、ロビンソン、M.L.キングJr.の人と思想の紹介。
森島牧人、『バプテスト派形成の歴史神学的意味』、燦葉出版社、1995、307頁、2800円。
日本バプテスト同盟の牧師による論考。「宗教改革とバプテスト」、「アナバプテストと宗教改革」、「バプテスト派形成の歴史」の3章に、結語として「バプテスト派浸礼採用の神学的意図」。

7.メソジスト

18世紀イギリスのジョン・ウェスレーに始まる。メソジストの研究というのは、ほとんど、ウェスレーの神学の研究である。

ウェスレーの評伝や思想については、「歴史」のページのウェスレーの項、及び、「伝記」のページも参考に。ウェスレーについて最も手っ取り早く知るには、やはり野呂芳男『ウェスレー』(人と思想95、清水書院、1971、234頁、700円)しかないか。

ウェスレーの神学全体

野呂芳男、『ウェスレーの生涯と神学』、日本基督教団出版局、1975、668頁。
ウェスレーの神学を体系的に記した大作。第一部が生涯、第二部が神学。
野呂芳男、『ジョン・ウェスレー』、松鶴亭出版部、2005、323+19頁、3675円。
野呂芳男は、1925.8.2-2010.4.26。著者4作目のウェスレー書。野呂芳男ホームページによれば、著者の最初のウェスレーに関する著作である『ウェスレー』(日本基督教団出版部、1963)に、その後のウェスレー研究の紹介と評価を加えて増補改訂版を出す予定だったが、全体にわたって徹底的に書き直しがなされ、全く新しい内容になったとのこと。第1章は生涯。第2章以下、神学思想として、認識論、人間論、キリスト論、キリストの三職論、義認と聖化、キリスト者の完全、聖霊による確証。第9〜10章で最近のウェスレー研究の評価。送料無料になる紹介のページあり。
藤本満、『ウェスレーの神学』、福音文書刊行会、1990、459頁、6000円。
これも、ウェスレーの神学を体系的に記した大作。巻末に優れた文献表あり。

その他、野村誠『ウェスレーの神学思想――18世紀英国民衆とメソジズム』(白順社、1998、355頁)は、ウェスレーの神学の本質は神秘的なサクラメント論だという視点からまとめたウェスレー神学。

社会学的、思想史的研究書には、次のようなものがある。岸田紀『ジョン・ウェズリ研究』(ミネルヴァ書房、1977、380頁)は、マックス・ウェーバーとの対話からウェスレーの職業倫理を「慈善」倫理として展開。山中弘『イギリス・メソディズム研究』(ヨルダン社、1990、446頁、3786円)は、産業革命を背景として成長したイギリスのメソディズムを宗教現象として宗教社会学的に分析。清水光雄『ジョン・ウェスレーの宗教思想』(日本基督教団出版局、1992、394頁、6311円)は、当時の科学や哲学との関わりから思想史的にウェスレーの思想を位置づける。内海健寿『イギリス・メソジズムにおける倫理と経済』(キリスト新聞社、2003、100頁、1300円)は、イギリスのメソジズムが産業労働者に与えた影響などメソジズムの倫理と経済を解説。

ウェスレーの神学各論

ウェスレーの神学の各論としては、野村誠『初期メソジズムの本質――ジョン・ウェスレーにおける聖化と聖礼典』(新教出版社、1978、98頁、600円)は、ウェスレーの聖化論は個人主義的なものではなく、教会論的、キリスト論的構造を持っていると主張。その他、L.M.スターキー(山内一郎、清水光雄訳)『ウェスレーの聖霊の神学』(新教出版社、1985、308頁、3000円)。H.リントシュトレーム(野呂芳男監訳)『ウェスレーと聖化』(新教出版社、1989、418頁、3495円)。青山学院大学総合研究所キリスト教文化研究センター編『ジョン・ウェスレーと教育』(ヨルダン社、1999、255頁、2000円)は6論文収録、メソディズムにおける教育に関する著作論文の解題付き文献リストあり。清水光雄『ウェスレーの救済論――西方と東方キリスト教思想の統合』(教文館、2002、250頁、4200円)は東方教会の霊性の影響を論じる。坂本誠『ウェスレーの聖餐論――宣教の業としての聖餐』(教文館、2009、1995円)

学会誌等

『ウェスレーとメソジズム双書』(1〜6、ウェスレー協会、1963〜1972)(1.ウェスレーとカルヴィニズム、2.ウェスレーと聖化、3.ウェスレーと教会論、4.ウェスレーの聖霊論、5.ウェスレーと宣教、6.ウェスレーの聖書解釈)

『ウェスレー研究会パンフレット』(2001.12現在No.10まで、更新伝道会、1977〜)

『ウェスレー・メソジスト研究』(日本ウェスレー・メソジスト学会、2000〜)

最近の著作

山内一郎、『メソジズムの源流――ウェスレー生誕300年を記念して』、キリスト新聞社、2003、252頁、1500円。
ウェスレー生誕300年を記念して。ウェスレー兄弟の回心から神学思想(聖書解釈、教会観、礼拝観、救済論、教育論)を論じた講演・論文集。
青山学院大学総合研究所 キリスト教文化研究センター編、『キリスト教と人間形成――ウェスレー生誕三〇〇年記念』、新教出版社、2004、356頁、2500円。
同題のプロジェクトの研究成果としての8論文。『ジョン・ウェスレーと教育』(ヨルダン社、1999)の延長上に位置づけられている。大島力「族長物語(創世記一二−五〇章)と人間形成」、東方敬信「新約聖書におけるキリスト教と人間形成――道徳性発達理論とマタイによる福音書」、深町正信「ジョン・ウェスレーの人間理解――神学的人間理解をめぐって」、藤本満「ウェスレーによる「人間形成」論」、池田稔「メソジズム信仰とイギリスにおける近代的人間形成――ジョン・ウェスレーの宗教・教育活動と労働者階級の文化及び自己形成意識の醸成」、大森秀子「メソジスト系キリスト教大学における人間形成――アメリカのプロテスタント大学の世俗化をめぐって」、酒井豊「現実に開かれた確信の基礎をつくるもの」、吉岡良昌「近代教育思想における人間形成論――スピリチュアリティ育成の課題に向けて」。巻末に簡単な紹介文を付した「文献ガイド」がある。
ケネス・キングホーン(大塚篤監修、鎌野直人訳)、『21世紀に語るウェスレー』、ベラカ出版、88頁、1050円。
というのがあるらしい。2004年に関西聖書神学校の夏期セミナーでの講演録。
澤田泰紳(土肥昭夫編集)、『日本メソヂスト教会史研究』、日本基督教団出版局、2006、322頁、6720円。
第1章 明治期における在日本メソヂスト諸派合同運動の研究、第2章 日本メソヂスト教会史―三派合同を中心として、第3章 カナダ系日本メソヂスト教会の伝道と教会形成―Circuit Systemを中心として、第4章 イビーにおける伝道とキリスト教理解、第5章 日本におけるメソヂスト教会の自給について、第6章 明治期の地方農村における教会の自給について―日本メソヂスト市川教会の場合、第7章 平岩愃保―メソヂスト教会の指導者、第8章 白石喜之助の「非戦」の思想、第9章 『護教』『教界時報』『日本メソヂスト新聞』『日本基督教新聞』『日本メソヂスト時報』解説
ジャン・クランメル(クランメル房子訳)、『メソジスト・プロテスタントチャーチ・イン・ジャパン――日本における米国美普教会の宣教史』、横浜本牧教会、2006、368頁、2000円。
清水光雄、『メソジストって何ですか――ウェスレーが私たちに訴えること』、教文館、2007、1890円。
坂本誠、『ウェスレーの聖餐論――宣教のわざとしての聖書』、教文館、2009、214頁、1995円。

8.福音派、根本主義

福音派(エヴァンジェリカルズ、エヴァンジェリカリズム)と根本主義(ファンダメンタリスト、ファンダメンタリズム)は異なる。しかし、しばしば「主流派」の教会は、福音派と根本主義の区別が付かない。また、福音派(エヴァンジェリカリズム)と福音主義(エヴァンジェリズム)は異なるが、しばしば「福音派」の人たちは区別しない。

宇田進、『福音主義キリスト教と福音派』、いのちのことば社、増補版、1993、313頁、2400円。
初版(1984年)は『福音主義キリスト教とは何か』というタイトルだった。いわゆる福音派の歴史的起源と特徴が分析されまとめられていて重要。おもしろかった。巻末には、「ローザンヌ誓約」など13の福音派の宣言や声明が収められている。同じ著者による小論「現代福音派教会の神学」(熊沢義宣、野呂芳男編『総説現代神学』日本基督教団出版局、1995)も参照。
アリスター・マグラス(島田福安訳)、『キリスト教の将来と福音主義』、いのちのことば社、1995(1993)、306頁、3000円。
「マグラス」とはあの「マクグラス」のこと。またタイトルの「福音主義」が指すものは「福音派」にかなり近い。福音派の性格をしっかり見極めながら、歴史的起源、根本主義の問題、特徴、長所と短所などよく書かれている。福音派とメインラインやカトリックとの関わりも。ジョン・ストットによると「福音主義者も非福音主義者も等しく本書を読むべき」。マクグラスはイギリスの聖公会福音派
C.ノーマン・クラウス、家名田弘編、『伝道 福音派 福音主義』、すぐ書房、1983、216頁。
アメリカの福音主義内あるいは福音派内の状況。
中村敏、『日本における福音派の歴史――もう一つの日本キリスト教史』、いのちのことば社、2000、283頁、2200円。
ジェームズ・バー(喜田川信、柳生望 他訳)、『ファンダメンタリズム――その聖書解釈と教理』、ヨルダン社、1982(19771,19812)、426頁、4,200円。
ファンダメンタリズム批判と言うよりは福音主義批判として物議をかもした本。巻末に喜田川による「日本におけるファンダメンタリズム――理論的福音派」という小さい文あり。マクグラスはこの本を、根本主義と福音主義の区別をし損なっていて、英国の福音主義を学問的に価値のないものとしていると批判している(『キリスト教の将来と福音主義』p.57,139)
H.ティーリケ(佐伯晴郎訳)、『現代キリスト教入門――福音的信仰の核心』、ヨルダン社、1972初版1975改訂再版(19641,19652)、332頁。
初版は『アメリカ人との対話――宗教と政治をめぐって』というタイトルだった。根本主義者からの問いかけに答える形で、聖書理解、処女降誕、予定論、教会の政治参加などについて語る。

9.カリスマ運動

手束正昭、『キリスト教の第三の波――カリスマ運動とは何か』、キリスト新聞社、1986、224頁、1800円。
手束正昭、『続・キリスト教の第三の波――カリスマ運動とは何か』、キリスト新聞社、1989、261頁、1800円。
社会派からカリスマ運動に急転向した高砂教会におけるカリスマ運動論。神学的位置づけはちょっと強引か。
ジョン・ウィンバー、ケビン・スプリンガー(辻潤訳)、『力の伝道』、暁書房、1992、332頁、1800円。
現在はマルコーシュ・パブリケーションから。
ジャック・W.ヘイフォード(増井誠太、南雲行夫 訳)、『オン・ザ・ウェイ教会』、レインボー・コミューン、1985、314頁、1800円。

その他の基本的なカリスマ本は、C.ピーター・ワーグナー『聖霊の第三の波』(辻潤訳、暁書房、1991、後にマルコーシュ・パブリケーション、1993)、ダビデ・チョー・ヨンギ『三拍子の福音』など。ヨルダン社からR.H.カルペッパー『カリスマ運動を考える』というのも出ていた。カトリックでのカリスマ運動については、フランシス・サリバン(小林有方訳)『霊の賜物とカリスマ刷新』(聖母文庫、聖母の騎士社、600円)がある。生ける水の川から他には、M.ハーパーの『カリスマ運動の流れ』というのもあるようだ。

10.無教会

高橋三郎『無教会とは何か』(教文館、1994、186頁、2000円)というのが教文館から出ている。

無教会の人は、内村鑑三(1861-1930)、塚本虎二(1885-1973)、黒崎幸吉(1886-1970)、矢内原忠雄(1893-1961)、三谷隆正(1889-1944)、大塚久雄(1907.5.3-1996.7.9)、岩隈直(1909.10.5-?)、関根正雄(1912.8.14-2000.9.9)、中沢洽樹(1915.11.15-1997.6.18)、泉治典(1928.9.16-)など。